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サカタのタネ、ジニア「プロフュージョン レッドイエローバイカラー」の種子を発売

2021.11.16 17:12 更新

 サカタのタネは、世界2大花き品評会と評される米国の「オール アメリカ セレクションズ」(AAS)、欧州の「フロロセレクト」(FS)でゴールドメダルを受賞したジニア「プロフュージョン レッドイエローバイカラー」の種子の国内販売を開始する。一つの品種がAAS、FS共にゴールドメダルを受賞したのは業界全体で17年ぶりであり(ASは2021年の受賞品種として、FSは2022年の受賞品種として、それぞれ2020年に発表)、同品種は業界内でも高い注目を集める品種となっている。

 オール アメリカ セレクションズ(All-America Selections)は、1932年に発足した、花や野菜の優良新品種の選定や普及を行う非営利機関。アメリカ、カナダの一般園芸愛好家に対し新しい花壇用花材を紹介、普及することを目的に活動しており、世界の主要な種苗会社が競って新しい育成品種を出品する、園芸業界で最も権威のある業界団体である。北米大陸の大学、植物園、種苗会社など数十カ所で栽培試験され、結果の優秀なものについて入賞品種が決定されるもので、「花のオリンピック」ともいわれる。実生系花、栄養系花、果物/野菜、多年草の4部門があり、さらに今年から実生系花・栄養系花・果物/野菜の3部門ではエントリーを露地か鉢、または両方を選べるようになった。賞には北米全域で高く評価された場合に贈られる「National Winner」と特定の地域で高く評価された場合に贈られる「Regional Winner」がある。ゴールドメダルについては「National Winner」から特に優れたもののみを選出するため、該当がない年も多い。また、顕著な品種育成を行いAAS の受賞品種として花壇苗向け種苗産業に大きな影響を与えた育種家に対して贈られる「ブリーダーズ・カップ」もある。

 フロロセレクト(Fleuroselect)は、1970年に創設された花きの審査会で、エントリーされた品種をヨーロッパ各地で新規性、実用性を評価し、受賞品種を決定するもの。エントリーの条件が厳しいことから、各社厳選し自信作のみを出品している。フロロセレクトの受賞は品種開発者にとって誇りであるだけではなく、新品種の普及という営業的な面においても大きな効果があるとされている。

 「プロフュージョン レッドイエローバイカラー」は、はっきりとした赤と黄のバイカラーが特徴で、種間雑種(同じ属の、異なる種の両親の間にできた雑種のこと)のジニアでは世界初の花色となっている。従来品種でもバイカラーの品種はあったが、栽培する気候や日照条件などによって、花色が単色に近くなったり、にじんだような色になったりなど、安定しなかった。

 「同 レッドイエローバイカラー」は多様な環境下でも咲き始めからはっきりとしたバイカラーとなり、さまざまな気候区分を持つ全米各地で栽培、評価を行ったAASでも、花色の安定性が高く評価された。また、「プロフュージョン」シリーズの特徴であるコンパクトさ、花付きのよさ、耐病性、連続開花性などに加え、バイカラーから徐々にアプリコット、ピンク、ローズへと花色が移り変わるユニークな特性も両品評会で高い評価を得た。先行してすでに北米やヨーロッパなど海外で販売を開始しているが、上記の特性が高く評価され、順調な売り上げを記録している。

[小売価格]
生産者向けの種子(営利販売用) 1袋1000粒入り:4400円
園芸愛好家向けの種子 1袋約10粒入り:220円
(すべて税込)
[発売日]
全国の種苗店、JAなど:2022年2月上旬
ガーデンセンター横浜:2022年1月上旬
通信販売:11月下旬から受注を開始、12月下旬から順次発送

サカタのタネ=https://www.sakataseed.co.jp/


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