アシックス、リサイクルできるランニングシューズ「NIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)」を発売

「NIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)」

アシックスは、シューズに使われている材料を容易に分別しリサイクルできるようにしたランニングシューズ「NIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)」を、4月12日からアシックスラン 東京丸の内、アシックスフラッグシップ原宿、アシックスストア大阪、アシックスオンラインストアで発売する。

同商品は、アシックスを代表するクッション性を重視した高機能モデルのひとつで、シューズの構造や各部位の役割を検証し、従来と同等の品質や性能を保ちながら、各素材をリサイクルできるようにしたのが特徴とのこと。ランナーとともに環境への意識を高めていけるよう、使ったシューズを回収する取り組みも同時に行う。

「NIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)」

アッパー(甲被)は、本体をはじめ補強部やハトメ(靴ひもの通し孔)などもすべて単一素材でできており、そのうち75%以上が再生ポリエステル素材を使用している。アッパー素材を単一にすることでパーツごとに分解するなどの作業を削減でき、高い精度で再生が可能となる。今回は試験段階においてリサイクル工程へ投入したアッパーのうち、87.3%がPET原料として再び利用できることが確認できた。

ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)とアウトソール(外底)は、粉砕処理をし、マットやパネルなどの素材の一部にリサイクルされる予定となっている。

「NIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)」

また、アッパーとミッドソールを接合する接着剤を独自に開発し採用している。従来と同等の強度がありながら、熱を加えることで簡単にはがすことができ、リサイクルしにくい原因のひとつだった材料の分別が容易になった。

使い終わった「NIMBUS MIRAI」の回収方法は、特設サイトで確認でき、国内はオンラインで受け付ける。

シューズは世界で年間約239億足作られており、そのうち95%以上が使用後に埋め立てられるか焼却処分になる(Footwear production worldwide 2022 | Statista)といわれている。多数の異素材を使い複雑な構造で製造されることがリサイクルにしくい主な理由で、同商品はこれらの課題を解決すべく開発した。

[小売価格]2万2000円(税込)
[発売日]4月12日(金)

アシックス=https://www.asics.com/jp/ja-jp/


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