新茶の季節においしい日本茶を使った商品が続々登場!

農林水産省によると、お茶は日本人の生活と文化になくてはならないものだが、長期的に消費量・産出額ともに減少傾向にあるという。一方で、令和4年の輸出額が219億円と過去最高を更新するなど、海外からの注目度は高まっている。これから新茶シーズンを迎える中、人の動きが一層活発になることが期待される。減少傾向にある国内市場を盛り上げるべく、新茶の時期に魅力的な日本茶を使った商品が上市されているので紹介しよう。

TeaRoomが、2023年度の新茶の予約販売を開始した。TeaRoomの生産・開発部門にあたる農地所有適格法人THE CRAFT FARMが静岡県中部の安倍川上中流域で育てた上質な茶の葉を丁寧にこだわって仕上げた新茶となっている。TeaRoomのECサイトから予約の受付を開始し、6月20日から順次発送予定となっている。冬から春にかけてありったけの栄養分を蓄え、すくすくと育った茶の木が芽を出し、綺麗なエメラルドグリーン色をして今年も開花をした。静岡県中部の安倍川上中流域、南アルプスの伏流水と山間に深く立ち込める山霧によって育まれた柔らかで上質な茶の葉。手摘みによる丁寧な摘み取りや素材の良さを引き出す“浅蒸し製法”による加工など、畑の管理から製造法までの徹底的なこだわりによって香り・甘み・渋みのバランスを極めた上質なお茶へと仕上げているという。新茶ならではのみずみずしさと旨味、甘味をぜひ堪能してほしいとのこと。

口に含んだ瞬間とろけるお芋スイーツ「壺芋ブリュレ」では、初夏を感じる限定フレーバー「美濃加茂茶舗のほろ苦煎茶クリーム」(850円:税込)の販売を開始する。初夏の涼やかさを彷彿とさせる、爽やかなお茶の香りを楽しんでもらいたいとの思いから、これまで消費者からの要望も多かったお茶フレーバーを用意した。蜜がしたたるほどに甘いCreaimoの壺芋ブリュレと、爽やかでほろ苦いお茶のコラボレーションを堪能してほしいという。岐阜県美濃加茂市の店舗とオンラインサイトでは、限定フレーバーの「壺芋ブリュレ」「蜜芋ブリュレ」(750円:税込)を5月19日から6月6日の期間限定で販売する。「壺芋ブリュレ」は、従来の焼き芋のイメージを覆すほどに柔らかい壺焼き芋に、クリームをたっぷり詰めてブリュレしたお芋スイーツとなっている。初登場「美濃加茂茶舗のほろ苦煎茶クリーム」は、ホワイトチョコクリームに、岐阜美濃加茂で活動する「美濃加茂茶舗」の香り豊かな“煎茶”を合わせた、新緑の季節ならではの爽やかさとほろ苦さがたまらない期間限定フレーバーとなっている。初夏のお手土産としても、涼しげな和のひとときを楽しむことができる。

「お抹茶ショコラサンド 茶の福」

「ねんりん家」「東京ばな奈ワールド」などを運営するグレープストーンの新業態のスイーツブランド「ナッツストック 実森(さねもり)」は、「お抹茶ショコラサンド 茶の福」(5個入 972円、8個入 1620円:すべて税込)を新発売する。5月16日から公式オンラインショップ「パクとモグ」、5月19日から「ナッツストック 実森」各店で販売する。香り高く色濃い茶の緑。そして、断面から今にも飛び出してきそうなほど具沢山。天保七年創業茶舗の京都産・宇治抹茶パウダーを使用した「お抹茶ショコラサンド 茶の福」。抹茶・ナッツ・ライスパフの旨味をぎっしり閉じ込めて、ふくよかな味わいに仕上げた「実森」ならではの福菓子となっている。軽やかで香ばしいクッキーの中には、宇治抹茶とマカダミアナッツを練りこんでいる。くちどけなめらかな厚切り宇治抹茶ショコラには、ライスパフ・アーモンド・くるみをミックスした。サクッとかじればとろりと広がる、抹茶の旨味と香り。そして、表情豊かな具材たちの風味と食感が生み出す、確かな食べ応え。旨みをぎっしりたくわえた「茶の福」で、甘美なおやつ時を楽しんでほしいという。

「林屋あんみつ」

京はやしやがプロデュースするカフェ 日比谷 林屋新兵衛(東京ミッドタウン日比谷 2階)では、5月13日から新たな物販商品として「林屋あんみつ」(615円:税込)の販売を開始している。人気メニュー「抹茶わらび餅あんみつ」をアレンジしたカップのあんみつは手土産にもぴったりだとか。初夏の陽気に相応しい、甘く涼しげな「林屋あんみつ」をぜひ試してみてほしいという。持ち帰り用の「林屋あんみつ」には、毎朝職人が練り上げたできたての抹茶わらび餅を使用しているとのこと。わらび餅の表面にはたっぷりと抹茶きな粉をまぶし、もっちりとした食感とともに抹茶の風味を存分に楽しめる仕上がりになっている。ジュレに閉じ込めた手作りの抹茶ゼリーと寒天のつるりと滑らかな喉越しが心地よく、お茶請けにちょうどよい一品となった。また、セパレートタイプの仕切りで抹茶わらび餅、あんこ、白玉を別にすることで、余計な水分が出て味がぼやけることなく、食べる瞬間に、すべての素材が一番おいしい状態で楽しむことができる。素材を好きなタイミングでトッピングできるので、自由にアレンジができるのも「林屋あんみつ」の特長となっている。

農林水産省は、今年の新茶シーズンの本格化にあわせて、観光需要が回復する機会を捉え、産地や事業者の人々と連携して、「出かけよう、味わおう!キャンペーン」を4月から開始している。同キャンペーンを通じて、全国の茶産地での茶摘み体験や、消費地も含めたお茶の淹れ方体験、新茶の試飲会などの情報発信を行い、多くの消費者に日本茶の良さを体験してもらうことで、さらなる消費拡大に取り組むとのこと。日本茶がおいしいこの時期に全国各地で開催される新茶イベント等への参加を通じて、日本茶のもつ多彩な魅力を体感してもらい、さらには、身近な生活の中で一層お茶を楽しんでもらえるよう取り組みを進めるという。具体的には、日本茶業中央会等の関係機関と連携し、茶業界と一体となって日本茶の情報発信等を行う「出かけよう、味わおう!キャンペーン」を開始する。国内外からの旅行者の拡大を見据えて、全国の茶産地での茶摘み体験や、茶専門店やカフェでのお茶の淹れ方体験、新茶の試飲会など、今の時期ならではの日本茶の楽しみ方を伝えるイベントや体験等について、茶産地や事業者と連携して情報を発信するとのこと。多くの消費者に日本茶の良さを体験してもらい、毎日の生活の中でお茶を楽しむ時間を増やしてもらうことで、より一層の消費拡大を推進していく考え。


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