身の回りに潜む危険な有害物質を知ろう

私たちは、日々の生活の中で、知らず知らずのうちに、身体に悪影響を及ぼす有害物質を取り込んでいます。例えば、普段何気なく飲食物から摂取している物質の中にも、発がん性を持つ有害物質が存在しているそうです。今回は、身の回りに潜んでいる有害物質について、代表的なものをみてみましょう。

1つ目は、コゲによってできる有害物質「アクリルアミド」です。近年の研究により、糖とタンパク質が結合し、加熱されることで糖化反応が生じてできるコゲが発がん性物質を生む可能性があることが指摘されています。コゲによってできる物質の総称を「AGEs(終末糖化産物)」 と呼びますが、その中でも特に有害度が危険視されているのがアクリルアミドで、細胞の遺伝子を傷付ける可能性があるとされています。

また、アクリルアミドは、ポテトチップスやフライドポテトなど、じゃがいもを揚げたものや料理、ビスケット、クッキーのように穀類を原材料とする焼き菓子などにも高濃度に含まれていることが報告されています。さらに、コーヒー豆、ほうじ茶葉、煎り麦のように、高温で焙煎した食品にもアクリルアミドが多く含まれていることが報告されています。

2つ目はアルコールに含まれる「アセトアルデヒド」です。アルコール自体、またアルコールの分解過程で発生するアセトアルデヒドには、発がん性が認められており、少量の飲酒で赤くなる体質の人などは、分解酵素の働きが弱いため、過度なアルコール摂取を続けるとがんになる危険性が高いといわれています。

厚生労働省が示す1日の節度ある適度な飲酒量は、純アルコール20g以下です。これはビール中ビン1本、日本酒1合、ワイングラス2杯などに相当します。女性や高齢者、また体質によってもアルコールの分解速度は遅くなります。ストレス発散やコミュニケーションを図る良いきっかけづくりとなるアルコールですが、過度な飲酒には十分に注意しましょう。

3つ目は、大気中に浮遊している「浮遊粒子状物質(SPM)」です。浮遊粒子状物質は、粒子が10μm(1μm=0.001mm)以下のものを指し、主にディーゼル自動車や工場から排出されています。粒径が10μmより大きい粒子の場合、呼吸により鼻から入っても大部分は鼻腔粘膜に吸着されて肺には到達しませんが、 小さな浮遊粒子状物質は、気道や肺胞に沈着して呼吸器疾患の原因となるそうです。

代表的な有害物質についてみてきました。これらの有害物質の中には、国や世界全体で取り組むべき環境問題もありますが、自分自身の心掛け次第で避けることができるものもあるため、より美しく健康でいるためにも改めて生活習慣を見直してみましょう。(監修:健康管理士一般指導員)


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