ナリス化粧品、カウンセリングスキンケアブランド「マジェスタ」を全面リニューアルし10品を発売

ナリス化粧品は、1984年から同社のカウンセリングスキンケアブランドとして確立している「マジェスタ」を8年ぶりに全面リニューアルし、9代目の「マジェスタ」として10品を発売する。同社は1930年代から約90年に渡り角層研究を継続しており、最前線の角層研究の成果を搭載したラインアップとなる。10品の中のメインアイテムであるクリームの2品は7月21日から先行発売、その他の8品は8月21日から訪問販売と全国のナリス化粧品店舗と通販（公式オンラインショップ）で発売する。

同社の基本スキンケアブランド（同社ブランドのみ）は10以上あるが、1984年にデビューした「マジェスタ」は、現在同社唯一のカウンセリングスキンケアブランドとしての立ち位置を確立している。「マジェスタ」は、これまでもブランド寿命を意識したリニューアルは行わず、画期的な研究や技術の革新が実現した時にリニューアルを行ってきたため、何十年もの期間にわたり使用しているユーザーも多く存在する。また、同社唯一のカウンセリングブランドであり、肌悩みや肌質などその人に固有の条件だけでなく、季節などの環境変化にも対応できるラインアップであるためにブランドの中でアイテムをスイッチできることも長く使用される理由となっている。

一般的に「角層ケア」に使用するアイテムは「ふきとり化粧水」で、老化角質を取り除くケアをイメージすることが多いと思うが、今回のリニューアルではふきとり化粧水だけでなく多くのアイテムで「角層」に着目し、角層に潤いを抱え込み、角層をより健康な状態にしていく多角的なアプローチをしたラインアップとした。7月に先行発売するクリームの2品は自在に伸縮することで角層に働きかける。

同社は宮城県登米市に1万坪を超えるバラを栽培する自社バラ園「ナリス ローズガーデン」からオリジナル成分の開発を行い、化粧品に配合している。今回新しく開発したのは、花色・花形・香りの3拍子揃った「月光」。透明感のある黄色の花弁を持つモダンローズ。同社が化粧品成分としてこれまでに採用したバラは9種だが、今回初めて単にバラから化粧品成分を抽出するだけでなく、抽出したバラの成分に乳酸菌のHOKKAIDO株を掛け合わせ、発酵させることで、新たな可能性を見出した。開発した成分は、世界初（INCI（International Nomenclature of Cosmetic Ingredients 化粧品原料国際命名法）に新規登録された「乳酸桿菌／ハイブリッドローズ花エキス発酵液」を配合した化粧品として）の成分として化粧品成分の国際共通表示名称「INCI」登録し、新マジェスタ全品に配合した。

「W クレンジング セラム（クレンジング・洗顔）」は、クレンジングと洗顔の機能を持つ泡立たない美容クレンジング。クレンジング成分を保湿成分で包み込むことでやさしい肌あたりを実現した。乾燥などで乱れたキメを潤して、汚れを浮かせてオフする。

「W クレンジング フォーム（クレンジング・洗顔）」は、炭（洗浄成分）の力で汚れを絡めとるクレンジング＋洗顔料。糸を引くテクスチャーで素早く密度のある泡が作れる。毛穴の隅々の汚れを吸着し、すっきりと洗い流す。スカムクリア処方となっている。

「ウォッシュ（洗顔）」は、泡立ちが早く泡切れの良いつっぱらない炭（洗浄成分）を配合した洗顔フォーム。多孔質の炭（洗浄成分）や糸を引くテクスチャーが、皮脂を吸着し、汚れをからめとる。洗顔後はつっぱらず潤いを残す。スカムクリア処方となっている。

「コンク α（ふきとり化粧水）」は、肌のごわつきをやさしく解き、健康な肌の輝きを取り戻すふきとり化粧水とのこと。

「コンク β（ふきとり化粧水）」は、乾燥が気になる肌のキメを整え、ツヤのある肌に導くふきとり化粧水となっている。

「ローション I」は、すっと浸透し肌のツヤと潤い保つ化粧水とのこと。

「ローション II」は、なめらかに肌を包む乾燥・肌トラブル用の化粧水となっている。

「ミルク（乳液）」は、やわらかに広がり浸透（角層まで）。潤い続く高機能ナノ乳液となっている。

●マジェスタ
［小売価格］
W クレンジング セラム：6820円
W クレンジング フォーム
ウォッシュ：4620円
コンク α（ふきとり化粧水）：8800円
コンク β（ふきとり化粧水）：8800円
ローション Ⅰ：8800円
ローション II：8800円
ミルク（乳液）：9900円
（すべて税込）
［発売日］
クリーム2品を除く8品：8月21日（木）
クリーム：7月21日（月）

ナリス化粧品＝https://www.naris.co.jp