- Health&Medical2026/02/17 19:10
美容医療に「総合病院の自由診療」という新たな選択肢、フェイスラインの安全な手術法を総合東京病院の名医が解説

美容外科の診療は年々増え続けており、2020年と2023年を比較すると、4割も増加している。産科や小児科の減少が問題となる中、若手を中心に美容医療に携わる医師が増加し、診療科の偏在が指摘されている。さらに問題となるのは、美容医療におけるトラブル件数の増加。外科手術は命にかかわるリスクもある。特に、顎の骨の手術をともなうフェイスライン関連は、顔の神経にかかわり、痛みや麻痺が残ることもあるという。そこで今回、安全にフェイスラインの手術を受けるにはどうしたらよいのか、口腔外科の名医である総合東京病院 歯科口腔外科部長兼顎変形症センター長の代田達夫先生に解説してもらった。

美容外科の新規開設ラッシュにともない、厚生労働省では昨年「美容医療の適切な実施に関する検討会」を行った。検討会の課題では、「美容医療を提供する医療機関における院内の安全管理の実施状況・体制等を保健所等が把握できていない」、「合併症等への対応が困難な医師が施術を担当している」、「アフターケア・緊急対応が行われない医療機関がある」など医療体制の問題が挙げられた。代田先生は、「美容医療は、外科手術を行うものがほとんどで、リスクをともなう。リスクを軽減し安心安全に手術を受けるためには、施設が整った総合病院で受けることを推奨している。総合病院における自由診療の審美目的外科手術を知らない人が多く、その存在を知ってほしい」と、美容外科のトラブル件数が増加する中で、安心安全な総合病院の自由診療を選択肢に入れてほしいと話す。
「美容外科クリニックの多くは、入院施設が用意されていない。しかし、一般的に外科や口腔外科が行う手術は入院が必要なケースがほとんど。特に術後のケアが重要であり、術後は腫れや痛みが大きくなる。痛みが大きいとき、腫れが治まらないとき、的確な対応ができないと患者は痛みに苦しみ続けることになる。患者の苦痛が大きいだけでなく、精神面でもダメージを受ける。その中でも顎の手術で、危惧すべきは腫れにともなう気道閉塞。呼吸ができなくなり、死に至ったケースも発生している」と、外科手術を行う際には入院施設や術後の管理をチェックすることが重要だという。

「例えば、下顎が前に出ている『受け口』、顎先が出ている、または引っ込んでいる、ガミースマイル(歯ぐきが見えすぎる)、エラが張っている、左右非対称などフェイスラインの悩みは、総合東京病院の顎変形症センターをはじめ自由診療を行っている総合病院が安心。注意したいのは総合病院という名前だけで選ぶのではなく、熟練した口腔外科や形成外科の名医がいることも確認してほしい。特に40代以降は生活習慣病、歯周病、骨粗しょう症など合併症が増えてくるため、自覚症状がなくても総合病院で診断、手術を行うことを強く推奨する」と、フェイスラインの悩みを抱えている人は、名医がいる総合病院に相談してほしいと訴えた。

「顎の手術は、噛み合わせの調整が必要になる。美容外科では、噛み合わせには関与しないところも存在するようだが、これは深刻な問題だと考えている。手術で顎を移動、顎の骨を切除することによって、上と下の歯が合わなくなり噛めなくなる。顎の手術は矯正歯科と連携し、術後の歯科矯正が必ず必要となる。総合病院での手術の場合でも、信頼のおける矯正歯科医との連携があるかどうかはチェックしておいてほしい」と、顎の手術では噛み合わせの調整が必要になると説明した。
「総合病院というと保険診療がメインに行われている印象だが、自由診療も取り入れている。下顎が突出しているといった変形は、顎変形症として保険診療の対象となる。しかし、保険診療の場合、手術の前に1年~1年半の矯正治療を行う必要があり、手術後も歯科矯正を行うことになる。『すぐに見た目を整えたい』といった要望には、サージェリーファーストという自由診療を勧めている。これは手術を先に行い、術後に歯科矯正を行う方法。術後の歯科矯正も自由診療となるが、マウスピース型矯正装置や、歯の裏側に装置をつける舌側矯正など、矯正をしていることを見た目でわからないようにする審美を重視した方法が選択できる」と、サージェリーファーストという自由診療についても教えてくれた。

