シチズン時計、初代懐中時計誕生から100年を経て新たな手巻き懐中時計を数量限定発売

シチズン時計（以下、シチズン）は今年、「CITIZEN」の名が冠された初めての時計である16型手巻き懐中時計を発売して100年を迎える。これまでシチズンが送り出してきた数々の時計に内包された永く広く愛される時計としてのDNAを受け継ぎながら、次の100年に向けたより良い時計の未来を志向し、今をスタートとした新たな一歩の象徴として、今年秋冬、手巻き懐中時計を世界限定100個発売する。

1924年、シチズンが創業から6年の時を経て初めて世に送り出した懐中時計の文字板には、永く広く市民に愛されるように、「CITIZEN」の文字が冠された。以来、様々な革新的技術を用い、身に着ける人々の毎日に寄り添った時計を送り出している。

今年、新たに発売するこの懐中時計は、100年の道の上にこの先も歩み続ける象徴として、その高い時間精度とクラシカルな美しさに先進の軽やかさを加えた。

時計の心臓部であるてんぷはフリースプラング方式を採用し、平均日差−3～＋5秒という高精度を実現した。流れるような曲線を基調としたムーブメントの受には丁寧なダイヤカットやふくよかなコート・ド・ジュネーブが施されている。そして先進性を内包するムーブメントに加え、軽やかさをもたらすのがチタニウム合金の外装となっている。華やかさと軽やかさのなかで、きらりと光りながら時を刻むてんぷの動きが懐中時計を掌に持つことの豊かな愉しみを感じさせてくれる。

同社は創業時から今をスタートと考えて行動する限り、未来はより良くできるという信念のもと、現状にとどまることを良しとせず、常に時計の本質と新たな可能性を追求してきた。この懐中時計に込めた想いは身に着ける人の人生に寄り添う時計をつくりたいという変わらぬ意思であり、100年後にも続く願いだという。

［小売価格］110万円（税込）

シチズン時計＝https://www.citizen.co.jp/