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スピングルカンパニー、広島などに寄贈された千羽鶴をアップサイクルしたスニーカーを発売

2022.05.20 17:35 更新

 スピングルカンパニーは、国内はもとより世界各国から平和への祈りを込めて広島、長崎などに寄贈された千羽鶴を再利用した生地をアッパーに採用したスニーカーSPINGLE MOVE「SPM-1005」を、5月21日から発売する。

 商品特長は、折り鶴再生糸(折り鶴レーヨン)を使用したキャンバス生地をアッパーに採用した。同社では、カミーノが進める折り鶴再生紙、折り鶴再生糸を活用した平和教育活動「ONGAESHプロジェクト」の取り組みに、広島の企業として深く共感し、このプロジェクトに参画して商品を作りたいと打診し、今回のコラボレーション企画が実現した。

 繊細な折り鶴再生糸(折り鶴レーヨン)を使用した初めてのキャンバス生地の開発はとても難航したが、広島県備後地区の生地メーカー・篠原テキスタイルの協力によって約1年をかけ、緯糸に折り鶴レーヨン、経糸に綿を使用したオリジナルのキャンバス生地を完成させた。

 平和への願いを込めた千羽鶴は広島だけで世界中から毎年約1000万羽(重さ:約10トン)寄贈されている。環境配慮型素材メーカーであるカミーノでは、広島市がその保管に困っていることを聞き、折り鶴を贈ってもらった恩に感謝しつつ、新たな製品として再生させ、平和実現のために活動している学校や団体に寄贈する「ONGAESHI プロジェクト」を2011年から開始した。千羽鶴に使用されている紙以外のテグスやビーズといった異物を自動的に除去する新技術によって、手作業を省き再生作業の大幅な効率化を実現し、再生紙を使ったONGAESHI Paper(恩返紙)の販売や、再生糸を使用したバンダナやTシャツなどを製品化している。

 各種ディテールとして、色とりどりの折り鶴の写真をプリントしたSPINGLE MOVEのロゴ入り織ネームをベロ上部分に取付けてデザインのポイントにしている。インソールには折り鶴をモチーフにしたカラフルなオリジナル柄をプリントし、コラボレーションの証としてSPINGLE MOVEとONGAESHIプロジェクトのロゴを入れている。シューレースには天然素材である麻混の特注綿紐を採用。ライニングに使用した「COOL MAXIM/クールマキシム」は、防臭・抗菌・防カビ機能を持ち、吸汗性・拡散性にも優れた機能素材で、55%が使用済みペットボトルや繊維くずなどの再生素材から作られている。織ネームの折り鶴の写真やインソールのデザインが際立つよう、サイドのフォクシングテープやアウトソールにはアッパーの生成り色と合わせて抑えた色味を選び、ビンテージスニーカーのような雰囲気にしている。

 「RUBEAR CNF ソール」は、鉄の約1/5の軽さでありながら鉄の約5倍以上の強度とされる植物由来のナノサイズ極細繊維・セルロースナノファイバーをアウトソールのゴムに練り込むことで、従来の「SPINGLE MOVE」のアウトソールと比べて摩耗性を約40%(同社調べ)低減する。アウトソールの摩耗性の比較(左右同時に試着し一年間使用後、かかと部分の摩耗を確認)も行った。

 ソールブランド「RUBEAR /ルベア」は、親会社であるニチマンのポリシーである「足の健康・安全・安心なフットウェアの開発」を受け継ぎ、「ソールの可能性の追求」をテーマに研究・開発を進めている。昨年6月には、「セルロースナノファイバー」を配合し、従来に比べて耐摩耗性を約40%向上させた「RUBEAR CNFソール」採用モデルを発売している。

[小売価格]1万8700円(税込)
[発売日]5月21日(土)

スピングルカンパニー=https://www.spingle.jp/


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