東京海上日動、SaaS型保険システムを活用したデジタル事故受付機能を導入し提供開始

東京海上日動火災保険は、SaaS型保険システムを活用したデジタル事故受付機能を導入し、8月1日から提供を開始する。これによって、様々な事業者の商品・サービスに保険商品を組み込む形で提供されている、組込型保険(エンベデッド・インシュアランス)等の購入者の人々が、保険加入から事故受付までシームレスに完結することが可能となる。

テクノロジーが進展しオンラインを活用したビジネスモデルが普及する中、商品・サービスを購入する生活者の意識は大きく変化している。こうした中、オンライン上で提供される商品・サービスに保険商品を組み込み、一つの商品・サービスとして提供する組込型保険(エンベデッド・インシュアランス)が、その利便性の高さから注目されている。

同社でも、様々な事業者のオンラインプロセスの中で、組込型保険に申込・加入できる仕組みを構築しているが、これまで、事故が起きた際の保険金請求に必要な事故受付については、電話や東京海上日動マイページ(東京海上日動ホームページ、東京海上日動あんしん生命ホームページまたは東京海上日動マイページアプリからアクセスできる契約者専用サービス)を使った連絡が必要となっており、申し込み時のオンラインプロセスとは切り離されていた。事故受付までシームレスに手続きできる仕組みを構築することは、個別の事業者ごとにシステムをカスタマイズする必要があるためこれまで導入が進んでいなかったもの。

こうした中、事業者の、自社のオンラインプロセス上で、申し込みから事故受付まで完結する仕組みをユーザーに提供したいというニーズをとらえ、事故受付機能を汎用的に提供できる仕組みを構築し、幅広く事業者に提供を開始することとした。

SaaS型保険システムを活用したデジタル事故受付機能は、各事業者が提供するアプリやオンラインサービス等の形態に合わせて導入でき、購入者が、保険加入から事故が起きた際の保険金請求に必要な事故受付まで、シームレスにオンライン上で手続きをすることが可能となる。

またこれまで事故が起きた際に、事故者の方が補償の対象となるか(被保険者であるか)をメールやFAX等で保険会社から事業者に確認するケースがあったが、当該情報をSaaS上で情報連携ができることで効率性の向上が見込まれ、迅速な対応に繋がる。

同社は第1弾として、みんなの銀行が運営するデジタルバンクアプリ向けに事故受付機能を導入する。これによって、同社が提供する、みんなの銀行プレミアム会員を対象としたデビットカード決済商品向け「動産総合保険」において、デジタルバンクアプリ上で事故受付まで行うことが可能となる。

また当該機能は、汎用的に様々な事業者が提供するサービスに組み込むことを前提としており、今後他の保険種目・事業者に幅広く提供を行うことで、同社は組込型保険事業のさらなる拡大を目指す考え。

[開始日]8月1日(火)

東京海上日動火災保険=https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/


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