ハウス食品グループ本社、野菜ブランド「また明日も食べたくなる野菜」を立ち上げホームページを開設

ハウス食品グループ本社は、新野菜ブランドとなる「また明日も食べたくなる野菜」を7月10日に立ち上げ、同日にホームページを開設する。「また明日も食べたくなる野菜を食卓へ」のブランドコンセプトに共感してもらった生産者に大事に育てられ、子どもが進んで食べたくなるような味や食感などの特徴を持った、みんなが笑顔になる“おいしい体験”を届ける野菜ブランドとなっている。関東の量販店で販売を始め、今後、幅広いチャネルで展開できることを目指していく。

ハウス食品グループは、グローバルなバリューチェーン（VC）構築で成長を目指し、「食で健康」を届けるために活動している。そのVCの一つとして「付加価値野菜系バリューチェーン」を構築し、「涙のでない、辛みのないタマネギ『スマイルボール』」など付加価値の高い農産物の事業化をはじめ、グループ内外の共創による価値創出にチャレンジしている。

「『また明日も食べたくなる野菜』を食卓へ継続的にお届けする」をビジネスコンセプトに掲げ、自分や家族へ「食べなさい」ではなく、「おいしいから食べたい」というポジティブな会話から始まる、これまでにない野菜の需要を創り「“買いに行ったらいつもそこにある”」を目指して活動している。

ハウス食品グループは、長年消費者の食卓をもっと楽しいものにしていくことを目指し、素材の研究開発に取り組み、これまでも、「涙のでない、辛みのないタマネギ『スマイルボール』」の開発など、新しい価値の野菜をお客様の食卓に届けてきた。

そんなハウス食品グループが選定した「また明日も食べたくなる野菜」は、「また明日も食べたくなる野菜を食卓へ」をブランドコンセプトに、共感してもらった生産者に大事に育てられ、「生産者が、手間ひまと愛情を込めて育てたこだわりの野菜」「産地の地理的特徴や、土地の気候や風土に合う野菜・おいしさを裏付けるストーリーが見える野菜」「カレー＆サラダに合う野菜（メニューに合わせた野菜の提案）」－－の特徴を持つみんなが笑顔になる“おいしい体験”を届けられる野菜ブランドとなっている。

買い物の時から、料理をする間、食卓を囲みながら、そして片付けの時までも。家族の会話が自然と生まれる、そんな野菜を届けたい考え。

「また明日も食べたくなる野菜」のブランドロゴは、「また明日も食べたくなる野菜」がお届けしたいイメージをロゴで表現した。明るくハッピーで温かな食卓、食べることの楽しさ、毎日の食卓に彩りを添える野菜の魅力をカラフルな色味にのせている。おいしい野菜で話題が弾む楽しい食卓を。このロゴマークが目印となる。

愛情込めて育てられた野菜の魅力を余すことなく消費者に伝えるために、実際の産地に足を運び生産者との会話を大切にしている。会話の中で生産者の想いや生産背景、野菜の特徴、おすすめの食べ方を聞き、野菜の付加価値をホームページや販売の際にパッケージへ掲載し、見える化することで、消費者に魅力を知ってもらうサポートを行っている。まずは関東の量販店で販売を始め、今後、幅広いチャネルで展開できることを目指していく。

「また明日も食べたくなる野菜」は、食を通じて生活者を豊かにするという共通のビジョンを持ち、ハウス食品グループ本社が2023年に資本業務提携を行った農業総合研究所と協働で進めている。農業総合研究所は農産物をブランディングしてスーパーなどで展開する「産直事業」を行っており、ハウス食品グループと共に生産者へのヒアリングや訪問を通じて「また明日も食べたくなる野菜」となる野菜を選定し、スーパーなどへの販売を担当する。互いのリソースを融合することで、消費者の食卓に「また明日も食べたくなる野菜」を届ける。

選び抜いた野菜をそれぞれの旬の季節に販売予定。これからも順次、品目を増やしていく予定となっている。野菜の詳細情報はホームページを確認。

秋（10月～2月頃）は、タマネギ スマイルボールを販売する。ハウス食品グループが10年以上研究を重ねて開発した、品種改良（遺伝子組み換えでない）によって涙の出る成分（＝辛み成分）の発生を抑えた新しいタマネギ。生でそのまま丸かじりできるほどに辛みがない、水さらししないので栄養をまるごと摂れる、魅力たっぷりのタマネギとなっている。

冬（12月～2月頃）は、白菜 松島兄弟の極を販売する。群馬県で農業法人Vegetaを経営、近年メディアからの注目も高い、松島兄弟が土づくり、苗づくりに徹底的にこだわり抜いて育て、⼀番おいしいときに収穫される白菜です。ふかふかの土で育った極は甘くみずみずしく、生でパリッとした食感を楽しめるサラダがおすすめ。煮込むととろとろになるのでミルフィーユ鍋でももちろんおいしく食べられる。

春（12月～4月頃）は、新タマネギを販売する。遠州タマネギ 静岡県の農業法人あったか農場が生産する海からのミネラルを含んだ水はけのよい砂地で育った遠州タマネギ。苗を植えるのも収穫も手作業で愛情を込めて育てられたタマネギとなっている。新タマネギの中では早く、12月頃から販売される。肉厚で水分量が多くみずみずしさと甘みが感じられるのでシャキシャキサラダがおすすめだという。

［開設日］7月10日（木）

ハウス食品グループ本社＝https://housefoods-group.com