- Fashion&Style2025/05/21 20:16
青山商事、ビジネスTシャツを顧客のニーズに合わせて5つの機能カテゴリに細分化し発売

青山商事は、夏のビジネスパーソンの定番化となっているビジネスTシャツを、消費者のニーズに合わせて5つの機能カテゴリに細分化し5月21日から全国の洋服の青山および、公式オンラインストアで発売する。
昨今、ビジネスシーンでの着こなしの多様化や長期化する夏の影響もあり、着用するアイテムの軽装化が進み「ビジネスTシャツ」も定番となってきている。昨年の夏(6~8月)は、1946年の統計開始以降、全国153の気象台などのうち80地点で平均気温が歴代1位の高温となり、記録的な暑さ(気象庁(2024年6~8月の天候))となった。これらの背景もあり洋服の青山では、毎年「ビジネスTシャツ」が大きく販売数量を伸ばしており、2024年度は2023年度と比較しても販売数量が約1.5倍で推移。昨年、機能カテゴリは2つ(形態安定、冷たい)で展開していたが、今年は消費者のニーズに合わせて機能カテゴリを5つに細分化し、ビジネスTシャツを手に取りやすい環境で打ち出していく。

ここ数年、様々な機能を備えたビジネスTシャツが企画されてきたが、機能が増えたことで、Tシャツごとの機能がわかりにくいことが課題だった。一方で消費者の要望は、優先すべき機能が明確になり、「形態安定」や「冷たい」以外にも「汗ジミ」や「防透け」などのキーワードでTシャツを求めることが増えてきている。そこで今回は、ビジネスTシャツの機能を精査し、機能タグを商品に取り付けることで消費者がセルフでも買い物しやすい環境にした。
機能カテゴリとして、形態安定では、縮みにくい、型崩れしにくい、シワになりにくい。冷たいでは、表生地、裏生地(インナー)が冷たい。臭わないでは、抗菌防臭加工、消臭テープ(アームホール部分)。汗ジミ防止では、汗ジミが見えにくい。防透けでは、白地でも透けにくい--としている。
[小売価格]3190円~4290円(税込)