キリンビバレッジ、丸ごと搾った果汁がおいしいアイスティー「午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA」シリーズを発売

左から:キリンビバレッジ 商品開発研究所 飲料開発担当 大澤拓凌氏、キリンビバレッジ マーケティング部 午後の紅茶 ブランド担当 大澤寛文氏、キリンビバレッジ マーケティング部 午後の紅茶 アシスタントブランドマネージャー 川名翔子氏

キリンビバレッジは、紅茶飲料売上本数No.1ブランド(インテージSRI+ 紅茶飲料市場 2024年1月~12月 累計販売本数)「キリン 午後の紅茶」から、「午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA オレンジとグレープフルーツ/白ぶどうとレモン」の2品を、9月23日に発売する。8月26日に行われた新商品発表会では、「午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA」シリーズを販売するに至った経緯や、中味の特長などについて紹介した。

キリンビバレッジ マーケティング部 午後の紅茶 アシスタントブランドマネージャー 川名翔子氏

「家計の消費支出はコロナ禍に一時落ち込むものの、物価高もありコロナ禍以前に比べて103%と微増している。紅茶はコロナ禍でのおこもり需要におけるニーズの高まりをきっかけに伸長を続けており、コロナ禍以前と比較して123%と拡大している」と、キリンビバレッジ マーケティング部 午後の紅茶 アシスタントブランドマネージャー 川名翔子氏が紅茶市場について言及する。「紅茶は上質感・報酬感に加えて、多様性や香りの嗜好度もあり、様々な種類の紅茶を様々な飲み方で、健康的に楽しむことができる。こうした点が注目を集め、コンビニでのカウンター販売や紅茶専門店も登場。カフェでの紅茶メニューも充実している。店頭においてもペットボトル入り紅茶飲料の新商品やリニューアル品が陳列棚を賑わせている」と、紅茶飲料が大きな注目を集めているという。

「当社が展開する『午後の紅茶』ブランドでは、日本における紅茶文化を創造し、社会と消費者の毎日を豊かにすることをビジョンに掲げている」と、1986年のブランド誕生以来、日常生活の中で紅茶を飲みたいと思ってもらえる環境を目指していると述べる。「今年は、アイスティー・ミルクティー活動を通じたシーン拡大の進化をベースに、伸びしろの大きな無糖紅茶への取り組みを強化。紅茶低関与層に向けたアプローチとして、紅茶の多様性を活かした新しい提案によって紅茶の魅力への気付きを創出する」ことを方針に掲げ、主力商品の提案や紅茶の多様性を活かした新提案を行っているという。「そして、飲用シーンのさらなる拡大に向けて、季節を捉えた提案を継続しながら、従来の紅茶では捉えにくいリフレッシュシーンを獲得する新しいアイスティーを提案したいと考えた」と、季節を捉えた飲用シーンの創造と生活を捉えた飲用シーンの拡張を図る新たな商品を上市すると意気込んだ。

キリンビバレッジ マーケティング部 午後の紅茶 ブランド担当 大澤寛文氏

新商品について、同 マーケティング部 午後の紅茶 ブランド担当 大澤寛文氏が紹介した。「日中のリフレッシュで選ばれる低果汁飲料は年間購入率が高く市場は伸長している。この果汁×ティーで時代に合った提案を行う」と、果汁とティーを組み合わせた新商品「午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA」を展開すると訴える。「『午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA』は、果汁を入口に、多様な紅茶の楽しみ方を広げる、新しいスタイルのアイスティーとして訴求していく」と、幅広い世代に楽しんでもらえる飲料として開発したと発表。「『午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA』では、紅茶が持つ上品なイメージを活かした現代性で、幅広い世代のリフレッシュシーンを獲得し、紅茶に果汁を入れるのではなく、果汁を紅茶で割るという発想で、新しい紅茶の楽しみ方を提案していく」と、新商品で訴求するシーンについて説明した。「『午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA』は、まるごと搾ったみずみずしい果汁の美味しさと体にうれしいビタミンCを配合している。爽やかなティーで仕立てた、甘さすっきりで、ゴクゴク飲める味わいとなっている。果汁のポジティブで爽やかな印象と、ティーの大人っぽさを感じるパッケージを採用し、日中に飲むのにちょうどいい500mlサイズで展開する」と、果汁をティーで大人っぽく楽しめる新商品になっているとアピールした。

