キユーピー、「キユーピー あえるパスタソース」のシリーズのペーストタイプと香るタイプの計12品の外装を紙パッケージに変更

左:従来品、右:変更品

キユーピーは、キユーピー「あえるパスタソース」シリーズの“ペーストタイプ”“香るタイプ”計12品の外装を、2月上旬から順次、紙パッケージ(紙とプラスチックの複合素材)へ変更する。今回の変更によって、年間で約13tのプラスチック使用量が削減できる見込みとなっている(前年出荷実績に基づく同社試算)。

近年、プラスチックごみによる生態系や環境への影響が指摘されるなど、環境配慮への機運が高まっている。キユーピーグループは、サステナビリティ目標に「2030年度にプラスチック排出量削減率30%以上(2018年度比)」を掲げ、これまでにもドレッシングボトルの再生プラスチック化などに取り組んできた。

今回、新たに「あえるパスタソース」“ペーストタイプ”“香るタイプ”の外装を紙パッケージ化する。約4年にわたる検証の結果、従来品と比較してプラスチック使用量を約30%削減しながらも、プラスチックパッケージと変わらない使用感を実現することができた。

キユーピーは1959年に日本で初めて家庭用のミートソースを発売した。缶入りのミートソースからスタートしたパスタソースは、使い勝手の良さを追求し包装形態を進化させてきた。加えて、プラスチック使用量削減のために一部の外装をスリム化するなど、環境を配慮した変更も進めている。

キユーピーグループは今後も、環境負荷低減の取り組みを進め、持続可能な社会の実現に貢献していく考え。

開発担当者は、「商品開発から消費者が食べ終わるまでの全過程を通し、社会・地球環境への取り組みを強化している。これまで、おいしさの追求だけでなく、賞味期間の延長など食品ロス削減につながる取り組みにも力を入れてきた。『あえるパスタソース』は、食べる際に温める必要がないため、湯煎するタイプのパスタソースに比べCO2排出量の削減率は100%(ガス熱効率:経済産業省(資源エネルギー庁)出典資料から・CO2排出係数:都市ガスから)。マーケティングとサステナビリティは切り離せない関係だと考えている。未来に向けて、おいしくてサステナブルな食卓が“当たり前”になるように、商品を通して貢献していきたい」とコメントしている。

[変更日]2月上旬から順次

キユーピー=https://www.kewpie.co.jp/


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