- Drink&Food2025/08/22 13:16
江崎グリコ、原料を一から見直して「ポッキーチョコレート」「ポッキー極細」をリニューアル発売

江崎グリコは、発売から60年目を迎えたロングセラーブランド「ポッキー」の主力商品である赤い箱の「ポッキーチョコレート」と、「ポッキー極細」の2品を、9月2日からリニューアル発売する。原料を一から見直し、カカオの素材としての味わいを生かすチョコレートに進化した。飽きが来ないおいしさで、つぎつぎ手が進む新しい「ポッキー」となっている。
「ポッキー」は、その形状と楽しまれるシーンから「Share happiness!~分かち合うって、いいね~」をメッセージに掲げ、分け合うことで生まれるハッピーな気持ちをより多くの人に実感してもらいたいと考えて活動している。瞬間的な楽しさを生み出す「Share happiness!」だけでなく、誰でも気兼ねなく、世代や境遇を超えてシェアできるような、これからの持続的な「Share happiness!」を目指したいとの思いから、「ポッキー」がどうあるべきかを改めて考え、今回のリニューアルに挑んだ。
新しい「ポッキー」には、シナモンの様なスパイシーな風味が特徴で、フローラル・フルーティな香りも兼ね備えたカカオをはじめとした複数のカカオをブレンドしたチョコレートを使用している。
カカオ豆は産地が同じ国でも地域によって風味が異なるため、「ポッキー」により合うカカオ豆を見つけるために、さまざまな産地から特徴が異なるカカオを30種類以上取り寄せ、その中から厳選した。最終的にアマゾン熱帯雨林のカカオ農園に赴き、乾燥や発酵工程も確認することでより良い品質のカカオ豆にたどり着いた。
また、焙煎温度の1℃単位での調整や、カカオマスの粒度など、加工方法にもこだわることで、香りを一層引き出している。さらに、カカオマスの一部を分割投入して香気成分の揮発を防ぐことができる「追いマス製法」を採用することで、カカオの風味をしっかりと感じられるチョコレートに進化した。
プレッツェルもコク深いチョコレートの魅力を引き立てる味わいに進化。国産全粒粉(全粒粉5%使用(プレッツェル部分)や発酵バター(ポッキーチョコレートのみ 発酵バター0.8%使用(プレッツェル部分))を新たに使用することで、食感が良く、香ばしい味わいのプレッツェルになった。小麦やバターだけでなく、砂糖も複数種類を使用するなど素材を見直し、数百回におよぶ試作検証を繰り返すことで、プレッツェルとしてのおいしさはもちろん、チョコレートの風味を引き立てる味わいを実現した。
チョコレートも、プレッツェルも、使用する素材を一から考えることで、「ポッキーチョコレート」「ポッキー極細」はよりシンプルな設計になった。昨今、原材料に対する関心が高まっており、“安心して選べる商品”を求める消費者が増えている。こうした時代の変化をふまえ、より多くの人に気兼ねなく「ポッキー」を楽しんでもらえるよう、原材料の種類を見直している。
[小売価格]オープン価格
[発売日]9月2日(火)
江崎グリコ=https://www.glico.com/jp