肩こりの認識があるものの放置している“肩こり放置者”も

仕事のパフォーマンスも下がる肩こり。実は、肩こりのような「欠勤にはいたっておらず勤怠管理上は表に出てこないが、健康上の要因が理由で生産性が低下している状態」をプレゼンティーズム(Presenteeism)といい、一方「健康上の要因による仕事の欠勤(病欠)」をアブセンティーズム(Absenteeism)という。2017年の厚生労働省保健局の調査(出典:厚生労働省保険局「データヘルス・健康経営を促進するためのコラボヘルスガイドライン」)によると、健康関連コストは意外にも症状の軽いプレゼンティーズムがアブセンティーズムをはるかに上回ることが判明した。

これまで企業は、従業員の欠勤や休職を減らすための取り組みが積極的に実施されてきたが、今まで見過ごされてきた働く世代の「からだの不調」。今、改めて日本でもプレゼンティーズム対策に注目が集まっている。

今回、パナソニックでは、肩こりと仕事パフォーマンスについて調べるために、20~50代の男女1034名を対象にアンケート調査を行った(調査期間:10月26日~11月2日、調査方法:インターネット調査,調査対象:20~50代の男女、有効回答:1034名(男性:521名、女性:513名))。

まず、「何らかの健康上の要因によって、仕事中に業務の能率が落ちていると感じることはありますか?」とたずねたところ、「頻繁にある」(17%)、「たまにある」(49%)と66%が「ある」と回答した。

具体的に仕事中に感じたことがあるものとしては、1位「肩こり」(52%)、2位「睡眠不足」(48%)、3位「疲労感」(44%)という結果に。半数以上が仕事中に「肩こり」を感じているようだ。

肩こりを感じる時間としては、「夕方(15時~18時)」が47%が最多となり、続いて「昼過ぎ(正午~15時)」が29%に。終業に近づくに連れて肩こりを感じやすくなっているようだ。

肩こりの原因については、「連続して長時間同じ姿勢での作業」が66%に。多くの人が悩む仕事中の肩こり。連続した同じ姿勢が続くことが原因と感じている人が多く、また業務の能率が落ちていると感じている人も多くいることがわかった。

では、肩こりについてどれくらい対策を行っているのだろうか?

「肩こり改善のために対策を行っていますか」という質問では、「対策をしている」が52%に対し、「対策をしていない」が45%と意見が二分する形となった。

また、年代別で見てみると若い世代ほど肩こり改善のために「積極的に対策をしている」ことがわかった。「積極的に対策をしている」と回答した人は50代8%、40代11%、30代15%、20代18%という結果となり、20代は50代の2倍以上の人が肩こり改善のために積極的に対策をしており、若い世代の肩こり改善への関心の高さがうかがえる結果となった。

肩こり対策費については、「費用はかけていない」が最多で25%、次いで「1000円以上5000円未満」(22%)、「1000円未満」(19%)、「5000円以上1万円未満」(16%)という結果になった。毎月肩こり対策に「1万円以上」かけている人も19%と約2割いるようだ。

対策を行わない人にその理由をたずねたとこと「面倒だから」(36%)、「お金がかかるから」(35%)、「やり方がわからないから」(34%)がほぼ同数で上位となった。

このように、多くの人が仕事中の肩こりに悩んでいることがわかり、「プレゼンティーズム」の実態が浮き彫りとなった。しかし、「プレゼンティーズム」についてその認知度を調べたところ、「聞いたことがあり、意味も知っている」は20%にとどまり、「聞いたことはあるが、意味は知らない」(14%)、「聞いたことはない」(66%)と8割が意味を知らないという結果になった。


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