伊藤園、10月1日から一部の飲料製品とリーフ製品を値上げ

伊藤園は、一部の飲料製品とリーフ製品のメーカー小売価格および出荷価格を、10月1日から値上げする。

同社は消費者に満足してもらえる製品の安定的な供給を目指し、これまで生産・輸送・販売等におけるオペレーションの効率化、生産性の向上といった様々な企業努力を積み重ねてきた。

しかしながら、エネルギー費や物流費・人件費の高騰といった社会・業界全体におけるコストの上昇の継続、また包材などの資材価格や原料価格の高騰などが続いており、これまでの企業努力だけでコストの上昇を吸収し続けることが困難な状況となっている。そこで今回やむを得ず、一部の飲料製品とリーフ製品のメーカー希望小売価格および出荷価格を値上げする。

同社は今後も経営理念の「お客様第一主義」のもと、従来以上の企業努力によるコスト削減を継続しつつ、消費者に納得してもらえる価値や品質を伴った製品の開発・供給に努めていく考え。

対象数は、ドリンク製品171品、リーフ製品36品の合計207品で、対象製品は、大型ペットボトル製品（1リットル以上）、小・中型ペットボトル製品（1リットル未満）、ボトル缶製品（220ミリリットル～400ミリリットル）、紙製品（100ミリリットル～1リットル）、リーフ製品（ティーバッグ茶・顆粒茶）となる。改定率は、メーカー小売価格を＋2.2～36.4％値上げする。

［改定日］10月1日（火）

伊藤園＝https://www.itoen.co.jp/