運動・トレーニング

帝人フロンティア、デジタルゴルフレッスンを実現するソリューション「MATOUS GOLF(マトウス ゴルフ)」を発売

2021.01.25 18:10 更新

 帝人フロンティアは、高機能繊維とセンシング技術の融合によってウエア、デバイス、アプリケーションを一体化し、デジタルゴルフレッスンを実現するソリューション「MATOUS GOLF(マトウス ゴルフ)」の販売を開始する。

 ゴルフの基本とされるスイング時の姿勢(体幹)を計測し、データを自動解析することで、短期間での上達に向けたコーチングが可能となる、ゴルフレッスンサービスとしては世界で初めてのアプリケーション(帝人フロンティア調べ)となる。

 帝人フロンティアは、これを契機として、これまで培ってきた繊維関連技術と独自のセンシング技術を活用することによって、ニューノーマル(新常態)の時代に求められるDX(デジタルトランスフォーメーション)や社会の変化に対応し、新たなソリューション創出を通じて豊かな未来に貢献していく考え。

 「MATOUS GOLF」は、プレイヤーの動きを測定するセンサーを一体化した専用のセンシングウエアと、新たに開発したアプリケーションから構成されている。

 アプリケーションは、手本となるデジタルコーチとプレイヤーの動きの差異を、3Dアバターで即座にあらゆる角度から表示し、上達に向けたフィードバックコメントを自動的に提示するシステムを備えており、体幹軸のブレを正確に表示することで、プレイヤーを正しいスイングの習得へと導く。

 2月から、ティーチングプロに向けて、センシングウエアとアプリケーションをセットにしたレンタルサービスを開始し、その後、一般のプレイヤー向けに、アプリ配信と課金サービスの提供、センシングウエアのレンタルおよび販売を開始する。

 「MATOUS GOLF」の特長は、ウェアラブルによってモーションセンシングが可能とのこと。モーションセンシングには、高いグリップ力を有する超極細繊維「ナノフロント」を使用した独自のベスト型ウエア(サイズはS・M・L)とリストバンドを着用する。帝人フロンティアの縫製技術が活かされたウエアは、容易に装着することができる。これらによってスイング動作の高精度なモーションセンシングが可能となった。

 計測されたモーションデータは、独自のアルゴリズムによって、セットアップからスイングの開始、インパクト、フォロースルーまでの動作について、体幹軸の角度、回転、ブレなどを瞬時に多面的に解析し、評価、アドバイスを行う。独自のアプリケーションによる3D画像で全方向から見える化し、従来は困難であった測定者自身での多面的な振り返りやフィードバックコメントによって、スイングの改善が可能となる。

 一般的なレッスンやスイング解析には、評価・指導するコーチと、専用の設備、大がかりな光学システムなどが必要となるが、「MATOUSGOLF」は場所や時間などの制約を受けることなく、レッスンを行うことが可能とのこと。

 基本プログラムに加え、多様なレッスンプログラムを独自に構築するシステムを備えており、日本プロゴルフ協会(PGA)認定のティーチングプロなどの指導ノウハウをデータ化することで、確かな知見に基づくレッスンを行うことができる。また、プログラムは、デジタル化されたトレーナーや手本となるモーションなどを自由に組み合わせることができ、ティーチングプロがレッスン内容を独自に設定することも可能だとか。さらに、データの追加やアップデートもできるため、今後、下半身の動きを指導するプログラムなどを構築することもできるようになるという。

 2月1日から、帝人フロンティアが提携するティーチングプロへのレンタルサービスを開始した後、今年中には、アプリ配信サービスを一般のゴルフプレイヤーにも拡大し、データ追加による課金などによって、2025年度に売上30億円を目指す考え。今後、姿勢・体幹・角度が軸となるゴルフ以外のスポーツ(野球、テニス、バレエなど)にも「MATOUS」を展開していくという。

帝人フロンティア=http://www2.teijin-frontier.com/


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