サンクトガーレン、猛暑による蜜症梨や傷梨を活用したアップサイクルビール「和梨のヴァイツェン」のボトルを数量限定販売

サンクトガーレンは、表皮の傷やいびつな形のため、一般では売り物にならない梨を活用したビール「和梨のヴァイツェン」のボトルを10月17日から数量限定で販売する。

現在、本厚木駅北口1分の直営タップルームと、10月15日まで横浜赤レンガ倉庫で開催中の「横浜オクトーバーフェスト」、10月15日まで厚木中央公園で開催中の「厚木オクトーバーフェスト」で樽生を先行提供中だ。

特に横浜オクトーバーフェスト会場のサンクトガーレンブースでは12種類のラインアップの中で1番人気で、1日1000杯を超える出量を記録する日もあり、急遽1万Lを追加醸造。一般販売も決定したという。

近年、多くの梨農家が“蜜症”に悩まされている。蜜症は天候不順などで果実内の糖分が偏って透明化してしまう現象だとか。リンゴにあると喜ばれる蜜だが、梨に発生すると特有の食感が失われるため一般販売は出来ないという。

蜜症の梨は食感が悪くても食用としては問題ないとのこと。そのため神奈川県の関係者から相談を受けこのビールを開発した。

他にも風に揺られ枝と擦れて傷や割れがあったり、色や形(サイズ)にバラつきがあるなど、通常品としては売り物にならない梨を買い取って活用している。

サンクトガーレンは梨だけではなく傷オレンジを使ったビール「湘南ゴールド」、傷リンゴを使ったビール「アップルシナモンエール 」など1年を通じて様々な傷あり果実を使ったフルーツビールを製造販売している。

これらのビールは香料などに頼らず果物本来の香りや味わいを引き出すため、果物はたっぷり贅沢に使う。そのため通常に比べて安く仕入れられる、傷などの“訳あり”果物の活用は原材料のコストを抑えることにつながる。

訳あり果物の利用は、農家にとっては売り物にならない果物が売れる、同社にとっては安く果物を譲ってもらえるという互いにとってメリットのある関係だという。中には、訳あり果実に困った農家のSOSから誕生したフルーツビールもあるとのこと。訳あり果実の利用は食品ロス削減にもつながり、SDGs達成に貢献している。

「和梨のヴァイツェン」

ビールは小麦麦芽を主原料としたフルーティーなヴァイツェンというスタイルをベースにしている。梨は細切れにしたもの、ペーストに加工したもの、ジュースに加工したものを3段階に分けて加えている。

ビール特有の苦みはほとんどなく、梨の甘い香りと瑞々しい風味をギュッと閉じ込めたフルーティーな味わいとなっている。

「和梨のヴァイツェン(発泡酒)」は日本の酒税法で認められている以上の量の果物を使用しているため“発泡酒”表記となる。麦芽率は50%以上で税率はビールと同じだという。

現在、本厚木駅北口すぐの直営タップルームと、10月15日まで横浜赤レンガ倉庫で開催中の「横浜オクトーバーフェスト」、10月15日まで厚木中央公園で開催中の「厚木オクトーバーフェスト」で樽生を先行提供中だ。10月17日以降、全国のサンクトガーレン取り扱いビアバーでも楽しめるようになる。

[小売価格]539円(税込)
[発売日]10月17日(火)

サンクトガーレン=https://www.sanktgallenbrewery.com/


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