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[熊本地震]再春館製薬所、熊本地震における地域活動および営業再開について発表

2016.04.26 23:07 更新

 再春館製薬所は、4月14日・16日に発生した「平成28年熊本地震」において最も揺れの激しかった益城町に本社(コールセンター・製造工場)を構えている。地震の影響によって、16日からコールセンターの営業を停止していたが、4月25日9時からコールセンターの営業を再開した。同じく工場に関しても、できるところから製造を再開した。同社では事業を一日も早く再開していくことが、結果として熊本の復興につながっていくとの考えのもと、業務と併行して、被災地である熊本の会社として、再春館製薬所はこれからも地域のために復興活動を行っていくという。

 今回の震災による本社コールセンター・工場建屋自体の大きな損傷は無かったものの、工場においては館内・壁・天井・ガラス等各所の損傷、コールセンターにおいては天井を支えるフックの外れや棚が倒れる等、決して安全といえる状況ではなかったという。また、社員とその家族の安否確認・心身面のケア・生活の安全確保を最優先しなければならないと判断し、4月16日から操業を休止していた。4月24日をテスト稼働とし、4月25日から営業を再開したが、4月中は営業時間を9時~18時とし、社内の環境が整い次第、営業時間を通常へと戻していくという。また、再開に伴い、多くの消費者から注文とともに心温まる励ましの言葉が寄せられているとのこと。工場の稼働についても、4月25日からできるところより製造を再開したという。商品発送は「痛散湯(煎じ薬・エキス顆粒)」を今月中に、「ドモホルンリンクル(8点)」と「長白仙参」ほかについては、準備が整い次第、発送を再開していくとのこと。つくりたての製品を届けるために多くの在庫を持たない同社は、提供できる量には限りがあるとのことだが、地元・熊本の化粧品メーカーの社会的責任としてできる限りのことを行っていくという。さらには単に製品を届けるだけでなく、被災者の人々とともに「元気な熊本」を取り戻す、心の復興のための活動にも尽力していく考え。

 同社社員・社員の家族の中にも、被災して避難所で生活している者もあったという。本社内における社員・家族避難者の受け入れや社員寮の調整、新しい住居の手配準備、物資の準備等、社員の現在の状況を一人ひとり確認し、引き続き会社としてできる限りの応援を尽くしていくという。

 営業再開に向けた活動と併行して、育ててもらった熊本や益城町に対し、再春館製薬所が近隣で避難している人々に出来ることとして、直接避難所に出向き本当に必要な支援を把握しながら、継続的にできる限りの復興活動を行っていく考え。避難生活の場として本社の一部を提供するサポートに加え、必要な食料・トイレットペーパー・大人用おむつ等の日用品を届ける、避難所への支援活動。今後も長く続くことが予想される避難所生活で衛生面において少しでも安心してもらえるよう、避難所の清掃活動。また、同社だからこそできる活動の一環として、避難所で肌の手入れもままならない女性の人々に対し、同社スキンケア製品(洗顔用石鹸・化粧水・乳液)の提供を続けていくという。

 現在、「少しでも心安らぐ時間を過ごしていただきたい」という想いのもと、通常時はコールセンターで消費者の応対を行う「お客様プリーザー」が避難所を訪問し、避難している被災者と直接言葉を交わしながら、心のつながりを育む小さな活動を広げている。震災発生時から今日に至るまで、全国の消費者から寄せられている、商いを超えたたくさんの励ましの言葉が、今の同社にとってかけがえのない支えとなっているという。何にも勝る勇気を与えてくれた人々に深く御礼申し上げるとのこと。同社は今後も、地元・熊本の復興のために尽力していくとしている。

再春館製薬所=http://www.saishunkan.co.jp/


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