サントリー、東北エリア限定ビール「ジューシーブリュー」と東海・北陸エリア限定ビール「ビアミー」を数量限定発売

「ジューシーブリュー」をPRする、左から:サントリー ビール開発生産本部 ビール商品開発研究部 開発主幹 山口豊氏、同 執行役員 東北営業本部長 山縣哲氏、同 ビール・RTD本部 プレミアムビール部長 本山峰之氏

サントリーは、“みずみずしくフルーティ”な味わいのビール「ジューシーブリュー」を東北エリア(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県)で、“忙しい日々でも前向きに楽しめる”アルコール度数3%のビール「ビアミー」を東海・北陸エリア(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、富山県、石川県、福井県の7県)で、それぞれ8月19日から数量限定発売する。7月30日にはそれぞれ仙台市内、名古屋市内で新商品の概要などについて紹介した。

「ビアミー」をPRする、左から:サントリー ビール開発生産本部 ビール商品開発研究部 開発主幹 水口伊玖磨氏、同 常務執行役員 東海・北陸営業本部長 津田麻子氏、同 ビール・RTD本部 副本部長 兼 ビール部長 梅原武士氏

「2011年に『サントリー東北サンさんプロジェクト』を立ち上げ、文化・芸術を通じた支援や地域コミュニティの活性化、港町文化の次世代ヘの継承といった総額108億円の規模で復興支援活動に取り組んできた」と、同社と東北エリアとのつながりについて、サントリー 執行役員 東北営業本部長 山縣哲氏が説明する。

サントリー 執行役員 東北営業本部長 山縣哲氏

「2023年から『シン・みらいチャレンジプログラム』として、東北のみらいづくりに向けて“新たな1歩”を踏み出した人々の地域活性化・地方創生を目指す活動を継続して応援している」と、林業×福祉の持続可能な地域創生や、地域の活性化・関係人口の拡大、子どもたちの居場所づくりについて支援しているという。「今回、東北エリアにおけるさらなるファン拡大を目指して、エリア限定ビールを8月19日から数量限定で発売する」と、東北エリアのニーズにあったビールを販売することで、ビール市場のさらなる活性化に貢献したいと訴えた。

サントリー ビール・RTD本部 プレミアムビール部長 本山峰之氏

サントリー ビール・RTD本部 プレミアムビール部長 本山峰之氏が、東北エリア限定ビールの詳細について説明した。「当社では顧客起点の価値提案として、“安心・安価”を前提に“価格以上の価値”を届ける。そして、ふだんと違った“高品質”“ワクワク”“個性”で生活を豊かにしていく。さらに、“おいしく”お酒を楽しみながら体と心を“健やか”にしていく」と、環境変化・トレンドを踏まえた価値提案を行っているとのこと。「2026年酒税改正に向けた取り組みとして、ビールカテゴリーとエコノミーカテゴリーの両輪に加え、新需要創造への取り組みによって、市場活性化を図る」と、ビールに関する来年の市場動向を見据えた提案を行うことで新たな需要を掘り起こすと意気込む。

ジューシーブリュー

「東北の消費者のお酒に対する嗜好性としては、お酒の味わいに『フルーティさ・甘み』を求める傾向にある」とのこと。「全国でもビールについて『飲みやすさ+フルーティ・甘み嗜好』は伸長していることから、今回新たに、“みずみずしくフルーティ”な味わいのビール『ジューシーブリュー』を東北エリア限定で発売する」と、東北の消費者に合わせたビールを上市すると力説する。「『ジューシーブリュー』は、嗜好の変化を捉えた新スタンダードビールとして、みずみずしくフルーティな香りと甘みの“ジューシー”なビールとなっている」と、今求められている嗜好タイプビールなのだと説明する。「パッケージデザインは、ブルーとオレンジのバイカラーで新しさと味わいを表現。“ジューシー”なビールであることを堂々と表している」と、デザインの狙いについて言及した。

