- Home&Living2025/08/20 14:03
ハイアールジャパンセールス、省エネ・清潔・快適を兼ね備えた「リモコン付瞬間式温水洗浄便座」を発売

ハイアール ジャパン セールスは、省エネ・清潔・快適を兼ね備えたリモコン付の瞬間式温水洗浄便座(JB-SR01A)を、9月2日から全国の家電量販店、ホームセンター、GMS、WEB通販などで順次発売する。
一般世帯における温水洗浄便座は、その普及率が80.3%(出典:内閣府「消費動向調査 令和3年3月実施調査結果)にのぼり、国内累計出荷台数も2022年6月時点で1億台(出典:日本レストルーム工業会「温水便座の普及率と出荷台数」)を突破するなど、生活に不可欠な住宅設備のひとつとして日本国内に定着している。
しかしその一方で、メンテナンスや買い替えの意識は十分に浸透していないことが、6月に実施した同社の独自調査(2025年6月実施「温水洗浄便座」に関する意識調査)で明らかになった。調査結果によると、温水洗浄便座は「10年以上使用する場合、製品の点検と買い替えが推奨されている」ことを7割以上の人が知らず、推奨年数を知っている人でも3人に1人は10年以上同じ製品を使い続けている。また、NITE(製品評価技術基盤機構)は昨年7月25日に古い温水洗浄便座の故障や異常を放置すると火災事故につながるおそれがあるとの注意喚起もしており、安全性の面からも早めの買い替えが求められている。
同社は2023年からグローバルで培った温水洗浄便座の製造技術を元に、厳しい試験基準をクリアし、確かな安全性を確保した高品質の温水洗浄便座を日本市場に導入しており、今回発売する瞬間式温水洗浄便座(JB-SR01A)は、「省エネ」「清潔」「快適」を追求した高品質モデルで、2023年市場導入モデルのラインアップ追加となる。使うときだけ水を温める瞬間式ヒーターと、便座温度を自動調整するスマート暖房便座によって、省エネ基準達成率164%(2012年度省エネ基準達成率)、省エネ性能トップクラス(洗浄水瞬間方式かつ便座保温方式の瞬間式の温水洗浄便座において(2025年7月、同社調べ))を実現した。さらに、便器への汚れ付着を抑える水吹きかけ機能や、菌の繁殖を抑制する抗菌加工(Ag+)(試験方法/抗菌試験(JIS Z 2801)、抗菌方法/抗菌剤を樹脂に練り込み、抗菌部分/便座・ステンレスノズル先端樹脂部、試験結果/24時間後99%以上。試験は2種類のみの菌で実施)に加え、ステンレスノズルやオートノズル洗浄などを搭載し、清潔性に配慮した製品仕様となっている。また、操作しやすいリモコンやオート脱臭機能の搭載など、快適性にもこだわった。同社は、この製品を通じてより多くの消費者が安全・快適で清潔に利用できるトイレ環境を提供していく考え。
温水の使用時に必要な分だけ水を温める瞬間式温水洗浄便座は、トイレを使用していないときの待機電力を抑えることが可能。またお湯切れの心配がないため、二世帯・三世帯住宅など使用頻度が高い自宅でも、いつでも温水で使用できる。
便座には断熱材を搭載した「スマート暖房便座」を採用。着座していないときの便座温度を約28℃に下げて節電する「エコモード」や、一定時間便座ヒーターへの通電を停止し電力消費を抑える「節電モード」を選べる。さらに夏場など便座の暖房が不要な時期には、暖房をOFFにすることで、より消費電力を低減することも可能とのこと。また、「温水温度設定機能」を搭載し、温水の温度を6段階で切替(OFF・35~39℃)できるほか、温水不要時にはOFFを選択することでさらなる節電効果も期待できる。
ノズルには、汚れがつきにくく手入れしやすい「ステンレスノズル」を採用した。また「オートノズル洗浄」機能を搭載し、ノズルの外壁・内壁を自動で洗浄し清潔を保つ。便器には、便座に座ると自動で水を吹きかける機能を搭載し、便座への汚物の付着を軽減する。さらに便座とノズル先端樹脂部には、銀イオンによる抗菌加工(AG+)を施し、菌の発生を抑制する。
壁面に設置が可能なリモコンを採用することで、座ったままでも視認性が高く、身体をひねらず、楽な姿勢で簡単に操作ができる。ムーブ洗浄や5段階のノズル位置調整など、日常的に使う基本操作を直感的に行える。また、着座するだけで臭いを吸引する「オート脱臭」機能を搭載することで、トイレを常に快適な空間に保つ。さらに、暗い室内でも安心して使用できる「夜間LED照明」や、手入れの負担を軽減する「蓋ワンタッチ着脱機構」など、日々の使いやすさにも配慮した。
[小売価格]3万8000円前後(税込)
[発売日]9月2日(火)
ハイアールジャパンセールス=https://www.haier.com/jp