森永製菓、コク深いクリーミーなモンブランの味わいに仕立てた「カレ・ド・ショコラ<冬のモンブラン>」を期間限定発売

「カレ・ド・ショコラ<冬のモンブラン>」

森永製菓は、味わい・香り・くちどけにこだわった本格的なチョコレート「カレ・ド・ショコラ」ブランドから、冬にぴったりのコク深いクリーミーなモンブランの味わいに仕立てた「カレ・ド・ショコラ<冬のモンブラン>」を来年1月6日から期間限定で発売する。

「カレ・ド・ショコラ」は、日本のチョコレート製造のパイオニアである同社が、原料・製法・形など細部までこだわり抜いたチョコレート。家事や仕事など忙しい現実から離れてつかの間の休息も、優雅なひとときにする大人のためのご自愛ショコラとなっている。

今回の新商品では、優しい甘さの栗の味わいとクリーミーなミルクをあわせて、冬にぴったりのコク深いモンブランの味わいに仕立てた。上品な甘さに包まれる贅沢なひとときを愉しめる。チョコレート最需要期であるバレンタインに向け、上質で優雅な時間を彩る「カレ・ド・ショコラ<冬のモンブラン>」を発売することで、チョコレート市場を活性化するとともに、消費者に笑顔を届けていく考え。

商品特長は、イタリア産の栗を原料とした2種類の栗パウダーを使用した。やさしい甘さの栗の味わいとクリーミーなミルクをあわせて、冬にぴったりのコク深いモンブランの味わいとなっている。くつろぎのひとときや自分へのご褒美に最適だとか。

先行研究によると、チョコレートの美味しさだけでなく、パッケージのデザインや開封体験など、喫食にまつわる一連の体験が消費者の情緒的価値や商品価値に影響を与える可能性が示唆されている。そこで同研究では、チョコレートの美味しさに加え、パッケージの開封から味わい、食べ終えた後の余韻までの「喫食体験」が与える心理的・生理的な影響を科学的に検証するため、生体計測技術を有する株式会社島津製作所と共同研究を実施した。

森永製菓製「カレ・ド・ショコラ<カカオ70>」を含む市販チョコレート3品を対象に、喫食体験価値を生理指標と主観評価(WTP・アンケート評価)を組み合わせて評価した。生体指標の測定には、島津製作所製のマルチデバイス生体計測システム「HuME(ヒューム)」を使用した。なお、同研究は40歳以上60歳未満の健常な女性22名を対象に実施した。

WTPとは、ある商品を購入する際に支払っても良いと思う最大価格のこと。同研究では、被験者に一粒のチョコレートの喫食体験に対するWTPを回答してもらう事によって、体験価値を数値化し、評価サンプルを比較する指標とした。

まず被験者の状態を一定に揃えるため、計算課題によるストレスを与えた後、チョコレートの喫食体験価値の測定を開始した。その結果、パッケージを視認した時点からLF/HF比(心電信号に基づく生理指標)が有意に上昇し、交感神経活動の亢進による心理的な覚醒、すなわち「期待感」が喚起されていることが示唆された。また、パッケージの視認や開封体験と情緒価値との関係性についても検討したところ、開封時間が長いほど「安らぎ」の主観評価やWTP(金額)が高くなる可能性が示唆された。これは、パッケージを眺めながらゆっくりと開封する時間やその空間が安らぎをもたらし、体験価値を高めていることを示している。特に「カレ・ド・ショコラ<カカオ70>」は、他の2品と比べて開封時間とWTPのいずれも有意に高い値を示し、期待感を抱きながら開封するひとときが高く評価されていることが示唆された。

同研究は、9月17~19日に開催された第27回日本感性工学会大会において島津製作所と共同で発表し、優秀発表賞を受賞した。

同研究の結果から、チョコレートの価値は「品質」だけでなく、開封体験がもたらす情緒的価値も重要であることが明らかとなった。喫食体験がもたらす情緒的価値や幸福感についてさらに探求し、その成果を通じて消費者に豊かな時間を届けることができるよう努めていく考え。

[小売価格]オープン価格
[発売日]2026年1月6日(火)

森永製菓=http://www.morinaga.co.jp


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