左から:キリン 午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA オレンジとグレープフルーツ、キリン 午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA 白ぶどうとレモン

「『午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA』のパッケージは、果汁が美味しいアイスティーと直感的に一目でわかるデザインで、爽やかでゴクゴク飲めそうな背景色と大人っぽさのあるグラスシズルが特徴的となっている。甘すぎない甘さと健康感を押さえる言葉を付与し、選択理由を強化している」と、手に取ってもらえるデザインを心がけたと話していた。「中味は、飲んだ瞬間の果汁感と、爽やかなティーで、後味がすっきりした美味しさを実現。日中のリフレッシュに適した味わいで、低果汁ユーザーからも支持を獲得したいと考えている」と、甘さすっきりで、日中に飲み続けやすい飲み口を実現していると強調していた。

キリンビバレッジ 商品開発研究所 飲料開発担当 大澤拓凌氏

そして、「午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA」の味覚について、同 商品開発研究所 飲料開発担当 大澤拓凌氏が解説した。「『午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA』では、ペットボトルの枠を超え、世の中で飲まれるフルーツティーを調査し、幅広い消費者が楽しめる味覚をターゲットにした」と、果汁感を得られながらもすっきりした味わいを目指したのだという。「味覚の実現に向けて、ターゲットを明確にしてから、果汁入り飲料における課題と、今回目指したいフルーツティーの味わいを洗い出し、開発における目標を設定した」と、開発に至るプロセスについて説明する。「目標の味覚に近づけるために、フルーツ・茶葉ともに、複数のパターンを試作。目標に一番近い『オレンジ×グレープフルーツ』と『白ぶどう×レモン』にウバ茶を採用した」と、味覚のこだわりについて言及。「果汁の甘さ、酸味をバランスよく感じられる2つのフルーツを掛け合わせることにした。そして果汁を主役にしながらも『午後の紅茶』らしい美味しさも感じるスリランカ産ウバ茶を選定した。これによって、果汁のみずみずしさを感じられる爽やかな香りとなり、清涼感があって後切れがよく、果汁の甘さをすっきり飲めるように仕上げることができた」と、フルーツの組み合わせと果汁の美味しさを感じられる茶葉の検討についてこだわった点を教えてくれた。

左から:キリン 午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA オレンジとグレープフルーツ、キリン 午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA 白ぶどうとレモン

「午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA」のマーケティングについて再び、マーケティング部 午後の紅茶 ブランド担当 大澤寛文氏が発表した。「リフレッシュしたい消費者が立ち寄る場所と想定する低果汁棚と自動販売機で消費者接点を創出し、『果汁×ティー』の新たな飲用体験を広げていく」とのこと。「具体的には、紅茶非ユーザーに対し、紅茶の魅力に気付く多様な楽しみ方を提案するべく、低果汁棚や自販機での展開を図る」と、普段紅茶を飲まない人たちにも訴求していきたい考えを示した。

「キリン 午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA オレンジとグレープフルーツ」は、オレンジとグレープフルーツの甘酸っぱさを、爽やかな紅茶(スリランカ産ウバ茶葉100%使用)で仕立てた、甘さすっきりでごくごく飲める味わいとのこと。体にうれしいビタミンCたっぷり(食品表示法に基づく食品表示基準(栄養成分表示)/オレンジとグレープフルーツ:ビタミンCたっぷり(100ml当たり15mg以上)/白ぶどうとレモン:ビタミンC入り(100ml当たり7.5mg以上))(果汁7%)となっている。

「キリン 午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA 白ぶどうとレモン」は、みずみずしい果汁感の白ぶどうとレモンを組み合わせ、紅茶を加えることで、爽やかですっきりとした後味が特長とのこと。体にうれしいビタミンC入り(果汁7%)となっている。

パッケージは、果汁が入ったアイスティーのグラスのイラストを真ん中に配置することで、果汁の爽やかなおいしさと嗜好飲料としての品質感を表現した。また、大人が手に取りやすい色合いと現代的な印象で、気分が上がるようなパッケージとなっている。

[小売価格]各180円(税別)
[発売日]9月23日(火)

キリンビバレッジ=https://www.kirin.co.jp/softdrink


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