味の素、「Cook Do」を時代の変化にあわせた作り方に改訂しパッケージ裏面表記を順次刷新

左から:「Cook Do」<酢豚用>、同<八宝菜用>

味の素は、1978年に誕生し今年で47周年を迎えるロングセラーブランドである中華合わせ調味料「Cook Do」において、おいしさはそのままに時代の変化にあわせた作り方表記の刷新を初めて実施する。対象品種は、発売当初から人気の<酢豚用><八宝菜用>の2品種で、消費者の声を反映した簡便調理を実現した。同製品は、9月以降出荷分から順次パッケージ裏面に記載の作り方を変更する。

「Cook Do」は、中華料理は外食店で食べる料理であり、家庭で食べる習慣が無かった中で「家庭でも簡単に本格的な中華料理を食べられる」という新たな価値を食卓に届けるべく1978年に誕生した。そして発売当時から現在まで、家庭でも外食店のようなメニューを自分で作れるということに多くの人に価値を感じてもらっている。

一方で、社会環境は47年で大きく変化した。世帯構成においては、発売当時は専業主婦の方を中心とする世帯が約65%(総務省「労働力調査特別調査」)を占めていたが、近年は共働き世帯の増加や、ライフスタイルの変化によって、忙しい中でタイパ・コスパよく自宅で美味しいものを食べたいという価値がより求められる傾向が高まっている。

そのような社会の変化や消費者からの声を受け、1978年の「Cook Do」発売以降初めて、本格中華のおいしさはそのままに、手順を簡便にする作り方改訂の実現に至った。

「Cook Do」シリーズは、自宅でも本格的な中華料理を楽しんでもらうために、調理工程では「炒めた野菜を一度皿に取り、肉を炒める」や「豚肉を揚げる」、材料も「卵1/2個」「いか50g・えび50g」などが必要になる作り方となっている。家庭での調理においては手間や時間がかかることから、消費者からも改善の声が寄せられることがあったが、本格中華のおいしさを届けるためには欠かせない要素であることから、発売当時からのレシピを47年間守り続けてきた。

そんな中昨年9月、人気料理研究家のリュウジ氏のYouTubeチャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」とタイアップを実施した“「Cook Do」シリーズ10品本気レビュー企画”において、<酢豚用><八宝菜用>はおいしさが評価される一方、用意する食材の多さや煩雑な作り方を理由に低評価、動画にも1472件を超えるコメントが寄せられるなど大きな反響があったという。

このように多くの消費者から反響が寄せられたことが後押しとなり、「Cook Do」として守ってきた本格的な中華料理のおいしさを維持しながら、調理工程と材料を簡便化すべく通算100回以上の試作を繰り返した結果、<酢豚用>と<八宝菜用>の47年の歴史において初の作り方刷新の実現に至った。

用意する食材の多さや煩雑な作り方に対して大きな反響が寄せられた<酢豚用><八宝菜用>について、より簡単に調理することができる調理工程と、揃えやすい材料に変更し、パッケージ裏面の作り方改訂を実施した。

「Cook Do」を使用している消費者向けに、事前に刷新した作り方についての調査を行ったところ、調理が面倒だと思う人が半減した。さらに、4月に味の素のファンコミュニティ向けに実施した事前体験会では「豚肉を揚げなくて良いのは本当に楽。これなら日常的に食べたくなりそう」「作り方は簡単なほど良いので嬉しい」といった、刷新内容に対する前向きな声が寄せられている。

[小売価格]オープン価格
[発売日]9月以降、順次切り替え予定

味の素=https://www.ajinomoto.co.jp


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