サントリー ビール開発生産本部 ビール商品開発研究部 開発主幹 山口豊氏

サントリー ビール開発生産本部 ビール商品開発研究部 開発主幹 山口豊氏が、「ジューシーブリュー」の中味について紹介した。「『ジューシーブリュー』は、みずみずしくフルーティな香りと甘みに加えて、爽やかに飲み続けられる味わいで、これまでなかった新嗜好スタンダードビールによって、新しいビールの時代を切り開くことを目指した」と、開発への想いについて説明する。「美味しさの特徴は、みずみずしくフルーティな香りと甘みに加え、爽やかさを感じる味わいとなっている」と、飲み始めにパッションフルーツのような香りが感じられ、その後、熟した果実のような香りから、飲み終わりには後口に感じる甘みが口の中に広がると訴える。「今回、高濃度醸造技術を採用。発酵の力を引き出し、新たな価値を付与。甘みと香りの両立を実現した」と、よりフルーティで、より高いアルコール濃度を実現した醸造技術なのだと教えてくれた。

ジューシーブリュー

マーケティングについて本山氏が説明した。「発売前週から複数接点でのコミュニケーションによって、トライアル最大化を図る」と、発売前週の8月15日からTV-CMを大量投入し、約2000店で販売。ターゲット属性に合わせ、SNSを中心に広告出稿を行うという。「8月19日から東北エリアで数量限定販売し、約150万本(350ml換算)の販売を目指す」と、販売動向・消費者の反応を見極め、2026年の全国展開を目指すとアピールした。

サントリー 常務執行役員 東海・北陸営業本部長 津田麻子氏

「当社では、東海・北陸エリアにおける飲用接点強化として、IGアリーナのファウンディングパートナーを務める。また、能登復興支援として、『サントリー生ビール』の有料試飲イベントや能登祭り応援パックの販売などを行い、売上約117万円を復興支援として寄付した」と、サントリー 常務執行役員 東海・北陸営業本部長 津田麻子氏が挨拶。「その他にも、MYブランド認定してもらえるよう継続的な取り組みを行っている」と、東海・北陸エリアにおける同社の取り組みについて言及した。「そして、東海・北陸エリアでのさらなるファン拡大を目指して、エリア限定ビールを発売する」と、新たなビールを発売することで、東海・北陸エリアにおけるビール市場のさらなる活性化に貢献していきたい考えを示した。

サントリー ビール・RTD本部 副本部長 兼 ビール部長 梅原武士氏

サントリー ビール・RTD本部 副本部長 兼 ビール部長 梅原武士氏が、東海・北陸エリア限定ビールの詳細について紹介した。「当社では顧客起点の価値提案として、“安心・安価”を前提に“価格以上の価値”を届ける。そして、ふだんと違った“高品質”“ワクワク”“個性”で生活を豊かにしていく。さらに、“おいしく”お酒を楽しみながら体と心を“健やか”にしていく」と、環境変化・トレンドを踏まえた価値提案を行っているとのこと。「2026年酒税改正に向けた取り組みとして、ビールカテゴリーとエコノミーカテゴリーの両輪に加え、新需要創造への取り組みによって、市場活性化を図る」と、ビールに関する来年の市場動向を見据えた提案を行うことで新たな需要を掘り起こすと意気込む。

ビアミー

「東海・北陸エリアでは、他のエリアに比べて共働き世帯の比率が高い」と、「共働き世帯」増加にともなう消費者とビールの関係性に着目。「調査の結果、忙しい日々の中、お酒の飲み方を工夫するユーザーが多く、市場ポテンシャルは大きい」という。「また、ターゲットにとってビールを飲む時間は重要である一方、気持ちのギャップを感じていることがわかった」と、ビールを飲む時間は重要な時間だが、ビールは飲みたいが気が引けるという消費者が多いのだと説明する。「こうした嗜好をもつ消費者に対し、“忙しい日々でも前向きに楽しめる”アルコール度数3%のビール『ビアミー』を上市する」とのこと。「『ビアミー』は、ほっとひと息つく時間に寄り添い前向きに心を彩る“私のための”アルコール3%ビールとなっている」と、商品コンセプトについて言及。「パッケージデザインは、表・裏で色を変えたデザインとなっている」と、同社ビール類初の試みだという。「“安らぎ”と“応援”を両面で別カラーで表現。消費者の気持ちに寄り添うメッセージも添えている」と、350mlと500mlも別カラーになっていると教えてくれた。

