ピジョン、口唇裂・口蓋裂や疾患などで哺乳が困難な赤ちゃんと家族のための哺乳器をリニューアルした「ロングフィーダー」を発売

「ロングフィーダー」

ピジョンは、早産や低体重、病気や外的疾患など専門的なケアを必要とする赤ちゃんと家族を支援する「ちいさな産声サポートプロジェクト」を行っている。今回、口唇裂・口蓋裂や疾患などで直接授乳や人工乳首での哺乳が困難な赤ちゃんのための哺乳器(細口哺食器)をリニューアルした「ロングフィーダー」を、4月22日から病院、およびピジョン公式オンラインショップ限定で発売する。

専門的なケアや治療が必要な赤ちゃんの中には、直接授乳や一般的な人工乳首での哺乳が困難な赤ちゃんもいる。例えば、先天的に唇や歯ぐき、上あごに披裂がある状態で生まれてくる口唇裂・口蓋裂は、日本では約500人に1人の割合で生まれる比較的頻度の高い疾患となっている。同疾患の赤ちゃんは、披裂があるために吸う力が弱く、上手く哺乳できないことが多々ある。また、顔面の成長に合わせて複数回の手術を行うことが多く、長期の治療が必要な疾患となっている。同社では口唇裂・口蓋裂のように専門的なケアを必要とする赤ちゃんと家族に向けて、40年以上前から商品を提供してきた。

「ロングフィーダー」

今回発売する「ロングフィーダー」は、披裂のために十分に吸うことができず哺乳が困難な赤ちゃんや、口唇裂手術後に患部を安静にしたい赤ちゃんをサポートする哺乳器。細長くやわらかい乳首は、口が開けづらい時でも口に入れやすく、披裂や手術後の患部に負担をかけずに授乳が可能となっている。また、乳首やボトルの押し込み具合で流量やタイミングを調整でき、赤ちゃんのペースに合わせて授乳ができる。今回、同商品を使用している病院や家族にヒアリングを行い、使用者がより使いやすい仕様へとリニューアルした。

同社は今後も、どんな状態で生まれても赤ちゃんが成長する力を育める、そして安心して育てることができる社会を目指し、商品の提供や情報発信を行っていく考え。

「ロングフィーダー」の商品特長は、乳首をどこまで赤ちゃんの口に含むかを確認しやすいよう、吸い口の先端から30mmと40mmの2ヵ所にラインを付けた。また、ラインの切れ目が目印となり、ミルク孔(ミルクが出てくるカット面)の位置がわかりやすくなった。

やわらかく、握りやすい楕円形のボトルを採用し、軽い力でミルクの流量を調節できるとのこと。また、ボトルの容量を従来品の120mlから240mlへと変更したことで、口唇裂手術を行うことの多い生後3~5ヵ月頃の授乳量にも適応できるようになった。

従来品に比べてパーツを少なくし、分解・洗浄・組立てがより簡単に行えるようになった。また、組立て手順がシンプルになったことで、組立ての手間はもちろん、誤使用の可能性も低減した。

[小売価格]
ロングフィーダー 240ml:770円
ロングフィーダー用乳首孔あり:330円
ロングフィーダー用乳首孔なし:330円
(すべて税込)
[発売日]4月22日(月)

ピジョン=https://www.pigeon.co.jp/


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