Jackery Japan、一般向けポータブル電源入門体験会を開催、ポータブル電源の基本知識やお得な活用術・節約術などを伝授

一般向けポータブル電源入門体験会の様子、左から:インフルエンサー・DIYクリエイターのChiko氏、節約アドバイザー・消費生活アドバイザーの和田由貴氏

ポータブル電源・ソーラーパネルの世界的リーディングカンパニーJackery(ジャクリ)の日本法人であるJackery Japanは、同社史上最大容量の「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」(以下、5000 Plus)シリーズの発売に合わせて、一般向けポータブル電源入門体験会を6月26日に開催した。体験会では、節約アドバイザー・消費生活アドバイザーの和田由貴氏とインフルエンサー・DIYクリエイターのChiko氏を招き、防災対策だけでなく、ソーラーパネルなどを上手に活用することで電気代節約にもつながり、1台何役にも活躍するポータブル電源のお得な活用術を紹介した。

Jackery Japanの鈴木達也氏

まず、ポータプル電源入門講座として、Jackery Japanの鈴木達也氏が、ポータブル電源の基本知識について解説した。「ポータブル電源は、家庭などのコンセントがない状況で電気機器を利用するためのバッテリー製品。電気を充電して貯めておき、蓄えた電気を他のデジタル機器や家電製品などに給電することが目的となる。現在ではリチウムイオン電池を内蔵したものが主流になっている」とのこと。「主な利用シーンとしては、アウトドア、非常用電源、車中泊や移動中での充電のほかに、日常生活でも自宅での節電対策、屋外でのDIYや仕事のための電源として幅広く利用されている」と、活用シーンが広がっていると強調した。

「定格出力とは、ポータブル電源が安定して出力し続けられる電力を指し、単位はW(ワット)となる。ポータブル電源の定格出力が高いほど、使える家電の種類が多くなり、同時に複数家電を動かすことができる。消費電力の単位は定格出力と同じWだが、電化製品を動かすために必要な電力を指す。また、瞬間最大出力は、瞬間風速的に出せる最大の出力で、家電が起動する際に必要な起動電力に対応する。そして、電化製品を安全に使うためには、『ポータブル電源の瞬間最大出力が、電化製品の起動電力以上であること』、『ポータブル電源の定格出力が、電化製品の消費電力以上であること』の2つの要件を満たす必要がある」と、ポータブル電源を電化製品で使う際の要件について言及。「バッテリー容量は、ワット数と時間の積で表し、単位はWh(ワットアワー)となる。容量が多ければ、家電の使える時間も長くなる。いわば、ポータブル電源のスタミナであり、例えば、容量が3000Whのポータブル電源は、消費電力1500Wの家電を約2時間稼働できる」と、バッテリー容量の大きさと家電の消費電力によって稼働時間が変わってくると説明した。

「ポータブル電源を選ぶ際には、まず、使用する場所と目的を決める。次に、必要な容量を考え、必要な出力値(定格出力、最大瞬間出力)を確認する。最後に、安全性・寿命、充電方法・速度を確認する」と、ポータブル電源入門者向けに製品選びの基本ステップをレクチャー。「必要な容量は、『家電製品の消費電力(W)×利用時間(h)÷0.8』の公式で計算できる。例えば、消費電力が400Wの電化製品を3時間使用したい場合は、1500Wh以上のポータブル電源が必要になる。また、定格出力よりも電化製品の消費電力が大きいと、電力が足りずに使えないので、電化製品の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えないように注意してほしい。さらに、安心して使い続けるためには、基本スペックだけでなく、『正弦波形』『複数の充電方法』『安全設計』を確認することも重要になる」と、選び方のポイントも教えてくれた。

インフルエンサー・DIYクリエイターのChiko氏

ここで、節約アドバイザー・消費生活アドバイザーの和田氏とインフルエンサー・DIYクリエイターのChiko氏をゲストに迎え、トークセッションが行われた。普段からJackeryのポータブル電源を活用しているというChiko氏。「屋外でDIYをする際に、手軽に使えるポータブル電源を探していたところ、Jackeryの製品に出会った。現在は、容量632Wh、定格出力800Whで、オシャレなカラーの『Jackery Solar Generator 600 Plus サンドゴールド』を自宅で利用している。コンパクトサイズで、女性でも手軽に持ち運ぶことができるので、様々なシーンで活用している。特にDIYでは、屋外作業でもバッテリーを気にせず、安心して電動工具を使用できる。また、DIYの撮影でも頼れる相棒になっている」と、DIYの現場に欠かせないアイテムになっているとのこと。

