常盤薬品工業、アイシャドウパレット「エクセル リアルクローズシャドウ」を刷新、ヌードカラーの肌溶けチークなども発売

ノエビアグループの常盤薬品工業は、3月14日に、メイクアップブランド「エクセル」から、頬に溶け込む彩りとソフトな発色の「エクセル シームレストーン ブラッシュ」（全4色）と、快適な使い心地と香りにこだわった美容液UV「プロテクティブ UVエッセンス '23」（全2種）を限定発売した。また、4月18日に、色と質感を重ねて楽しめる4色のアイシャドウパレット「リアルクローズシャドウ」（全6色）をリニューアル発売する。3月14日にオンラインで行われた新商品発表会では、「エクセル シームレストーン ブラッシュ」、「プロテクティブ UVエッセンス '23」、「リアルクローズシャドウ」について詳しく説明した他、ヘアメイクアップ アーティストの岡田知子氏が登場し、新商品を使ったメイクアップのデモンストレーションを行った。

「『エクセル シームレストーン ブラッシュ』は、素肌を活かすソフトな発色とヌードカラーで境目なく頬に馴染む肌溶けチークとなっている。粉っぽさのない密着パウダー処方を採用し、透明感のあるピュアなカラーを長時間キープする。肌のうるおいを守る美容液成分も配合した」と、常盤薬品工業 「エクセル」商品開発担当の中村友梨香商品企画グループリーダー。「さりげない発色ながら自然な血色感を感じられる4色のニュアンスカラーをラインアップする」とのこと。

「ピュアなブルーカラーの『SB01（シーショア）』は、頬に乗せるとシアーに発色し、くすみを飛ばして透明感をアップしてくれるブルーチーク。広めに塗ってハイライト効果を出すこともできるカラーとなっている。またチーク下地として普段使いのチークの下に薄く仕込むと、肌をクリアな印象に整えて後に乗せるチークカラーのニュアンスチェンジもできる」と、肌に溶け込む彩りと発色の肌溶けチークになっていると教えてくれた。「肌当たりやわらかなオリジナルブラシ付きで、斜めカットのラウンド形状が特徴となっている」と、広く均一に塗ることができるように工夫されていると述べていた。

「2021年から毎年限定で発売し、好評を得ている『エクセル プロテクティブ UVエッセンス』は、伸びが良く、瞬時に肌と一体化する“スキンタッチ処方”が特長となっている。薄膜タッチのみずみずしいテクスチャーで、ベタつきの無い驚くほど軽い付け心地を追求した。塗ったことを忘れるかのように肌に溶け込み、やわらかく香る」と、商品特長について紹介。

「またデイリー使いの肌への負担を考えた4つのフリー処方で、美容液成分も贅沢に配合した。紫外線対策を考えたSPF50 PA＋＋＋＋ UV耐水性★★。石けんオフ可能となっており、化粧下地にも使える顔・からだ用のUVエッセンスとなっている」と、みずみずしく軽い使用感になっていると説明した。「今年の『エクセル プロテクティブ UVエッセンス』は、新たな香りで登場する。芳醇で深みのある『01 ティー＆フィグ』と、落ち着きのある澄んだ『02 ベルガモット＆ミュゲ』の2種類で、ボディフレグランスのように華やかでやわらかい香りで夏を彩る」と、新たな香りで限定登場すると話していた。

「『エクセル リアルクローズシャドウ』は2018年の発売以来、重ねてもくすまないクリアな発色とリッチな質感で、好評を得ているアイシャドウパレットとなっている。今回『ファッション感覚で毎日の気分に合わせてカラーメイクを楽しんで欲しい』という想いはそのままに、ファッションと共に移り変わるカラーメイクのトレンドに合わせて、全色リニューアルする」と、人気アイテムを刷新するとのこと。「それぞれの色が主役になるような捨て色なしの4色は、重ねてもくすまないクリアな発色で、ナチュラルに溶け合う絶妙カラーとなっている。遊び心のある色使いでありながら、日常メイクに取り入れやすい絶妙な配色にこだわった」と、毎日のファッションやなりたい雰囲気に合わせて選べる豊富なカラーバリエーションだという。

「4色すべてを使ってのメイクはもちろん、2色のみを使うシンプルメイクなど、同じパレットの中でもさまざまなバリエーションのメイクが楽しめる」と、ファッション感覚で重ね着を楽しむように使用してほしいと述べていた。「今回、しっとりリッチな使用感はそのままに、質感のバリエーションを一新した。マットタイプ（右下カラー）を新たに追加したほか、ラメタイプ（右上カラー）は大粒パールのきらめき度合いをアップした。ツヤタイプ（左上・左下カラー）は微細なカラーパールを贅沢に配合し、重ねるほどに極上のツヤ感を演出する」と、質感のラインアップについても教えてくれた。

