- Drink&Food2025/09/02 21:26
日本テトラパック、リセッ豆乳プロジェクト食事記録調査第2弾の結果を発表、豆乳マニア・黒豆田聖子氏の豆乳ライフも紹介

日本テトラパックは、現代人の健康課題に対し、たんぱく質の動植物バランスを整える豆乳の価値を伝える「リセッ豆乳プロジェクト」の一環として、メディアセミナー「リセッ豆乳プロジェクト食事記録調査第2弾 豆乳摂取者と非摂取者からみる豆乳の食生活への影響」を8月28日に開催した。セミナーでは、跡見学園女子大学 教授 石渡尚子氏監修のもと実施した「習慣的に豆乳を摂っている人と摂っていない人の毎食の食事内容分析の結果」を発表した他、豆乳マニア・豆乳マイスタープロの黒豆田聖子氏をゲストに迎え、日々の生活の中で積極的に豆乳を取り入れる「リセッ豆乳ライフ」について語ってもらった。また、管理栄養士・豆乳マイスタープロの藤橋ひとみ氏が、短時間で手軽に作れる「リセッ豆乳メニュー」を紹介した。

「テトラパックは、『食品を安全に、どこでも入手できる世界を実現する』というビジョンのもと、紙容器と食品加工処理機器を通じて食の安全と持続可能性に貢献している。現在、160ヵ国以上の国々で展開しており、2023年に全世界で販売した紙容器は1790億個に達している」と、日本テトラパック 執行役員 マーケティングディレクターの鍜治葉子氏が挨拶。「日本では昨今、たんぱく質への関心が高まり、豆乳市場も第4次成長期に入りつつある。一方で、摂取するたんぱく質の不足や、動植物たんぱく質のバランスの乱れが様々な不調を招くケースも増えている。そこで当社では、良質な植物性たんぱく質を含む豆乳を食生活に手軽に取り入れてもらい、動植物性たんぱく質のバランスをととのえ健康な体づくりをサポートするべく『リセッ豆乳プロジェクト』を展開している。このプロジェクトを通じて、栄養価の高い豆乳の魅力をより多くの人に知ってもらうとともに、栄養バランスを意識するきっかけになることを願っている」と、リセッ豆乳プロジェクトに取り組む意義について述べた。

続いて、跡見学園女子大学 教授の石渡尚子氏が、リセッ豆乳プロジェクトが実施した食事記録調査第2弾「豆乳摂取による食生活への影響調査」の分析結果を発表した。「今、たんぱく質ブームといわれているが、実際には多くの人がたんぱく質をしっかり摂れていないことに加え、たんぱく質の動植物バランスを意識して摂っている人は少ない。こうした現状を踏まえて、今回の調査では、一般の成人女性が豆乳を日常の食生活に取り入れることによって、『たんぱく質の摂取量、動植物バランス』などにどのような影響をもたらすのかを明らかにすることを目的に、20代と40代女性を対象に3日間の食事記録調査を行った」と、調査概要について説明。「食事内容を分析した結果、たんぱく質の摂取量は、豆乳摂取群が豆乳非摂取群よりも約6g多く摂取していることがわかった。また、豆乳摂取群は、たんぱく質の動植物バランスが“動物性:植物性=1:1”と理想的なバランスだった。豆乳摂取群の1日当たり豆乳摂取量は122.0ml(豆乳200ml紙パックの約60%の量)であり、たんぱく質量に換算すると1日平均で約4.4gの植物性たんぱく質を付加していると考えられる。さらに、豆乳摂取群は豆乳非摂取群に比べて、エネルギー摂取量も多かった」と、豆乳を継続摂取することで、たんぱく質の動植物バランスがととのうことが示唆された。
「20代女性にフォーカスを当てた分析では、20代女性の約3人に1人(32.7%)が、基礎代謝基準値(1130kcal/1日)以下のエネルギー量しか摂れておらず、普通の身体活動を行っている女性の推定エネルギー必要量を満たしている人は5.5%しかいない結果となった。また、摂取エネルギーに対する脂質の摂取比率が目標値(20~30%)の人は約23.6%に過ぎず、脂質の摂取比率が30%を超える人が約7割(70.9%)に達していた」と、20代女性の食生活は「摂取エネルギーの不足」と「脂質摂取比率の過多」という2つの課題を抱えていると分析する。「これらの課題解決に向けては、1日3食の食事ごとにたんぱく質を意識して摂ることで、エネルギー摂取量を適正に近づけることができる。また、たんぱく質の動物性と植物性のバランスを意識して、植物性を多く摂ることによって、脂質の比率も抑えられる」と、たんぱく質を意識することが課題解決のポイントであるとアドバイスしてくれた。