サントリー ビール開発生産本部 ビール商品開発研究部 開発主幹 水口伊玖磨氏

サントリー ビール開発生産本部 ビール商品開発研究部 開発主幹 水口伊玖磨氏が「ビアミー」の中味について紹介した。「これからの時代のアルコール3%のビールで、しっかり味わえ、爽快に飲める美味しさを目指した」と、開発への想いについて力説する。「こだわりの素材と当社の醸造技術の融合によって『ビアミー』は誕生した。『ビアミー』では、発酵の力を引き出し、新たな価値を付与する高濃度醸造技術を採用。アルコールとエキス分のバランス制御を行うことで、3%ながら飲みごたえのある味わいを実現した」と、「ビアミー」の美味しさについて説明する。「麦芽とコーングリッツの調和されたパリッとした芳ばしさからくる刺激感と、高濃度醸造技術による味わいや香り、自然な甘みが楽しめる。さらに、しまり感を付与する適度な苦みも感じられる」と、アルコール3%ビールなのにしっかり味わえる理由について解説した。

ビアミー

マーケティングについて、梅原氏が説明した。「発売前週から複数接点でのコミュニケーションによって、トライアル最大化を図る」と、発売前週の8月15日からTV-CMを大量投入し、約4000店で販売。ターゲット属性に合わせ、SNSを中心に広告出稿を行うという。「8月19日から東海・北陸エリアで数量限定販売し、約150万本(350ml換算)の販売を目指す」と、販売動向・消費者の反応を見極め、2026年の全国展開を目指すとアピールした。

ジューシーブリュー

東北エリア限定発売「ジューシーブリュー」では、近年、ビールに「フルーティで甘みのある味わい」を求める消費者が増加している(ビールの嗜好度についての同社調査において、「フルーティで甘みのある味わい」を好む層が、2018年から2024年の6年間で6%増加(n=3000))ことを踏まえ、同社の技術を活かし、香りと甘さが際立つビールを開発。中味は、トロピカルな香りが特長のギャラクシーホップを使用し、上面発酵酵母で発酵させることで、熟した果実のような香りを引き立てた。さらに同社として磨きをかけてきた高濃度醸造技術を用いることで甘みを残し、爽やかに飲み続けられる“みずみずしくフルーティ”な味わいを実現した。パッケージは、ブルーを背景にオレンジを基調とした「ジューシーブリュー」という商品名のロゴをあしらい、中味の特長を訴求している。

ビアミー

東海・北陸エリア限定発売「ビアミー」では、ライフスタイルが多様化する中、共働き世帯で、仕事や家事などで区切りなく忙しい日常を過ごす人は年々増加していると考えられる(全国の共働き世帯数は2022年までの10年間で約200万世帯増加(総務省「労働力調査(詳細集計)」を元にした同社推計))ことを踏まえ、そういった消費者がひと息つく時間に寄り添うビールを届けたいとの思いから開発。「ビアミー」という商品名には、日常を忙しく過ごす消費者にとっての“自分のためのビール”になってほしいという思いを込めている。中味は、厳選した麦芽に加えて、コーングリッツを一部使用するとともに、同社として磨きをかけてきた高濃度醸造技術を用いることで、アルコール度数3%でありながら“グッとくる飲みごたえ”と“爽快で飲みやすい後口”を実現した。パッケージは、同社ビール類として初めて350ml缶・500ml缶それぞれで表・裏が異なる単色の背景とし、「毎日走り続けているあなたに」「ひと息つく安らぎ時間とエールを」という消費者に届けたいメッセージをあしらった。

左から:「ビアミー」350ml缶 表、同350ml缶 裏、同500ml缶 表、同500ml缶 裏

TV-CMについて、「ジューシーブリュー」は8月15日から東北エリアでTV-CMを放映する。「ビールに、ジューシー革命。」というキャッチコピーとともに、「ジューシーブリュー」を飲む姿を描くことで、中味への期待が感じられる内容に仕上げた。「ビアミー」は8月15日から東海・北陸エリアにてTV-CMを放映する。忙しい日常を過ごす中、自宅で「ビアミー」を飲みながらひと息つくワンシーンを描き、忙しい日々でも前向きに楽しめるビールであることを表現した。

[小売価格]設定なし
[発売日]8月19日(火)

サントリー=https://www.suntory.co.jp/beer


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