TPCマーケティングリサーチ、青汁の摂取実態と今後のニーズについて調査、現在青汁を摂取している人は11.3%

TPCマーケティングリサーチは、青汁の摂取実態と今後のニーズについて調査を実施した。その結果、現在青汁を摂取している人は11.3%となり、前回調査を行った2021年と比べると0.8pt低下していることが分かった。

今回、青汁の摂取実態と今後のニーズを探るべく、「直近6ヵ月以上継続して青汁を摂取している20~60代の男女1232人」を対象にアンケート調査を実施した。

その結果、事前に行った4万人を対象としたスクリーニング調査では、現在青汁を摂取している人は11.3%となり、前回調査を行った2021年と比べると0.8pt低下していることが分かった。これを属性別にみると、現在摂取率の割合は多くの層で減少しているが、男性中年層および男性高年層はそれぞれ前回出現率を上回る結果となった。

さらに1232人を対象とした同調査の結果をみると、青汁に期待する健康効果として「免疫力の向上」は前回調査時に比べて3.4pt減少しており、全体的には新型コロナウイルス感染症による影響は落ち着きをみせた結果となった。

一方で、近年の物価高騰の影響で「野菜が気軽に買えなくなった」ことを理由として野菜不足だと感じる人は前回調査と比べて9.1pt増加しており、これを理由に青汁を摂取し始めた人も増えていることが分かった。また、これをきっかけに青汁を摂取し始めた層は全体と比べて幅広い剤型を摂取している傾向にあるほか、効率よく十分な量の野菜を摂取するために青汁を始めた人が多くなっている。

青汁の摂取実態としては、「粉末(個包装タイプ)」が75.7%と最も高い結果となった。以下、「粉末(大袋タイプ)」、「ドリンク(紙パック)」、「ドリンク(ペットボトル)」と続いている。時系列でみると、依然として「粉末(個包装タイプ)」が最も多いものの、その出現率は徐々に低下傾向にある。その一方で「ドリンク(紙パック)」や「ドリンク(ペットボトル)」などは徐々に出現率が高まっており、青汁の剤型の多様化がみられた。

同レポートでは、20~60代の男女の青汁ユーザーにおける野菜不足の事態や青汁の摂取実態、青汁の購入ポイント、ブランドの満足度、今後期待する青汁のコンセプトなどを調査。さらに、性別、年代別に加えて「コロナ需要タイプ」、「不摂生タイプ」、「安心保険タイプ」、「美容ダイエットタイプ」、「家庭堅実タイプ」、「トライアルタイプ」の6つのクラスターでも分析を行い、今後の青汁の商品開発に役立つデータとしてまとめている。

[調査要覧]
調査対象者:直近6ヵ月以上継続して青汁を摂取している20~60代の男女1232人
調査実査日:2月17日

資料名:2023年 青汁の摂取実態と今後のニーズ-コロナは落ち着きをみせるも物価高騰の影響で青汁を摂取する人が増加-
発刊日:4月26日(水)
小売価格:46万2000円(税込)

TPCマーケティングリサーチ=http://www.tpc-cop.co.jp


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