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[熊本地震]セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、学用品・防災用品の配布や簡易給食への補助食品を提供

2016.05.03 18:11 更新

 熊本地震の被災地で、子どもや保護者の支援活動を続ける子ども支援の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、熊本県益城町教育委員会との協議のもと、益城町全小中学校の学校再開に向けた教育支援を行うことを発表した。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、東日本大震災の緊急支援活動においても、岩手・宮城・福島県で同様の支援を実施。その実績によって、今回の教育支援が決定したという。4月14日の最初の地震から、震度7の激しい揺れを2度にわたって観測した益城町では、ゴールデンウィーク明けの9日から学校を再開する。今後、学校と詳しい調整のもと、各活動を実施していく考え。

 教育支援の概要(予定)として、給食補食支援では、熊本県益城町の小学校・中学校計7校(児童生徒約3100名、教職員約210名)について、パンと牛乳の簡易給食に対し、週2回栄養価の高い補食を提供する。制服・運動着の配布では、熊本県益城町の小学校・中学校に在籍する被災した児童生徒を対象とする。防災ずきん・防犯ベルの配布では、熊本県益城町の小学校・中学校計7校(児童生徒約3100名)を対象としている。

 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、地震発生翌日の15日以降、甚大な被害を受けた益城町で、子どもたちや保護者へのニーズ調査に基づいた緊急支援を続けている。これまでに7大アレルゲン不使用の離乳食、おしりふき、母乳パット、制汗シート、ぬいぐるみ、おんぶ紐などの支援物資を配布した他、益城町の5ヶ所の避難所(広安小、広安西小、益城中央小、飯野小、阿蘇熊本空港ホテルエミナース)で、子どもが安心・安全に過ごすことのできる「こどもひろば」の活動を実施している。5月1日までの「こどもひろば」の利用者は、のべ1346人に上る。

 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンではまた、災害などの際、子どもたちの発達状況に応じて適切なコミュニケーションをとり、必要な支援につなげていくための「子どものための心理的応急処置(Psychological First Aid: PFA)」の手法や、避難所でもできる遊びを紹介する特設ページを開設し、被災者や被災地で支援活動をする人たちへの情報提供による支援も行っている。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン=http://www.savechildren.or.jp/


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