東京ソワール、フォーマルウェアブランドの新ブランド「TOKYO SOIR(トウキョウソワール)」を展開

レディースフォーマルウェアを展開する東京ソワールは、10月1日から、全国のリアル店舗とEC含めた販路横断型の新ブランド「TOKYO SOIR(トウキョウ ソワール)」を展開する。

同ブランドは、「フォーマルのスタンダードを再定義する」ことを掲げ、アフターコロナで変化する冠婚葬祭シーンに対応し、「普遍性:誰からも失礼に見られないスタンダードなデザイン」「汎用性:季節・シーン問わず多用途に対応」「安心感:迷わず選べる安心の一着」「機能性:着やすく、お手入れ簡単(家庭洗濯可)」を兼ね備えた喪服・礼服を提案。ブラックフォーマルの先駆者として半世紀の信頼と専門性をもとに、これからのフォーマル文化を再構築し、一人ひとりの想いが調和した社会の実現を目指す。

鎌倉新書の調査(出典:鎌倉新書「第6回お葬式に関する全国調査(2024年)」調査期間:2024年3月1日~3月4日、有効回答数:2000件)によると家族葬50.0%(前回比-5.7%)、一般葬30.1%(同+4.2%)、一日葬10.2%、直葬・火葬式9.6%と葬儀形式が分散。コロナ禍で縮小していた葬儀規模が拡大に転じ、費用も118.5万円(前回比約8万円増)と投資意識が高まっている。

「高齢化率30%超社会」を目前に控え、人生の後半を見据えた「準備」への関心が拡大し、喪服も突然訪れるお別れの場面への備えとして注目されている。しかし、葬儀形式の多様化によって「どこまでフォーマルであるべきか」が不明確となり、参列者の不安が深刻化。一方で直葬・火葬式実施者の61.3%が後悔を感じており、きちんとした見送りへの潜在ニーズが浮き彫りになっている。

こうした社会背景を受け、同社は半世紀にわたり培った技術と経験を活かし多様化する葬儀スタイルに対応する「新しいスタンダード」を提案する。消費者の迷いを解消する「公式の基準」として、どのようなシーンでも安心して着用してもらえるよう新ブランドを展開する。同社は1969年に設立し、和服に代わるブラックフォーマルを開発。1972年フォーマル初のテレビ通信販売進出など業界をリードし、日本のレディースフォーマル文化確立に貢献してきた。この実績と技術を活かし、新ブランドではあらゆる葬儀シーンに対応できるTOKYO SOIRの特徴を実現する。

左から:アンサンブル(ジャケット+ワンピース)、ワンピース、パンツスーツ(ジャケット+ブラウス+パンツ)

かつては、葬儀にパンツを着用すること、ジャケットを着ないことは、タブーとされてきたが、現代は個人の多様化を尊重し、マナーも時代とともに変化しつつある。今回の新商品においては、ブラックフォーマルの装いの基本となる「アンサンブル、ワンピース、パンツスーツ」3つのスタイルを紐解き、現代のマナーにふさわしいスタンダードを提案する。

ファスナーが前側にあることで、一人でも着脱できるよう工夫。喪服を着るシーンの特性に寄り添ったデザインとした。

ブラウスを重ねたような上品なデザインとのこと。複雑な縫製工程と立体アイロン技術によって実現している。

体型変化に対応するゆとりのある設計で、長く着用可能となっている。

黒生地特有の“アタリ”を抑える高度な仕上げ。一般の服の倍の手間と時間をかけ、縫製難易度の高いコンシールファスナーは曲がりやピリつき(しわ)が出ないよう縫製技術を徹底した。世界のどの国も経験したことのない「高齢化率30%超社会」を迎える日本において、フォーマルウェアは単なる衣服を超えた終活インフラとしての役割を担う。同社は、シニアとその家族の終活に関する課題解決の一翼を担い、明るく前向きな社会づくりに貢献していく考え。

[小売価格]
アンサンブル(ジャケット+ワンピース):5万9000円
ワンピース:3万6000円
パンツスーツ(ジャケット+ブラウス+パンツ):6万3000円
(すべて税別)
[発売日]10月1日(水)

東京ソワール=https://www.soir.co.jp


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