ワコール、夏のファッションと下着に関する意識調査、女性は約7割・男性も4割強が夏の肌着・下着で不快感を覚えたことがある

暑い夏を快適に過ごすには、ファッションやインナーウェアの選び方も重要。ワコールは、気温が高まっていく夏に向けて「夏のファッションと下着に関する意識調査」を実施した。その結果、女性は約7割、男性も4割強が夏の肌着・下着で不快感を覚えたことがあることがわかった。

まず、「今年の夏に取り入れたい暑さ対策(複数回答可)」について尋ねたところ、女性で最も多かったのは「日傘」、次いで「帽子」、「衣類」と続いた。男性では「帽子」が最も多く、次いで、「経口補水液、スポーツドリンク」、「衣類」(「特にない」を除く)という結果になった。男女ともに、身近な定番アイテムを活用した暑さ対策を考えていることがうかがえる。

「夏のファッションについて悩みはあるか?」という問いに対しては、女性の57.4%が「ある」と回答。一方、男性は29.2%にとどまっており、男女間での意識の差が判明した。

気になる“夏の下着選び”では、女性はシーンによって使い分ける傾向にあり、家で過ごす時は「ブラトップ(32.2%)」が最も多い一方、外出時には「ワイヤーブラ(34.6%)」が最も多い結果になった。一方の男性は、約3割の人が「どのシーンにおいても肌着を着用しない」と答えており、特に20代の若年層で着用率が低い傾向がみられた。

また、「夏に肌着・下着が不快に感じた経験はあるか?」という質問には、女性では69.0%、男性でも45.4%と半数近くが「ある」と回答し、不快な経験をしていることがわかった。

ワコールでは、通気性や吸汗速乾性のある“夏を快適に過ごすインナーウェア”を展開している。今後も商品ラインアップの拡充や季節に合わせた下着選びの情報発信を通して、人々の快適な暮らしを下着からサポートしていく考え。

今回のアンケートはインターネット調査を通じて実施し、女性500名・男性500名計1000名(20代~50代)から回答を得た。

まず、夏の生活意識として暑さ対策についての調査を行った。「今年の夏に取り入れたい暑さ対策は?(複数回答可)」という質問に対し、女性の1位は「日傘」、次いで2位「帽子」、3位「接触冷感性・通気性のある衣類」という結果になった。男性は、1位「帽子」、2位「経口補水液、スポーツドリンク」、3位「接触冷感性・通気性のある衣類」(「特にない」を除く)という順位だった。近年の猛暑で注目されている「ハンディファン」や「ネッククーラー」、「冷却タオル」などにも一定数の支持が集まったものの、上位には身近で手軽に対策ができる定番アイテムが選ばれている「衣類」に関しては男女ともに50代が最も多い回答となった。

近年の猛暑は人々の行動にも影響を与えている。そこで、「夏に外出する機会が減ったか?」と尋ねたところ、男性は「変わらない(67.6%)」と答えた人が最多になった。女性は「減った(48.6%)」と「変わらない(48.2%)」がほぼ同数となり、男性に比べて女性のほうが夏の外出の機会が減ったと感じているようだ。

また、運動の機会についても調査。男性の多くは「変わらない(59.6%)」と回答していたが、前問の外出の機会と比べると「減った(35.0%)」と答えた割合がやや増加している。一方、女性は「減った(48.8%)」と「変わらない(47.6%)」がほぼ同数で、運動の機会についても女性の方が減ったと感じている。

夏のファッションでは、6割近くの女性が「悩みがある」と答えているのに対し、男性の約7割は「悩みがない」と回答。汗などによる「汗ジミ・黄ばみ」が悩みのトップになった。

「夏のファッションについて悩みはあるか?」という質問に対し、「ある」と回答した女性は57.4%。一方、男性は29.2%という結果となり、男女での差がみられた。

また、「悩みがある」と答えた人に具体的な悩みを尋ねたところ、女性は1位「汗ジミ・黄ばみ」、2位「におい」、3位「温度調節が難しい」と続いた。男性も「汗ジミ・黄ばみ」が1位となり、2位「におい」、3位「ムレ」が上位に挙がっている。

