ユニ・チャーム、渋谷未来デザインと共同で「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」を渋谷キャストで開催

左から:ワールウィンドの河本伸明氏、ユニ・チャーム グローバルフェミニンケアマーケティング本部ジャパンブランドマネジメント部長の長井千香子氏、渋谷未来デザイン理事/渋谷区副区長の松澤香氏、戦略コンサルティングファーム コンサルタント兼 Womentreneurshipコミュニティ代表の伊藤寿和子氏、渋谷未来デザイン 理事の長田新子氏

ユニ・チャームは、渋谷未来デザインと共同で、「妊娠・出産」に関する正しい知識と理解を促進し、性別や年齢を問わず多様なライフプランの選択肢を広げることを目的としたプログラム「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」(以下、みんなの妊活研修)を、渋谷区在住・在勤の人を対象として、5月23日に渋谷キャストで開催した。また、妊活研修の第2部として、渋谷未来デザイン理事/渋谷区副区長の松澤香氏、戦略コンサルティングファーム コンサルタント兼 Womentreneurshipコミュニティ代表の伊藤寿和子氏、ユニ・チャーム グローバルフェミニンケアマーケティング本部ジャパンブランドマネジメント部長の長井千香子氏をゲストに迎え、「キャリアとライフプランニング」をテーマにトークセッションが行われた。

渋谷未来デザイン 理事の長田新子氏

「渋谷未来デザインは、行政だけでは解決できない課題を、企業や大学、地域と共に解決していくために2018年に発足し、様々なプロジェクトに取り組んでいる。その中で、女性のためのプロジェクト『私たちのウェルネスアクション』を2022年から展開している」と、渋谷未来デザイン 理事の長田新子氏が挨拶。「同プロジェクトでは、女性が自分の心と体に向き合い、自分を大切にしながら、自分らしく生きられる社会を目指し、情報発信や啓発活動、コミュニティ活動を推進している。また、渋谷の女性に関するウェルネス調査を実施し、調査結果に基づいた政策提言も行っている」と、「私たちのウェルネスアクション」の活動内容について紹介する。「今回、ソフィ『みんなの妊活研修』と『私たちのウェルネスアクション』のミッションが重なることから、この取り組みに賛同し、働く世代が多い渋谷区で妊活研修を実施する。この研修を通じて、妊活の情報を早く取り入れることで人生の選択肢を増やすと共に、ライフプランニングの一つのトピックとして意識してもらう。そして、当事者だけでなく、周りがサポートできる環境づくりを目指していく」と、渋谷区で妊活研修を行うことの意義を説明した。

「みんなの妊活研修」は、性別や年齢にかかわらず、すべての人が「妊活」に関する正しい情報を知ることで、将来の選択肢を広げられる社会の実現を目指す「妊活の選択肢を、もっと。」プロジェクトの一環として、ソフィブランドが企業・自治体・団体に向けて提供しているプログラム。「妊娠・出産」に関する正しい知識を学び、自身のキャリアやライフプランについて考えるきっかけを提供し、職場や家庭など周囲の理解を促進することで、一人ひとりが自分らしく生き、働ける環境づくりを目指している。

ユニ・チャーム グローバルフェミニンケアマーケティング本部の村上真菜氏

今回の妊活研修には、渋谷区内在住・在勤20代~50代の幅広い層から約60名が参加。講師を務めた、ユニ・チャーム グローバルフェミニンケアマーケティング本部の村上真菜氏は、「妊活は女性に限定されたものではなく、男性や企業、社会にも関係する大きなテーマである。しかし、現状は、子どもが欲しい女性が行うものといったイメージが独り歩きしてしまっている。この背景には、妊活に関して『知る機会の不足』、『知る時期の遅れ』、『知る人の限定感』という3つの課題が挙げられる」と、現在の妊活を取り巻く課題を指摘する。「これらの課題を解決するべく、ソフィブランドでは『妊活の選択肢を、もっと。』プロジェクトを立ち上げ、妊活について知り・考えてもらう機会として『みんなの妊活研修』を実施している。この研修をきっかけに、自身のキャリアプランやライフプランについて考え、周りの人と話し合い、未来の選択肢を広げていってほしい」と、研修参加者にメッセージを送った。

「ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」の様子

「みんなの妊活研修」のプログラムは、「自分のカラダのことをどれくらい知っている?」、「自分の未来(ライフプラン)を描こう」、「知ることから始める『妊活』」、「妊娠に向けたさまざまな選択肢とは?」の4つのパートで構成。村上氏は、研修を通じて、日々の体調管理や生活習慣の重要性、身体の仕組みや妊娠に関する知識、将来設計に役立つ情報などについて、わかりやすく解説してくれた。また、妊活をサポートするツールとして、同社が新たに提供開始した生理・体調管理アプリ「ソフィBe」と、女性向け医療サポート「ソフィおまもり保険」も紹介。「『ソフィBe』は、生理日を記録するだけでホルモンの波がグラフでわかるアプリ。ホルモンの変化でゆらぎがちな毎日を自分らしく過ごせるようにサポートする。『ソフィおまもり保険』は、不妊治療の費用も保障し、幅広いライフステージの女性の医療費負担をサポートする保険サービスとなっている」と、妊娠を希望する人にぜひ活用してほしいとアピールした。

左から:ワールウィンドの河本伸明氏、渋谷未来デザイン理事/渋谷区副区長の松澤香氏、戦略コンサルティングファーム コンサルタント兼 Womentreneurshipコミュニティ代表の伊藤寿和子氏、ユニ・チャーム グローバルフェミニンケアマーケティング本部ジャパンブランドマネジメント部長の長井千香子氏

妊活研修の第2部では、ワールウィンドの河本伸明氏がファシリテーターを務め、渋谷未来デザイン理事/渋谷区副区長の松澤氏、戦略コンサルティングファーム コンサルタント兼 Womentreneurshipコミュニティ代表の伊藤氏、ユニ・チャーム グローバルフェミニンケアマーケティング本部ジャパンブランドマネジメント部長の長井氏によるトークセッションを実施した。トークセッションでは、「キャリアとライフプランニング」をテーマに、登壇者がそれぞれの立場から自身の体験や考えを語った。

ユニ・チャーム グローバルフェミニンケアマーケティング本部ジャパンブランドマネジメント部長の長井千香子氏

ユニ・チャームの長井氏は、「当社が実施した調査では、妊活経験者の約2人に1人が『妊活について知る機会が不足していた』と回答しており、『妊活の具体的な内容を知りたかった年齢(平均24.9歳)』と『妊活を始めた年齢(平均30.1歳)』との間に約5年ものギャップがあることがわかった。また、男女における『妊活に関する知識」の差が約1.5倍あることも明らかになった。こうした状況を変えていくためには、早い時期から自分の将来のライフプランを考えるプレコンセプションケアが重要であり、義務教育で教えるべきことだと思っている」と、早い段階でライフプランニングにおける選択肢を知ることの重要性を訴えた。

渋谷未来デザイン理事/渋谷区副区長の松澤香氏

自身が弁護士としてキャリアを築く中で出産を経験したという渋谷未来デザイン理事/渋谷区副区長の松澤氏は、「私が弁護士としてキャリアを積んでいた当時は、24時間働くのが当たり前のプロフェッショナルな業界で、結婚や子育てなど将来のライフプランのことは全く考えられなかった。その中で、自分の人生を見直すきっかけとなったのが、やはり30歳という年齢だった。現在は、小1と小3の子どもを育てているが、これからは誰もが安心してキャリアと育児を両立できる環境を早い時期から整備していくことが必要だと考えている。また、ライフプランを考える上では、パートナー選びも大切。恋愛モードだけはでなく、結婚や子どものことをちゃんと話し合って、一番大変な時に一緒にいられる人を選んでほしい」と、渋谷の若い世代に向けてアドバイスを送っていた。

戦略コンサルティングファーム コンサルタント兼 Womentreneurshipコミュニティ代表の伊藤寿和子氏

Womentreneurshipの伊藤氏は、「今回の妊活研修で、早めにプレコンセプションケアに取り組むことが重要であることがわかった。一方で、妊活に関するパートナーとのコミュニケーションはセンシティブな問題でもあると感じた。お互いに大切にしたい人生があり、その中で子どもが産まれるということは、それぞれの人生に大きな影響を与えることになる。私自身、パートナーに妊娠や出産の話題をどう話すかが難しく、結婚前に話題にすると重いと思われないかという葛藤があった」と、実体験をもとにプレコンセプションケアの難しさも指摘し、参加者からの共感を集めていた。

ユニ・チャーム=https://www.unicharm.co.jp/ja/home.html
渋谷未来デザイン=https://fds.or.jp/
ソフィ「妊活の選択肢を、もっと。」 プロジェクト=https://www.sofy.jp/ja/campaign/ninkatsu.html
知ることから、はじめる。みんなの妊活研修=https://www.sofy.jp/ja/campaign/ninkatsukensyu.htm


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