さまざまな不調を引き起こす「骨のゆがみ」の原因とは? 日常生活での姿勢の乱れがゆがみにつながる大きなリスクに

肩こりや腰痛、便秘など日々感じる不調は、「骨のゆがみ」によって発症しやすくなるといわれています。では、なぜ骨のゆがみが起こってしまうのでしょうか。骨のゆがみが起こる一番の原因は、日々の姿勢の乱れにあるとされています。

二足歩行する人間の骨は、重力を分散させ、一部へ負荷が集中しないようにバランスを保っていますが、姿勢が崩れると、一部に大きな負担がかかり、さまざまな不調につながってきます。例えば、頭部が前方に傾いた猫背の状態は、頭部を支える首・肩の筋肉に負担がかかり、首・肩こりへとつながります。

また、骨のゆがみは加齢と共に現れてきます。その特徴的なものが脊柱の椎骨や椎間板の変化です。椎骨と椎骨の間にある椎間板は、年齢と共に髄核に含まれる水分が減り、クッション性が低下していきます。この結果、外からの圧力によって髄核を取り囲む軟骨である繊維輪に亀裂が入りやすくなります。こうして椎間板が変形して発症リスクが高まるのが、頸椎および腰椎のヘルニア(椎間板ヘルニア)です。

骨や椎間板は、変形すると修復が難しいとされていますが、正しい姿勢、体幹バランスで生活をしていれば、その劣化を最小限に防ぐことができるそうです。姿勢を支えているのは、体幹にある脊柱や骨盤ですが、これらは同時に人体の中でゆがみやすい部位といえます。日常生活の小さな姿勢の乱れが積み重なって、脊柱や骨盤がゆがむことで、筋肉が硬直して血流が悪くなり、痛みや不調につながります。「見る姿勢」には首や肩こり、「座り姿勢」には腰痛や骨盤のゆがみ、「歩き方」には膝痛や骨盤のゆがみなどにつながるリスクがあるので気をつけましょう。(監修:健康管理士一般指導員)


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