年代別に見ると、20代女性の回答に「肌着・下着が透ける」が多く見られ、3位にランクインした。

さらに、「夏のファッションに取り入れている工夫(複数回答可)」についても質問。女性は、洋服で「汗が目立ちにくい色の服を選ぶ」ことを心がけ、下着は「透けにくい色の肌着・下着を選ぶ」といった工夫をしていることがわかった。男性の工夫では、洋服・下着ともに「接触冷感性・吸汗速乾性・通気性などの機能がある服(肌着・下着)を選ぶ」がトップだった。

女性はシーン別にアイテムを使い分け、自宅では「ブラトップ」、外出時には「ワイヤーブラ」を主に着用。女性は約7割、男性でも半数近くの人が、夏に肌着・下着を不快に感じた経験がある。

「夏の日中、どのような下着(トップス)を主に身につけているか」をシーン別に調査したところ、女性は家で過ごす時やワンマイルの外出時に1位「ブラトップ」2位「ノンワイヤーブラ」3位「ワイヤーブラ」を選んでいた。

一方、外出時には1位「ワイヤーブラ」2位「ノンワイヤーブラ」3位「ブラトップ」をセレクト。家で過ごす時にブラトップを着用する女性の3割以上が、外出時にはワイヤーブラまたはノンワイヤーブラを着用。また家でノンワイヤーブラを着用する女性の約25%が外出時にはワイヤーブラに切り替えていることがわかり、シーンに合わせて下着を使い分ける傾向が見られた。全体で比較するとどのシーンにおいても20代の「ワイヤーブラ」の着用率が高くなっていた。

男性においては、家で過ごす時、外出時ともに、約7割が肌着を着用。特に外出時には袖のある肌着が多く選ばれている。ただし20代はいずれのシーンでも着用率が他の年代より低い傾向が見られた。

先のアンケートで上位にライクインした「ブラトップ」は、夏のインナーウェアとして定着している。「着用する際、主にどのような洋服と組み合わせているか?各シーンについてそれぞれ回答(家で過ごす時/ワンマイルの外出時/外出時)」という質問では、どのシーンにおいても「ブラトップを見せないコーディネイト」が最も多い結果になった。

近年は洋服としても活用できるブラトップが増えているが、「ブラトップのみの着用」や「シアーシャツとの組み合わせ」など、ブラトップを見せるコーディネイトをしている人はそれほど多くないようだ。一方、年代別に見ると、「シアーシャツとの組み合わせ」を取り入れているのは20代が多く、家では約20%、外出時には約15%と、全体平均に比べて高い結果となった。

寝苦しい夜が続く夏。夏の就寝時にどのような下着(トップス)を身につけているかを調査したところ、20~30代の女性は「ナイトブラ」がトップだったが、40~50代の女性になると「何も着けない」が最も多い結果になった。睡眠中のバストを支える「ナイトブラ」は20代の着用率が32.8%と全体平均に比べて15%も高い結果となっている。

男性においては、約60%の人が肌着を着用している。しかし、日中の回答同様に20代では肌着の着用率が低く、他の年代に比べて肌着を着用しない人が多いことがわかった。

夏の暑さや湿度による不快感は、下着着用時にも影響を与える。「夏に肌着・下着が不快に感じた経験はあるか?」という質問に対して、「ある」と回答した女性は69.0%、男性は45.4%。女性は約7割、男性においても半数近くの人が「夏に肌着や下着を不快に感じた経験がある」事実が明らかになった。

また、「ある」と回答した人に、「具体的にどのような不快感があったか?(複数回答可)」と尋ねたところ、男女ともに1位は「汗でぬれて気持ち悪い」、2位は「べたつき」、3位は「ムレ」という結果になった。男性は「ムレ」と同率で「におい」も3位にランクインしている。

最後に「肌着・下着の衣替えをしているか?」と聞くと、男女ともに「変えていない」が最も多く、次いで「夏・冬で変えている」が続いた。年代別では、男女ともに50代が「夏・冬で変えている」と回答している人が多い傾向にあった。

[調査概要]
調査名:夏のファッションと下着に関する意識調査
調査期間:3月 
調査対象:女性500名・男性500名 計1000名(20代~50代)
調査手法:インターネット調査

ワコール=https://www.wacoal.jp


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