ここで、豆乳マニア・豆乳マイスタープロの黒豆田聖子氏がゲストとして登壇。「私は2004年からものまねの仕事を始めたのだが、メイクの重ね塗りによって、おでこや頬の肌荒れがひどくなり、当時は写真を撮られるのも嫌になってしまった。そこで、体の中から肌荒れをケアできるものを模索し、出会ったのが豆乳だった。豆乳や豆を取り入れたバランスの良い食生活を続けたところ、肌だけでなく体調もととのえやすくなった」と、豆乳に“沼った”きっかけを語る。「2013年に豆乳ソング『豆乳☆気分♪』をリリースし、ライブ活動を開始。2021年には、豆腐屋さんで濃厚自家製豆乳の作り方を習い、全国から集めた様々な品種の大豆による豆乳作りを始めた。2023年は、パン屋さんと共同開発した『豆乳・全粒粉ロール』を販売。そして今年は、飲食店とコラボした豆乳メニューを展開すると共に、豆乳を使ったスキンケアを通じて『健康美容』をテーマに情報発信している」と、豆乳マニアとして様々な活動に取り組んでいるとアピールした。

黒豆田氏が実践している「リセッ豆乳ライフ」について聞くと、「食事では、その日のスケジュールに応じて、朝昼晩のうち1回は豆乳を使ったメニューを摂ることを意識して、1日最低200mlは豆乳を摂るようにしている。食事以外の豆乳習慣としては、午前中は、こだわりの大豆を使って“食べる豆乳”を作り、豆乳アレンジレシピを考える。夕方は、全国各地で販売されている豆乳をリサーチして取り寄せたり、豆腐屋さんで豆腐や豆乳、油揚げを購入する。買い出しの後には豆乳パーティーを開催しており、豆乳好きが集まって、市販の豆乳で乾杯している」とのこと。「夕食後は、豆乳&甘酒ドリンクを飲んでリラックスし、豆乳酒粕パックでスキンケアを行う。また、オリジナルの豆乳美容液を顔に塗り、しっかり保湿している。就寝前には、翌日、豆乳を作るための大豆を水に浸けて一晩寝かせておく」と、細胞レベルで豆乳と一体化した生活習慣を送っていると熱く語っていた。

最後に、管理栄養士・豆乳マイスタープロの藤橋ひとみ氏がリモートで登壇し、毎日の食生活における豆乳活用法について説明した。「豆乳は、日本人が不足しがちな栄養素や機能性成分を効率よく摂ることができ、生活習慣病予防など疾病のリスクを下げることが期待されている。そんな豆乳を日常の食生活に手軽に取り入れられるアイデアレシピを今回の食事調査からピックアップした。例えば、『グラノーラに豆乳や豆乳ヨーグルトをかける』、『豆乳オートミール粥』、『おかかの豆乳だしやっこ』、『豆乳入りコーヒー』、『豆乳カルボナーラ』など。特に、『豆乳入りコーヒー』は複数の人が作っていた」と、ちょっとした工夫で手軽に豆乳を取り入れることができるという。

そして、藤橋氏が考案した1日の「リセッ豆乳メニュー」として、朝食「お茶漬け風豆乳のまろやか卵かけごはん」、昼食「豆乳×インスタント袋めん ラクうま豆乳ラーメン」、夕食「豆乳でコクうま!具だくさん豚汁」、間食「電子レンジで簡単!豆乳マグカップケーキ」の4品を紹介。「どれも3分で作ることができる超お手軽レシピになっている。豆乳を加えたり、牛乳と置き換えたり、豆乳をスープや出汁に使うなど、ぜひ毎日の食生活に豆乳を活用してほしい」と、様々な料理に豆乳を取り入れて、植物性たんぱく質の比率を高めてほしいと話していた。
日本テトラパック=https://www.tetrapak.com/ja-jp
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