次に、ヘアメイクアップ アーティストの岡田知子氏をゲストに迎え、中村グループリーダーとトークセッションを行った。「今年は、肌に馴染ませて、溶け込ませるがトレンドになっている。ぼんやりした優しい感じで、質感や透け感をアップデートさせるメイクが好まれている」と岡田氏。「境目がぼんやりしていると柔らかく見える」と、どの世代でも取り入れやすいメイクなのだと教えてくれた。「また、目をがっつり盛るメイクからハイライターやチークの重要度が増し、目元はふんわりした色で立体感を出すメイクがトレンドになる」と、マスク規制もなくなり、目元重視のメイクから変わってくるのではないかと述べていた。

新商品について岡田氏は、「『エクセル シームレストーン ブラッシュ』はどの色も素晴らしく、今のトレンドを盛り込んでいる」と、注目アイテムとのこと。中村グループリーダーは、「チークレスメイクが主流だったが、マスクを外すとチークの大事さを感じるようになると考え、今回、ナチュラルなチークを上市した」と、アフターコロナを見据えて開発した商品なのだと述べていた。岡田氏は、「チークは血色をよく見せるアイテム。マスクを外すと血色の重要性を認識して、チークで奥行きを出そうとする。これはテクニックいらずなので、今年の注目アイテムになると思われる」と語っていた。色見について岡田氏は、「SB03は洒落た肌に見せてくれる」とのこと。「SB01は衝撃的なカラー」とブルーが印象的だと語る。「血管が透けるような肌を演出してくれるので、肌が白くない人にもハイライト感が立つ」と、他の色と一緒に使うとより効果的に使いこなせるようになると話していた。

「『エクセル シームレストーン ブラッシュ』の付属のブラシにも驚いた」と岡田氏。「コンパクトなサイズで広い面に当たるように斜めカットにした」と中村グループリーダー。「シャープに使いたい時は、広く当たらない方を使う」と、笑顔を作り高くなった所に乗せていくときれいに仕上がると教えてくれた。

「『エクセル リアルクローズシャドウ』は、色遊びをもっと楽しんでもらいたいと考え、カラートレンドを刷新しようと考えた」と、リニューアルの経緯について中村グループリーダーは説明する。岡田氏は「捨て色がない」と、「エクセル リアルクローズシャドウ」を大絶賛。「色の使いやすさとファッショナブルさにこだわった」と、中村グループリーダーは話す。「ラメ、マット、パールと粉質がよく、長時間しっとりしてくれる」と、質感も素晴らしいと岡田氏は述べていた。

「エクセル リアルクローズシャドウ」の使い方について岡田氏は、「CX01が気に入っている。どう使ってもおしゃれになる」と、CX01のカラーが使いやすいとのこと。中村グループリーダーは、「CX03の青系のカラーもおすすめ」だという。岡田氏は、「CX03は時代にマッチしたカラーとなっている。青系カラーは苦手意識のある人も多いが、CX03は透け感がつけやすい色見になっている」と、左上のカラーをライン使いするのがおすすめだと語っていた。

この後、岡田氏が「エクセル リアルクローズシャドウ CX03」と「エクセル シームレストーン ブラッシュ 01・02」を使ったメイクと、「エクセル リアルクローズシャドウ CX04」と「エクセル シームレストーン ブラッシュ SB03」を使ったメイクをデモンストレーションした。

最後に、常盤薬品工業 マーケティング統括担当の田島奏執行役員は、「『エクセル リアルクローズシャドウ』をリニューアルしたことで、使い方のバリエーションも増えた。自身の目元に置きたい色を乗せてほしい」と、使いやすく、高品質なアイシャドウとして提案していくという。「また、毎月インスタライブで開発秘話や使い方を紹介している。心ときめくアイテムを今後もリリースしていくので期待してほしい」とアピールした。

［小売価格］
サナ エクセル シームレストーン ブラッシュ（全4色）：各1650円
サナ エクセル プロテクティブ UVエッセンス 01（'23）・同 02（'23）各60g：1540円
サナ エクセル リアルクローズシャドウ CX01～CX06（全6色）：各1650円
（すべて税込）
［発売日］
サナ エクセル シームレストーン ブラッシュ（全4色）：3月14日（火）
サナ エクセル プロテクティブ UVエッセンス 01（'23）・同 02（'23）：3月14日（火）
サナ エクセル リアルクローズシャドウ CX01～CX06（全6色）：4月18日（火）

常盤薬品工業＝https://www.tokiwayakuhin.co.jp/