伊藤忠商事、「そだキャリ+」のローンチ発表会を開催、山口もえさんと小籔千豊さんが子育てに関する悩み相談室でアドバイス

「そだキャリ+」をPRする、タレントの山口もえさん(左)とお笑い芸人の小籔千豊さん

伊藤忠商事は、子育てをしながら働く社員のキャリアと子育ての両立支援サービス「そだキャリ+(プラス)」を提供開始する。3月5日に開催された「そだキャリ+」ローンチ発表会では、「そだキャリ+」を提供する背景やサービス概要について紹介した他、タレントの山口もえさんとお笑い芸人の小籔千豊さんをゲストに迎え、「子育てに関するお悩み相談室」として、寄せられた悩みに対して、子育てのベテランである二人から実体験を交えてアドバイスしてもらった。

伊藤忠商事 第8カンパニーの古賀弘子氏

「『そだキャリ+』は、私がひとりの親として企業人として、より良い未来を創るために今ある子育ての課題を次の世代に残したくないという想いから立ち上げたプロジェクトとなっている」と、伊藤忠商事 第8カンパニーの古賀弘子氏が挨拶。「昨今、女性活躍推進や働き方改革が進む一方で、育児期のキャリア不安や将来設計への迷いは依然として大きく、制度整備だけでは行き届かない課題がある。その中で、企業には一人ひとりの生産性向上と同時に、従業員の自律的なキャリア形成や心の健康・働きがいを支援する仕組みが求められている。そこで今回、コーチングを通じたコミュニケーション支援に専門知見を持つトラストコーチングと当社がタッグを組み、独自のキャリア支援プログラム『そだきゃり+』を共同開発した」と、「そだキャリ+」の開発に至る経緯を説明した。

「『そだキャリ+』では、働きながら育児をする社員がキャリアの地図を見出し、周囲との信頼関係を築きながら成長することを支援する伴走型サービスを提供する。社員は、4ヵ月間で合計9回のセッションを自分のペースで受講でき、育児経験とコーチングスキルを有する専属スタッフの『キャリアケアラー』が、プライベートセッション、グループセッション、ペアセッションの3つのプログラムを基に、社員のライフデザインの設計・実行を伴走支援する」と、サービス概要について紹介。「同サービスの構築にあたっては、こども家庭庁の『民間企業等と連携したライフデザイン支援事業』に採択され、実証事業を実施した。その結果、『ライフデザインが明確になった』と回答した参加者が大幅に増加するなど、キャリア形成や仕事への意欲向上につながることが示された。また、参加者のサービス継続利用意向・行動変容率・サービス満足度、すべてで高い成果を実証した。さらに、『キャリアプランの明確さ』と『チームワークの良さ』が、『キャリアビジョンの実現機会』を高め、結果としてワークエンゲージメントの向上に至る構造モデルを立証した」と、実証事業で得られた成果を発表した。「今後は、『そだキャリ+』を起点に、幅広いライフデザイン支援サービスの展開を目指していく」と、さらなる事業展開に意欲をみせた。

味の素 コーポレート本部 人事部 DE&I推進グループの藤浪好子氏

続いて、味の素 コーポレート本部 人事部 DE&I推進グループの藤浪好子氏が登壇し、「そだキャリ+」を先行導入した背景や狙いについて説明した。「2024年度に従業員約200人に対してインタビューを実施したところ、当社がDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を推進していることは理解している一方で、『自分事化するのが難しい』、『仕事と育児の両立に苦労している』といった声が多く挙がっていた。こうした中で『そだキャリ+』は、これらの課題を新しい視点から解決できるサービスだと感じた。また、今まで従業員の家族やパートナーと一緒に個人のキャリアを考えるアプローチもできていなかったため、モニター募集に参加した」とのこと。「先行導入では、社内から想定していた倍の申込があり、このテーマに関するニーズの高さを改めて実感した。『そだキャリ+』を通じて、育児をしながら働いている従業員が、家族やパートナーと共に自分らしいキャリアを描く一助になることを期待している。当社では、今後も従業員の声を丁寧に聞きながら、より良い支援の形を模索していく」と、「そだキャリ+」への期待を述べた。

