ニュー・クイック、プライベートブランド国産「きわみ牛」使用の商品を発売、年末年始に向けてローストビーフやローストチキンも

左から:ニュー・クイック マーケティング部 部長 横田英夫氏、ニュー・クイック 代表取締役 林浩二氏、ニュー・クイック 商品部 シニアスペシャリスト 片山武志氏

創業50年の老舗肉屋、ニュー・クイックは、11月13日から、ニュー・クイックのプライベートブランド国産「きわみ牛」を使用した、ニュー・クイック匠 PREMIUM「きわみ牛 シチュー」「きわみ牛 カレー」「きわみ牛 牛丼」の3商品を販売している。また、クリスマス商品や年末年始にピッタリの新商品も発売する。11月30日には、新商品発表および試食会を開催。対面販売スタイルの精肉専門店と、生鮮専門店の集合体「生鮮食品館富士ガーデン」、さらにセルフスタイルの精肉販売店の三業態を展開する同社の新たな取り組みについて紹介した。

ニュー・クイック 代表取締役 林浩二氏

「当社は、1973年に神奈川県横浜市戸塚区に1号店を開業し、以降アクセスの多い駅前や商業施設内に出店することで、消費者との対話を大事にし、対面販売スタイルの精肉専門店『New Quick』と、生鮮専門店の集合体『生鮮食品館富士ガーデン』、さらにセルフスタイルの精肉販売店『New Quick セルフ販売店』の三業態を展開。全国に95店舗を出店している」とニュー・クイック 代表取締役 林浩二氏が挨拶。「当社は、北海道・長崎・岩手に指定農場を展開。指定農場からの仕入れによる品質の安定を強みとしている」と、確かな品質と美味しい肉の提供にこだわっているのだと強調する。「より良い商品を素早く消費者に届けるべく、リードタイムの短縮を図っている。また、店舗で熟練の職人が手で加工して新鮮な肉を提供している」と、鮮度にもこだわっているのだと述べていた。「今年で創業50周年を迎えた当社は、精肉のリーディングカンパニーから食文化のリーディングカンパニーを目指すべく、持続可能な食肉文化を作り、人々の健康的な暮らしに貢献するため、確かな品質と美味しい肉の提供にこだわっていく」と100周年に向けた抱負を語ってくれた。

ニュー・クイック マーケティング部 部長 横田英夫氏

同 マーケティング部 部長 横田英夫氏が同社が展開する商品について説明した。「当社の店頭に並ぶ商品は、300~400SKUでこのうちプライベートブランドの商品が80~100SKUとなる。このプライベートブランド商品をもっと多くの消費者に知ってもらうために、様々な施策を展開していく」と、同社のプライベートブランドの認知度向上に努めていくと訴える。「当社がプライベートブランド商品にこだわる背景としては、産地との密な関係による品質の安定が図られている。さらに一頭買いによる販売や原料への最大限の活用を行っている。日常だけでなく、特別なときにも選ばれるように当社にしかないものを追及している」と、品質の高い肉を余すことなく提供できるプライベート商品を打ち出していくことで、消費者に新たな価値を提供したいのだと力説する。

北海道産北のきわみ牛 サーロインステーキ(左)

「プライベート商品の国産『きわみ牛』は、“雲仙きわみ牛”と“北海道北のきわみ牛”を展開。2つの産地で品質と数量の安定に努めている他、国産交雑牛の4級以上に限定。販売と加工の両面で活用している」と国産「きわみ牛」の特徴について教えてくれた。

ニュー・クイック 匠 PREMIUM国産「きわみ牛」シリーズ

「この国産『きわみ牛』を使用した『ニュー・クイック匠PREMIUM』を展開。原料、産地、製法にこだわったきわみ牛の加工に適した部位を使用している」と「きわみ牛 シチュー」、「きわみ牛 カレー」、「きわみ牛 牛丼」の3商品を発売しているという。「『きわみ牛 シチュー』は、旨味が強く、煮込み料理に適した首の肉(ネック)とスネ肉を贅沢に25%使用した。人参、玉ねぎ、マッシュルームのゴロッとした食感に、デミグラスソースと赤ワイン、隠し味にはちみつが入った特製ソースの風味も抜群な濃厚な味わいが特徴となっている。『きわみ 牛カレー』は、2種類のカレー粉と10種類以上の香辛料をブレンドした。スパイシーでコクのある大人向けの味わいに仕上げている。『きわみ牛 牛丼』は、『きわみ牛』の味をしっかりと感じられる厚みを追及し、濃口醬油と薄口醬油をブレンドした深みある出汁で味付けした。ワイン、生姜、ニンニクと隠し味に“牛脂”を加えることでコクが増し、風味豊かに仕上げている」と「ニュー・クイック匠PREMIUM」の商品について説明した。

ニュー・クイック 商品部 シニアスペシャリスト 片山武志氏

同 商品部 シニアスペシャリスト 片山武志氏は、クリスマス、年末年始の新商品およびキャンペーンについて発表した。

黒毛和牛ローストビーフ
豪州産ローストビーフ

「ハレの日に向けて『ローストビーフ』シリーズを展開する。『黒毛和牛ローストビーフ』は九州と北海道の牛ももを使用している。『豪州産ローストビーフ』はハーブ塩をすりこんでいる。『トモサンカクローストビーフ』は米国産の牛肉で、厚切りでもやわらかく食べられる。『国産ローストビーフ』は、ホルスタインと黒毛和牛を掛け合わせた国産牛の外もも肉を使っている」と4種のローストビーフを展開するという。「『黒毛和牛ローストビーフ』はクリスマスおよび年末年始限定で取り扱う」とのこと。

トモサンカクローストビーフ
国産ローストビーフ

「4種のローストビーフは価格帯が異なっているので、来店する消費者に合わせて品ぞろえを各店舗で変えていく」と、幅広いラインアップで展開する理由についても教えてくれた。今回、ローストビーフを購入した人には『黒糖しょう油』を添付する」と食べ方の提案も行っていきたい考えを示した。

岩手県産おこめ赤鶏ローストチキン

「クリスマス限定商品『岩手県産おこめ赤鶏ローストチキン』は、プライベートブランドの“おこめ赤鶏”を使用している」と特別な鶏肉でクリスマスを盛り上げたいとのこと。おこめ赤鶏は国産の鶏で、飼料には米を混ぜ合わせて与えている。このため歯ごたえがありながらバランスのとれた肉質となっている。販売する際は、下味だけを付けた状態で提供。店舗でハーブ味にしたり、塩だれにしたりできるようにしている」と「チキンレッグ」の特徴について紹介した。「『岩手県産おこめ赤鶏ローストチキン』はオーブントースターで温めると美味しさが増すので、ぜひ試してみてほしい」と店舗で加熱処理しているため、オーブントースターで温めるだけで美味しく食べられるのだと述べていた。

[小売価格]
ニュー・クイック 匠 PREMIUM国産「きわみ牛」シリーズ:各626円(税込)
「ローストビーフ」シリーズ:価格は各店舗独自で設定
岩手県産おこめ赤鶏ローストチキン:価格は各店舗独自で設定

ニュー・クイック=http://www.new-quick.co.jp/


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