「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトが本格始動、お笑いコンビ・見取り図が肥満と肥満症の違いについて学ぶ

「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトをPRする、お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎さん(左)とリリーさん

日本イーライリリーと田辺ファーマは、3月4日の「世界肥満デー」に合わせ、肥満症の啓発を目的とした「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトを本格始動した。3月3日に開催されたプロジェクト発表会では、ゲストとしてお笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎さんとリリーさんが登壇し、盛山さんの減量体験を踏まえながら、日本肥満症予防協会 理事長の宮崎滋先生と共に肥満と肥満症の違いやその特徴などについて学んだ。また、一般から募集した「肥満症のただしいミカタ川柳」の結果および受賞作品の発表も行われた。

日本イーライリリー 執行役員 コーポレート・アフェアーズ本部 本部長の野村律心氏

「肥満症は、単なる肥満の状態ではなく、多くの疾患を引き起こすリスクのある、治療が必要な病気である。それにもかかわらず、肥満のある人は『自己管理の問題』と軽視され、誤解や偏見によって適切な治療の機会が奪われることにつながっている。当社と田辺ファーマが実施した調査でも、生活者の7割、肥満症患者の9割近くが『肥満は自己責任』と考えていることが明らかになった」と、日本イーライリリー 執行役員 コーポレート・アフェアーズ本部 本部長の野村律心氏が、肥満者を取り巻く現状を説明。「こうした中、『その肥満、肥満症かも!』プロジェクトでは、肥満症のある人やその周囲の人を、間違った先入観や偏見から解放すると共に、肥満症に対する社会の正しい理解の輪を広げ、誰もが生き生きと活躍できる健康的な社会の創造を目指している。昨年から活動を開始し、これまでに、肥満症情報サイトの公開や消費者向け啓発イベントの開催、『肥満と肥満症のただしいミカタ研修』の開発などに取り組んできた。今回、同プロジェクトを本格始動し、3月1日から肥満症啓発TV-CMを放映開始した。今後も、さまざまな疾患啓発活動を通して、肥満症の正しい理解を促進していく」と、「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトの取り組みについて紹介した。

日本肥満症予防協会 理事長の宮崎滋先生

続いて、日本肥満症予防協会 理事長の宮崎滋先生が、「肥満症ってどんな病気?」と題した講演を行った。「肥満症は、単なる肥満とは異なり、治療すべき慢性疾患である。合併症や内蔵型肥満をともない、様々な健康障害を生じるリスクが高い状態になっている。肥満症の発症には複合的な要因があり、個人の環境・生活習慣因子に加えて、遺伝的因子やホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、生活リズムの乱れ、心理的因子なども関与している。肥満症になると、QOL(生活の質)の低下だけでなく、ドミノ倒しのように病気が悪化し、命にかかわる重篤な病気につながる可能性もある」と、肥満症は健康リスクの高い疾患なのだと強調する。「肥満症は、保険診療の対象となっており、『健康障害を予防・改善すること』を目的に治療を行う。治療の基本は生活習慣の改善(食事・運動・行動療法)だが、減量すると、元の体重に戻そうとする体の生物学的反応が働くため、減量した体重を維持することが難しい人もいる。その場合には、状態に応じて薬物療法(投薬)や外科療法(手術)も可能になる」と、肥満症の治療について詳しく教えてくれた。

「このように肥満症は、医療機関での治療やサポートが必要な状態であるにもかかわらず、『肥満は自己管理の問題』という社会全体の誤った認識や偏見(オベシティ・スティグマ)によって軽視されがちなのが実状である。そして、それが当事者の適切な治療の妨げになっている可能性がある。実際に、肥満症の患者が体重に悩んでから、相談するまでの期間平均値は約6年という調査結果も出ている。1人で悩みを抱えずに、まずは医師や専門家に話してみてほしい」と、肥満に悩んだらぜひ医師や専門家に相談してほしいと訴えた。

お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎さん(左)とリリーさん

ここで、ゲストとしてお笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎さんとリリーさんが登場。盛山さんは昨年、3ヵ月で20kgの減量に成功したことで話題を集めたが、「実は高校時代から体重が100kg近くあり、芸人養成所のNSC時代には人生最大の125㎏にまで達していた。その後、出演番組でのダイエット宣言をきっかけに2021年には94㎏まで減量したが、仕事が多忙になり食事量のコントロールが上手くできず104kgまで戻ってしまった。そこから、昨年のダイエットで84kgまで減量した」と、自身の体重推移をグラフで説明してくれた。

自身の体重推移をグラフで説明する見取り図の盛山晋太郎さん

リリーさんは、「太っていた時は、イライラしていたり、常にどこかか痛いといっていたが、減量してからは穏やかになった気がする」と、当時の健康状態を不安に思っていたと明かす。

見取り図のリリーさん

これに盛山さんは、「体重がピークだった頃は、ずっと変な汗が出ていて、自分自身にむしゃくしゃしていた。周りに迷惑をかけたくなくて、引きこもりがちになったときもある。また、減量中になかなか体重が減らなかったり、リバウンドしてしまったときには、自分の意思が弱いからだと自分を責めていた」と、肥満時にはメンタル的な悩みも大きかったと話していた。

左から:日本肥満症予防協会 理事長の宮崎滋先生、見取り図の盛山晋太郎さん、リリーさん

この後、盛山さんの減量体験を踏まえて、見取り図の二人に「肥満症」に関するクイズに挑戦してもらった。まず「太る原因は単に自己管理ができていないから」という問題に、二人とも「〇」と回答し、結果は不正解。宮崎先生は、「肥満について研究が進んだ今、『意思が弱いから太る』という単純な原因ではないことがわかってきている」と解説してくれた。第2問「肥満症は『太っている状態』を指す言葉である」には「×」、第3問「肥満症の治療について医療機関に相談することができる」には「〇」と回答し、二人とも見事正解。クイズを通して、「肥満」と「肥満症」は違うもので、肥満症は治療の対象であること、専門家に相談できる病気であることなどを学び、肥満症への理解を深めた様子だった。

「肥満症のただしいミカタ川柳」の最優秀賞作品

また、イベントの最後には、全国から一般募集した「肥満症のただしいミカタ川柳」の結果および受賞作が発表された。「肥満症のただしいミカタ川柳」は、「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトの一環として行われたもので、全国から寄せられた数多くの応募作品の中から、肥満症への理解を深め、味方を変える力を持つ8作品(最優秀賞1作品、優秀賞2作品、特別賞5作品)が選出された。

お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎さん(左)とリリーさん

審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは「肥満症 ミカタ次第で 光差す」(増田正二さん)。この作品には、「肥満症は治療が必要な病気として見方を変えたり医師が味方になってくれたりすることで、心が軽くなったり心強く感じたりする」という想いが込められていると聞いた盛山さんは、「肥満症であることを自覚することが大事。肥満と肥満症の違いを何よりも知ってもらいたい」とコメント。リリーさんも、二つの意味をかけている表現を絶賛し、「身近な人の味方でいることが大切だと感じた」と、盛山さんとのコンビ愛にも通じる作品になっていると感想を語った。なお、優秀賞は、「見方変え 味方と治す 肥満症」(たけのこキノコさん)、「その肥満 『症』がついたら 要治療」(もりこさん)の2作品が受賞した。

日本イーライリリー=https://www.lilly.com/jp/
田辺ファーマ=https://www.tanabe-pharma.com/ja/index.html
「その肥満、肥満症かも!」プロジェクト=https://www.obesity-disease.jp/


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