左から:お笑い芸人の小藪千豊さん、タレントの山口もえさん

ここで、ゲストとして、小・中・高の子ども3人を育てる母であるタレントの山口もえさんと、成人した長女とこの春高校生になる長男を持つ父であるお笑い芸人の小籔千豊さんが登壇。4月から長女が大学生になることで変化する「お弁当事情」について山口さんは、「お弁当が3個から2個に減るのが、実はすごく大きい。卵焼き器も1回で済むし、お肉も1パックで足りるようになるので、少しホッとしている」と、主婦感あふれるエピソードを披露してくれた。一方、小籔さんは、「長女は成人し、長男もこの春から高校生になる。夫婦の中では、子育ての大きな山場を一つ超えた感覚」と、長年の育児を振り返りながら現在の心境を語った。

山口もえさん

夫婦や家族の協力体制について、山口さんは、「我が家のスローガンは“家族は協力”。夫(爆笑問題・田中裕二さん)や成人した娘ともアプリでスケジュールを共有し、お迎えなどを助け合っている」と、家族一丸となって動く「チーム育児」に取り組んでいるとのこと。対して小籔さんは、「うちは妻が優しいので、いざという時の“パパにいうで”という言葉が決定打になるよう、僕が悪役を担っている。『社会に出たら社長のいうことを聞くことになる。家では親が社長だ』と伝え、子どもが間違ったことをしたら『ライフライン全部切るぞ』と強くいっている」と、小藪家ならではの夫婦の役割分担を教えてくれた。

小藪千豊さん

そんな子育てのベテランである二人に、一般から寄せられた子育ての悩みを解決してもらうべく、「子育てに関するお悩み相談室」を開催した。まず最初の悩みは、「夫の出張による心のすれ違い」について。山口さんは、「夫の出張を羨ましく感じ、複雑な気持ちになるのは、みんな同じだと思う。お土産をもらったら、ポップな感じで、出張先で何を食べたのか聞いたり、素直に羨ましがったりしながら『いない間にこんなことがあった』と、子育ての大変さを伝えてみてほしい」とアドバイス。これを聞いた小籔さんは、山口さんの意見を“天使”、自身の意見を“悪魔”とした上で、「子育てを『大変なこと』と定義していることが自分を苦しめているのかなと思う。起きた出来事をどう受け取るかで見え方も変わる。母親だけの特権もたくさんあるし、子育ても今しかできない経験だと感じている」と、子育てに対する意識変革も大切なのではないかと述べていた。

「子育てに関するお悩み相談室」でアドバイスする小籔千豊さん(左)、山口もえさん

次の悩みは、「妻の昇進に揺れる夫の本音」について。小籔さんは、「家族という集合体の中で夫がプライドを持つこと自体が間違い。家族はサッカーチームと同じだと考えている。サッカーにはいろいろなポジションがあるが、子育てでも夫婦でどのフォーメーションを組んでいくかが大事だと思う」と、スポーツに例えてアドバイスした。すると、山口さんも、「家族は一つのチームだと思うので、その中でいかにうまく問題や難題を乗り越えていくかが重要になる。プライドやライバル心は全く必要ないと思う」と、チームとしての家族の姿勢の大切さを訴えた。

「夫婦の対話の極意」を伝授する山口もえさん

最後に、「夫婦の対話の極意」を二人に伝授してもらった。山口さんの極意は「感じたこと思ったことは言葉にする」こと。「『夫婦だからいわなくてもわかるだろう』ということはない。お互いに異なる想いを持っているからこそ、一つひとつ丁寧に向き合い、きちんと言葉にして伝えることが大切」と、日常的なコミュニケーションが重要であると強調した。

「夫婦の対話の極意」を伝授する小籔千豊さん

小籔さんの極意は「常にそもそもを念頭に置く」こと。「結婚した時のことや、子どもが生まれた瞬間の感動など、『そもそも』の原点を忘れないでほしい。子どももいつかは大人になり、社会へ出ていく。そんな当たり前の原点に立ち返れば、最終的なゴールは『家族の幸せ』であると気づけるはず」と、子育てに対して俯瞰的な視点を持つことも必要なのではないかと提言した。

伊藤忠商事=https://www.itochu.co.jp/
そだキャリ+=https://sodacari.com/


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