青山商事、リサイクルウールを取り入れた尾州産生地使用の「ウエアシフトスーツ」を発売

「ウエアシフトスーツ」

青山商事は、「終わらない服をつくろう。」をテーマに誕生したWEAR SHiFT(ウエアシフト)プロジェクトを始動しているが、今回リサイクルウールを取り入れた「ウエアシフトスーツ」を、3月12日から洋服の青山の主要300店舗および、公式オンラインストアで発売する。ウエアシフトは、昨年10月から全国の洋服の青山の店頭に設置したリサイクリングBOXで、消費者が不要になった衣類を回収し、リユース・リサイクルなど衣類が循環できる仕組みの実現に向けた取り組みとなっている。

昨今、Z世代を中心に幅広い世代からSDGsに対しての関心が高まっている。またアパレル業界において、衣服の生産から、廃棄にいたるまで環境に配慮したサステナブルな取り組みも広がっている。このような背景から、今回は環境負荷軽減を目指した取り組みとしてリサイクルウールを取り入れたスーツを企画した。素材は、不要になった衣類や工場の裁断クズを尾州産地(愛知県北西部から岐阜県岐阜市にかけての地域)に集め、仕分けから紡績、仕上げまで生地作りのすべてを尾州で一貫して行ったものを使用している。尾州地区が作るリサイクルウールの品質は、海外の有名ブランドからも高く評価されており、職人技術による緻密な設計や整理工程によって、リサイクルウールにありがちなチクチク感も解消されヴィンテージ感ある生地に仕上げた。

洋服の青山 商品部 河原林孝太氏は、「今回は、環境負荷軽減を目指し、衣類が循環できる仕組みの一環としてリサイクル素材を使用したスーツを企画した。商品を企画する上で、実際に現地に赴きリサイクルされた衣類がどのような流れで生地となっていくかを自分の目で確かめ理解を深めた。またトレンド性のある色柄を採用しているため、ファッション感度の高い消費者やサステナブルへの取り組みに関心が高い消費者におすすめのスーツとなっている。さらに次の秋冬モデルでは、洋服の青山のリサイクリングBOXで回収したスーツを原料の一部としたスーツを企画している。今後も、ウエアシフトのテーマでもある“終わらない服をつくろう。”を実現する商品企画をしていく」とコメントしている。

[小売価格]4万3890円(税込)
[発売日]3月12日(火)

青山商事=https://www.aoyama-syouji.co.jp/


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