- Drink&Food2025/05/19 11:57
不二家、高崎商科大学と共同開発の「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」を発売

不二家は、高崎商科大学と初の共同開発の「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」を6月3日に発売する。
同プロジェクトは、昨年5月から高崎商科大学の学生27名および附属高校の学生20名の計47名と不二家によって始動した。群馬県の観光振興という目標のもと、「群馬のポテンシャルを掛け合わせた地域性のある商品」をコンセプトに、不二家のロングセラーブランドである「カントリーマアム」を題材に、学生たちは9チームに分かれて商品企画を考え、プレゼンテーションを行った。
同プロジェクト遂行にあたり、学生たちはチームごとに県や市町村、農産物の生産者や地元企業などへ現地調査に赴き、主体的に意見を収集することで、地域の強みを活かした商品の企画立案を行った。そして、9月に行われた中間報告会を経て、11月に総括となる企画提案プレゼンテーションを実施。審査では、全9チームのプレゼンを受けて不二家が協議を行い、最終選考に残った4チームがリプレゼンを実施した。選考の結果、評価が高かった「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」の全国発売が決定した。
学生だからこその柔軟な発想でできあがったカントリーマアムとなっている。
不二家プロジェクトチームは、「当プロジェクトの『群馬のポテンシャルをカントリーマアムと掛け合わせた地域性のある商品』というコンセプトに沿って、群馬の特産品とカントリーマアムの性質をしっかりと理解したうえで企画立案できているなと感じた。私たちでは考えつかないような斬新なアイデアや魅力が伝わるプレゼンテーションで、学生の人たちからはたくさんの刺激を受けた。今回の取り組みで商品企画のやりがいや楽しさを感じてもらえていると嬉しい」とコメントしている。
「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」は、なめらかな口あたりの群馬県富岡市産シルクパウダーとコク深い牛乳を練り込んだ生地に、ホワイトチョコチップを組み合わせて白く焼き上げた、ミルクソフト味の期間限定カントリーマアム。世界遺産 富岡製糸場がある富岡市の養蚕農家が丹精込めて育てた繭から誕生した、なめらかで上品なシルクパウダーを使用した。まろやかで風味豊かなミルクの味わいを楽しめる。
富岡シルクは、世界遺産・富岡製糸場のある群馬県富岡市で生産された繭から引いた純国産の生糸。国内で流通する絹製品の中で、わずか0.1%以下と大変貴重だという。
[小売価格]オープン価格
[発売日]6月17日(火)