Drink&Food♥2024/05/20 20:17

しゃぶしゃぶ温野菜、鹿児島県産銘柄豚“黒の匠”を味わう「旬野菜と黒豚しゃぶしゃぶ」を期間限定販売

コロワイドグループのレインズインターナショナルが展開する「しゃぶしゃぶ温野菜」（以下、温野菜）は、5月22日から、香り高く旨みのある特製だしで鹿児島県産銘柄豚“黒の匠”を味わう「旬野菜と黒豚しゃぶしゃぶ」を期間限定で販売する。5月14日に行われた試食会では、鹿児島県黒豚「黒の匠」を導入した背景や食品業界で注目されている新しい旨みのもと「鶏節（とりぶし）」を使用した特製だしについて紹介した。

「当店を利用する消費者は、いつもよりちょっと良いものを求める消費者が増えている」と、レインズインターナショナル広報安田悠平氏。「ここ半年間で銘柄豚を使用した期間限定メニューは、通常メニューに比べて価格が高いにもかかわらず、多くの消費者から支持を集めてきた」と、昨年冬に販売した「北海道ゆめの大地豚」と今年春に販売した「幻の金華豚」は好評だったと目を細める。「また、以前に比べて50代の利用者も増えてきた」と、利用者の年齢層が高くなってきている点もちょっと贅沢なメニューの支持が高まっている理由ではないかと述べていた。

「しゃぶしゃぶを美味しく食べるには、豚肉が適していると考えている」と、豚肉についてはこだわりをもって提供しているとのこと。「豚肉は脂がだしに溶けて奥行きのある味わいになると同時に、野菜との調和も優れている」と豚肉がしゃぶしゃぶに最適である理由について解説。「日本には、美味しい豚を育てる農家が多く、生産者が愛情を込めて育てたブランド豚を当店を通じて紹介していきたいと考えている」と、優れた豚肉を温野菜を通じて紹介していくことで、生産者をサポートしていきたいのだと話していた。

次に今回のメニューについて、同しゃぶしゃぶ温野菜商品開発の岸氏が説明した。「今夏のメニューは、季節感を感じられるメニューとして、だし、肉、野菜にこだわって考案した」と夏を意識したメニューになっているとのこと。「だしは、新しい食材として、料理人や食品業界に注目されている『鶏節』を使用した。通常の和風だしでは、鰹節に含まれる旨み成分イノシン酸に昆布に含まれる旨み成分グルタミン酸を加えることで、旨みの相乗効果が生まれ、より強い旨みを感じることができる。鶏節はこのイノシン酸とグルタミン酸の両方の旨み成分が含まれているのが特徴だ」と、強い旨みを感じることができる鶏節をだしに使用するのだという。「鶏節は、鶏の胸肉を鰹節のように加工して削ったもの。節にすることで、鶏の持つ旨み成分が凝縮される。鶏節は香りが強くないため、香りを引き出すべく、鰹節を加えた」と香り高い特製だしに仕上げたのだと述べていた。

「肉について、今回選んだのは鹿児島黒豚『黒の匠』。豊かな旨みときめ細かい肉質で、食感はやわらかくて歯切れが良く、融点が低いので脂がべとつかずさっぱりと食べられる。200日かけてじっくり大切に育てられ、さつまいもを含んだ飼料を与えることでコクと旨みを引き出している」と、ジャパン・フード・セレクションの最高賞を受賞した鹿児島黒豚「黒の匠」を提供するとのこと。

「白ナスは、加熱するととろけるような食感になることから“トロナス”とも呼ばれている。果肉がとてもやわらかくソフトな口当たりが特長となっている。黄色ズッキーニは、鮮やかな色が初夏を感じさせ食欲をそそる。加熱することで周りはシャキシャキ、果肉はとろりとした食感を楽しめる。オクラは、シャキネバ食感がクセになる、鍋を彩る旬野菜。旨みたっぷりな特製だしで煮込むとオクラが持つ甘みが引き立つ」と珍しい夏野菜を提供すると紹介した。