フォーシーズンズホテル大阪、バー「バー・ボタ」で新コンセプト「地産工芸」を体現する全16種のカクテルを発表

大阪・堂島に位置する「フォーシーズンズホテル大阪」の最上階37階のバー「バー・ボタ」は、今回新たなカクテルメニューを発表した。関西の生産者と密に連携し、新コンセプト「地産工芸（ちさんこうげい）」を掲げ、全16種のカクテルを提供する。

「地産工芸」とは、地元で作られたものを地元で楽しむ「地産地消」と、伝統的な技術や職人の手仕事を意味する「工芸」を融合せた「バー・ボタ」独自の言葉。地元の素材を熟練の手仕事で美しく意味あるものに変えることへの深い敬意を表すこのコンセプトの下、今回のカクテルメニューでは多彩な味わいを楽しめる。漫画仕立てのポップアップメニューでは、世代を超えて技術と知恵を受け継ぐ生産者たちの姿が描かれ、ゲストは彼らの誇り高き仕事に触れることができる。

清らかな山の水や昔ながらの農法で育まれた関西の食材は、世界に誇る品質と深い愛情に支えられている。新メニューはこの土地の魅力を凝縮し、伝統を尊びつつ、現代的な感性と物語を織り交ぜた。有機果樹園や伝統野菜の生産者、漁師や養蜂家などがメニューのページごとに紹介され、個性豊かなカクテルに息づく職人の技と遊び心を感じられる。

注目は、大阪府枚方市産のイタリアントマトを使ったコンソメに、大阪府箕面市のクラフトビールとジン、パルメザンチーズを合わせた「トマト＆チーズ」、そして京都府亀岡市産の蜂蜜をふんだんに使った「タイム＆ハニー」。その他スナップエンドウや枇杷といった素材に加え、胡椒やわさび、ヒノキなど日本ならではのボタニカルもカクテルの核となっている。

また、環境にも配慮し、食品ロスを減らすための工夫も。たとえば「ひのき＆しいたけ」のクリームに使う椎茸の残りは通常廃棄されるが、「バー・ボタ」ではメープルシロップ、みりん、モデナ酢を加え、風味豊かなアグロドルチェソースに生まれ変わらせている。今回の新メニューを通じ、関西の食材や職人技に触れる体験と、地域とのつながりを深める場の提供を目指していく考え。

［小売価格］
トマト ＆ チーズ：2800円
ワサビ ＆ スナップエンドウ：2800円（ノンアルコール可：2300円）
タイム ＆ ハニー：3500円
ピンクペッパーコーン ＆ パッションフルーツ：2800円（ノンアルコール可：2300円）
イチジクの葉 ＆ パンダン：2800円
珈琲 ＆ 焼酎：2800円
枇杷 ＆ 酒：2800円
桜 ＆ カラマンシー：2800円
ミント ＆ 甘夏：2800円（ノンアルコール可：2300円）
柚子 ＆ キャビア：3500円
焦がし味噌 ＆ わかめ：2800円（ノンアルコール可：2300円）
サフラン ＆ マスカット：3500円
ジュニパーベリー ＆ 巨峰：2800円
ひのき ＆ しいたけ：2800円
ストロベリー ＆ ココナッツ：2800円
ルバーブ ＆ ヘーゼルナッツ：2800円

フォーシーズンズホテル大阪＝https://www.fourseasons.com/jp/osaka