Jackery Solar Generator 600 Plus サンドゴールド

「防災の面からは、停電時の命綱としての役割に期待している。本体にLEDライトがついており、ソーラーパネルを接続することで電気を自給することができる。また、UPS機能によって、停電が発生した際に、電源供給をポータブル電源に自動で切り替えてくれる」と、防災への備えとして心の安心にもつながっているという。「もちろん、日常生活でもポータブル電源をフル活用している。私の家のリビングルームはコンセント量が少ないため、ポータブル電源にいろいろな電化製品を接続して使っている。インテリアに馴染むカラーなので、どこに置いても違和感がなく、とても気に入っている」と、ポータブル電源が暮らしの一部になっていると話していた。

節約アドバイザー・消費生活アドバイザーの和田由貴氏

和田氏は、節約アドバイザーとして、ポータブル電源を活用した節約術を伝授してくれた。「昨今の物価高にともない、電気代も高騰しており、2010年に比べて昨年の電気代は月額約3200円も増加している。こうした中で、ポータブル電源を活用した節電のポイントとしては、夜間割安プランを契約し、電気料金が安い夜間に電気を貯めて、電気料金が高くなる昼間に貯めた電気を使うことでピークシフトができる」とのこと。「Jackeryのポータブル電源では、スケジュール充電機能が搭載されているので、安い時間帯にポータブル電源を充電し、高い時間帯には充電を自動でストップするスケジュールを設定できる。これによって、計画的・効率的に電気を活用することが可能になる」と、節電に役立つ機能としてスケジュール充電機能を紹介した。

「ポータブル電源にソーラーパネルを接続して電気を貯めるのもおすすめ。10日間晴れれば、電気代が約630円お得になる。さらに、ポータブル電源に貯めた電気を高出力家電で活用することも節電につながる。例えば、炊飯器5合炊き(1200W)では月額約204円、ドライヤー(1400W)では月額約864円、電気ポット(700W)では月額約600円の節電効果が期待できる」と、ポータブル電源をうまく活用することで電気代をさらに節約できるとアドバイスしてくれた。

「Jackery ポータブル電源 1000 New」の体験展示

この後、一般消費者も交えたポータブル電源の自由体験会が行われた。では、会場に展示された主なJackeryポータブル電源を紹介しよう。「Jackery ポータブル電源 1000 New」は、持ち運びやすさと十分な出力を兼ね備えたバランスの良いモデル。定格出力1500Wで、電子レンジを含むほぼすべての家電を動かすことができる。アウトドア時も、時短料理はもちろん、メニューのレパートリーを増やすことも可能。防災時には、停電時に自宅で温かいご飯を用意することができる

「Jackery ポータブル電源 600 Plus」の体験展示

「Jackery ポータブル電源 600 Plus」は、防災からアウトドアまで幅広くカバーする、軽くてコンパクトな中容量モデル。定格出力800Wで、炊飯器など消費電力が大きめの家電も動かせるパワーを備えている。毎日使っても約10年持つ長寿命バッテリーに加え、「バッテリー節約モード」でさらに寿命を延ばすことも可能。安く、長く、日常と防災をサポートする。

「Jackery ポータブル電源 240 New」の体験展示

「Jackery ポータブル電源 240 New」は、リュックにも入るコンパクトなエントリーモデル。300Wの定格出力で、スマートフォンやノートPCの充電はもちろん、電気毛布や小型冷蔵庫などコンセントが必要な機器にも対応している。幅231×奥行153×高さ168.19mmと他の同じ容量帯の製品よりも約22%コンパクトで、約3.6kgと軽量なので、キャンプや車中泊、釣り、防災など、さまざまな場面で活用できる。

「Jackery ポータブル電源 2000 New」の体験展示

「Jackery ポータブル電源 2000 New」は、日常および停電対策に最適な超大容量モデル。容量2042Whに加えて、定格出力2200Wの高出力のため、冷蔵庫、エアコン、電子レンジ、ドライヤーといった一般的な家電製品の99%以上を動かすことができる。容量たっぷりで、3~5人の家族向けにおすすめ。2000Whクラス帯の中では、非常に小さくて軽量なモデルとなっている。

「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」の体験展示

6月30日に発売した新製品「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」は、Jackery史上最大容量を実現したハイエンドモデル。5040Whの超大容量と定格出力6000Wの高出力に加え、最大5台の拡張バッテリー(5040Wh)を接続することで、最大3万240Whまで拡張可能。工事が不要で、タイヤ付きなので、日常使いや災害時の非常用電源として、様々な場所で手軽に使うことができる。

Jackery Japan =https://www.jackery.jp


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