代田先生がセンター長を務める総合東京病院 顎変形症センターでは、入院施設を完備しており、術後5日間はHCUで徹底した管理を行い、術後の痛みや出血などに、すぐに対応できる体制を整えている。一方で、総合病院での審美目的の手術というと、美容面での心配もあるが、代田先生は大学病院の教授としてフェイスラインを精密に3D化したシミュレーションツールを使用し、フェイスラインの美しさの研究も行ってきたという。総合東京病院では、患者が理解しやすい設計でつくられたシミュレーションツールを使用し、術前の診察で噛み合わせ、顔全体のバランスや見た目の美しさをチェックして手術計画を立てる。数ミリでも骨の位置が変わるだけで、顔の印象がガラリと変わるため、じっくりとカウンセリングを行うとのこと。

代田先生は、「当センターでは口腔外科医、矯正歯科医、歯科衛生士、薬剤師、看護師と共にチーム医療を行っている。美容外科医では形成外科医がすべての手術を行うが、当センターは顎の手術に特化したスペシャリストが集結している。また、入院設備はもちろん術後に入るHCUも完備、設備面の医療体制も整えている。術後の痛みや腫れなどの対応も十分に行われ、患者の精神面での安心も重視している」と、チーム医療を徹底していると説明。「また、総合東京病院には救急科があり、24時間体制で救急車を受け入れている。救急科の医師は常勤、救命救急士も在籍している。手術におけるリスクは、どこでも存在する。美容外科クリニックにも救急病院と連携しているところはあるが、当センターでは救急車を呼ぶなどのタイムロスがない」と、救急医療にも対応していると強調した。
美容外科クリニックでは、カウンセラーが施術内容を決定し、手術当日に担当する医師と出会うというケースもある。さらに、美容外科医が目の二重手術から豊胸、そしてフェイスラインの手術と多岐にわたり行っている。しかし、顎の手術は顔の神経、筋肉、骨など細部に関わり、咬合にも影響するため、専門性が求められる。総合東京病院 顎変形症センターでは、先天性異常から審美目的まで、これまで1000件以上を治療し、顎の骨の手術を熟知したスペシャリストの代田先生が自ら診察も手術も担当する。手術内容によっては、代田先生が認めた形成外科医が実施することがあるが、事前に患者には伝えているという。
また、美容外科クリニックの相談内容として「強引に高額な契約を結ばされた」といったことがあげられているが、同センターでは、自由診療の料金表をHPで公開している。これだけの設備を整えながら、一般的な美容外科クリニックと比較してリーズナブルな料金設定となっている。美容外科クリニックのようにカウンセラーも存在せず、高額な治療へ誘導することはないとのこと。

代田先生は、これまで多くの患者を治療し、見た目が変わったことで、心理的にも明るく前向きになったという人を見てきたという。心理的な悩みを解決し、幸せになってもらいたい、この想いが代田先生の治療に現れている。長年、顎の骨が前に突出していることを悩み続け、50代や60代になって手術に臨む患者もいるとのこと。顎の骨の手術はリスクを危惧して、躊躇することがあるかもしれないが、名医、そして安心安全な施設を選ぶことで、その不安は大きく軽減される。今後の人生を幸せに送るために、病院選びは非常に重要となる。フェイスラインに悩みがある人は、まずは東京総合病院の顎変形症センターに相談してみては。
東京総合病院 顎変形症センター=https://www.tokyo-hospital.com/center/jaw-deformity/
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