資生堂から美容液「SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー」が登場、使い方説明やヒアルロン酸技術を解説するイベントも

 資生堂は、今年に創業150周年を迎えた。資生堂を支えてきた主力ブランド「SHISEIDO」は今回、先進ヒアルロン酸研究技術を搭載した美容液「SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー」を発売する。これを記念し、「SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー新発売記念イベント」を9月30日に開催した。イベントでは、美容家の神崎恵氏と形成外科学会認定専門医の貴子先生が登壇し、最新の美容医療市場や「SHISEIDO」の技術および新商品の使い方などについて解説した。

 「コロナ禍でおうち時間が増えた。これによってメイクをしなくても良い日が増えて自分自身の肌を見直す人が増えている」と貴子先生。神崎氏は、「マスクをしている安心感に慣れてしまい、マスクを外す場面では緊張してしまうこともある」と、マスク生活に慣れてしまっている現状があると指摘する。「マスクを取ることへの不安感に対する相談も増えている」と貴子先生。「特に、マスクを取ると顔のたるみが気になるという声が多く聞かれる」と、マスクを外すと、顔のたるみが際立つように感じるという人は少なくないと指摘していた。

 こうした声に対し、貴子先生は、「ヒアルロン注射でしわのたるみを改善する施術が人気となっている。今はしわの深さで注射も選べるようになっているため、ナチュラルな仕上がりになると好評。この他、目じりのしわにボトックスを施術するのも人気となっている」と、最新美容の現状について教えてくれた。神崎氏は、「美容医療の進化が目覚ましい。ミリ単位でコントロールしながら、調整できるので、予防効果を見込んで若年層がボトックス施術を行うケースも増えている」と、先行投資を目的に美容医療を行う若者も増えていると話していた。

 一方で、貴子先生は、「副作用があることも知っておいてほしい。肌が赤みを帯びたり、内出血やアレルギー反応を示すケースもある」と、副作用を理解した上で、美容医療を行ってほしいとのこと。神崎氏は、「エイジングに特化した商品も増え、効果もわかりやすくなっている。美容医療の領域にまで踏み込んだ化粧品を利用することも有効な手段であると感じている」と、美容医療ではなく、エイジングに特化した化粧品で、肌の若返りを目指すことも良いのではないかと語っていた。

 日々のケアについて貴子先生は、「保湿が肌には重要となる、スキンケアを毎日しっかり行っている肌は、レーザー施術の効果を長続きさせてくれる」と、日々のスキンケアは美容医療にも好循環作用が期待できるとのこと。「使う商品としては、ヒアルロン酸配合のスキンケアを推奨するようにしている」と、ヒアルロン酸配合の化粧品は効果を実感しやすいのではないかと語っていた。神崎氏も、「ヒアルロン酸は、ビタミンCと同じくらい、肌に良い成分であると知られている。研究の歴史もあるため、多くの人の肌を助けてくれる成分であると感じている」と述べていた。

 貴子先生が降壇後、資生堂の新商品「SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー」を神崎氏と共に紹介した。新商品の紹介を前に、ヒアルロン酸は分子量が大きく、肌の角層に浸透しないことが課題だったと説明。分子の大きさを操って角層までの浸透性を高める革新的な技術について紹介した。新技術を聞いた神崎氏は、「これまでは良い成分があっても、しっかりと活用しきれていない部分がたくさんあったと思う。しかし、美の可能性を実感できる」と、新商品の特徴に感動した様子。また、「朝・夜用と美容液がセパレートしているのは、それだけその時に必要なケアができるということ。毎日のケアにおいて自分の肌をどのように育てていくかは1番大切なポイントなので、素晴らしいケアをおうちで毎日行うことができ、これからの自分の肌が楽しみという印象。自分で選び、家で効果を感じられるのは素晴らしい」と商品への期待を語った。

 新商品で本格的なスキンケアが叶うというところから、話題は神崎氏のスキンケア事情へ。「ストレスは健康にも美容にも影響を及ぼすため、どのように向き合うかが課題。向き合うにためには、睡眠の質を上げるべく、入眠しやすいように、寝る2時間前にお風呂に入るスケジュールを組んだり、なるべく携帯・テレビ・パソコンを寝室に持ち込まないようにしている」とのこと。また、日々数多くの化粧品を試す神崎氏は選び方のコツについて、「なるべく自分の肌で試し、必ず1本以上は使い切るようにしている。効果効能はもちろん、自分の肌との相性や塗布したときの気持ちよさ、感触を見て選んでほしい」とアドバイスする場面も見られた。

 神崎氏が重要視するエイジングケアのポイントは、「最新の知見が盛り込まれた化粧品を使うこと」だとか。「化粧品は驚くほどの速さで進化しているので、学びを深めてついていきながら、新しいスキンケアを使うようにしている。もともとあった成分でも進化して肌に良い影響を与えられるようになっているので、興味がわくものや進化したものを積極的に取り入れることは有効」と、自身の考えをもとにアドバイスしていた。また、自身のメソッドで大事にしていることについて聞かれた神崎氏は、「エイジングケアは保湿をしている。いろんな角度からアプローチしていくことが重要なので、保湿しながらエイジングケアする肌の上からのアプローチはもちろん、最近は骨のケアを始めた。加齢によってさまざまな影響が出てくるので、いろいろな方向からケアしていくことで、より自分らしいエイジングができると感じている」とコメントしていた。

 この後、神崎氏に「SHISEIDO ビオパフォーマンススキンフィラー」を試してもらった。夜用のインフィルセラムを塗った神崎氏は、「透明感があり、みずみずしさで包まれるような気持ちいいテクスチャーとなっている。さらっとしていて浸透も早い」と満足した様子。その上から朝用のフルエクスパンションセラムを塗り、「少しコクがあり、するっと肌でほどけるような感覚となっている。みずみずしいツヤ感が出て肌が活き活きして見えるので、鏡で顔をみたときにときめくのではないかと思う。美容の可能性を大きく広げてくれるものに出会えたと感じている」と、商品への感想を語ってくれた。

 10月1日に発売した「SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー」は、先進ヒアルロン酸研究技術を搭載した新美容液とのこと。ヒアルロン酸は、分子量が大きいため、肌表面(角層のこと)にとどまって高い保湿効果を発揮する。一方、保湿効果を持つ高分子量(分子量が大きい)のヒアルロン酸を肌の角層内部に届けることは大変難しい課題となっている。しかし資生堂は、ヒアルロン酸分子の大きさを調節する、画期的な「モレキュシフトテクノロジー」の開発に成功した。「SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー」はこの技術を採用しており、独自設計された夜と朝のセラムが効果的に働きあい、内側から輝くような、ハリと弾力のある、うるおいで満ちた肌へ導く。

 「SHISEIDO ビオパフォーマンス インフィル セラム」<夜用美容液>では、小さくなったヒアルロン酸を肌(角層のこと)のすみずみまで届け、ハリや弾力のある肌に導く。夜の洗顔後、または化粧水で肌を整えた後ディスペンサ―1回押し分をとり、顔全体にていねいになじませる。

 「SHISEIDO ビオパフォーマンス フルエクスパンション セラム」<朝用美容液>では、ふっくらしたテクスチャーで、うるおいとハリに満ちた、若々しい印象へ導く。朝の洗顔後、または化粧水で肌を整えた後ディスペンサ―1回押し分をとり、顔全体にていねいになじませる。

[小売価格]3万5200円(税込)
[発売日]10月1日(土)

資生堂=https://www.shiseido.co.jp/


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