パルシステム、米産地ファームみなもと(新潟県上越市)の棚田で生産した伝統品種ののもち米「越のふく福」の注文受付を開始

「越のふく福」

パルシステム東京は、2月6日から、独自企画のもち米「越のふく福」の注文受付を開始する。米産地ファームみなもと(新潟県上越市)の棚田で生産した伝統品種のもち米の商品名は、生産者との交流イベントに参加した利用者からの募集で決定した。

「越のふく福」は、上越市吉川地区に大正時代から残る伝統品種のもち米で、こしと柔らかさを兼ね備えたふくよかなかみごたえとうまみ、気品ある香りが特徴となっている。一般の栽培基準から化学肥料は9割、農薬は8割削減する「永田農法」を採用し、環境に配慮し生産している。

中山間地域の棚田のため、草取りなど膨大な労力がかかるが、ファームみなもと生産者の山本秀一氏と中村昭一氏が「おいしさと健康につながる」との信念で栽培した。

商品名は、昨年11月に開催した交流イベントの参加者から寄せられたアイディアから名付けられた。利用者がもち米で作ったおこわを試食しながら山本氏から生産の背景を聞き、数多く寄せられた言葉から組み合わせた名前となっている。商品ラベルにも「越後よしかわ棚田育ち ときをつなぐうるわしの赤穂もち」とイベントで出されたキーワードをちりばめている。

「越のふく福」の稲穂

幻のもち米と呼ばれる「越のふく福」は、大正時代に食味のよさが大きな評価を得た一方、病気に弱く収量が少ないため、昭和に入ると栽培が完全に途絶えてしまった。山本氏は「大正時代から守られてきた種子を再び世の中に出したい」と、残存していたもみ種で栽培を再開させた。100年の時を超えて生産されたもち米の商品化にあたり、産地から「いっしょに名前をつけ、ものがたりのひとつとして将来へ思いを語り継いでほしい」との提案があった。40年以上前からパルシステム東京と交流し、年間を通じ生産者と利用者がじかに語り合う場を設けてきたからこその商品化だという。パルシステム東京はこれからも、米食文化や生産地域の景観の保全、地域活性化につながる米作りが継続されるよう、利用者とともに産地を応援していく考え。

[小売価格]426円(税込)
[発売日]2月6日(火)

パルシステム生活協同組合連合会=https://www.pal.or.jp/


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