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長田工業所、溶接のテーマパーク「ベースオブ湘南」をオープン、現役鉄工所の職人が教える溶接DIYのFC事業が首都圏に進出

2021.04.22 22:33 更新

 長田工業所は、コイズミと溶接体験事業「溶接のテーマパーク アイアンプラネット」のフランチャイズ契約を結び、コイズミが第3号店として4月24日から人数制限をした上で溶接体験を開始する(予約受付は4月1日から開始)。

 本職の鉄工所が母体となって行う溶接体験事業のフランチャイズとしては昨年9月にオープンした静岡県沼津市の影山鉄工所、栃木県栃木市の八興製作所に続いて3社目の取り組みとなり、今後4~5号店は岐阜県と富山県にそれぞれ別の企業のオープンが決まっている。

 溶接のテーマパークとは、工場・プラント改修工事業を営む長田工業所が、自社の溶接加工工場を開放して、溶接や金属加工で遊べて学べるテーマパーク「アイアンプラネット」として6年前から取り組んでいる事業とのこと。

 この事業の鉄工所(自社)にとってのメリットは自社の技術のPRになること、地域にとってのメリットは地域活性に繋がること、一般利用者にとってのメリットは、普段なかなか接することのできない溶接DIYを本職の職人に教えてもらうことができることとなる。三方良しの事業として多くの利用者に愛されてきた。

 アイアンプラネット基地オーナー(BASE-OWNER)制度とは、そんな長田工業所がこれまでに行ってきた「溶接体験事業による経営革新」の取り組みを体系化し、全国の人手不足やブランディング構築に悩む中小零細鉄工所に向け、経営革新支援として溶接体験事業の指導を2018年12月25日から行ってきた。

 その後コイズミは、FC本部である長田工業所と顧問契約を結び、1年間の事業構築期間を経て、溶接体験フランチャイズ事業「溶接のテーマパーク アイアンプラネット ベースオブ湘南」としてオープンすることとなった。本職の鉄工所が母体となって行う溶接体験事業のフランチャイズとしては全国で3社目となり、これまでにない盛り上がりを見せている。

 今回、溶接のテーマパーク「アイアンプラネット」と小型溶接機メーカー「SUZUKID」が連携協定を締結した。これによって、溶接体験に適した使用機械・消耗品の調達や、製品の使用方法と一般客への接客対応のレクチャーとワークショップメニューの考案ノウハウの提供をSUZUKIDスタッフが行うことで、よりきめ細やかな事業展開が見込めるようになった。

 運営会社であるコイズミは、昭和36年に鉄骨加工業として秦野鉄工を創業し、時代の変革と数々の災害を経験してコイズミと改名した。鉄骨を主体とした建設施工、耐震診断・補強、構造設計を通して人命の確保・建物の安全をはかり、地域に貢献する企業を目指している。今回溶接体験事業に取組もうと考えた理由は、この目まぐるしく変化する社会状況の中、中小零細企業としての自社技術のPR業界イメージの向上をメインに置きながら、近年の働き方改革、そして女性・高齢・外国人といった多様な人材の確保や自社従業員のワークエンゲージメントを高められるダイバーシティへの取組みに合致すると思ったからだとか。この溶接体験事業を通して地域貢献に寄与していきたい考え。秦野市は現在、特に人口の流出、人材不足等の課題に直面している。子どもたちの職業体験のひとつとして利用してもらい、ものづくりの楽しさを体験するオープンな場を提供することで、将来秦野市での就職に繋げてもらいたいと考えているという。また近年の交通網の整備・進展という利便性と自然が豊富である地域性を活かした定住・アウトドアライフを、鉄を通じた他業種とのコラボレーション・イベント等で貢献していきたいとのこと。

[パーク概要]
正式名称:溶接のテーマパーク アイアンプラネット ベースオブ湘南
事業母体:コイズミ
オープン日:4月24日(土)予定
※新型コロナウイルス感染症の影響によって変更の可能性あり
体験内容:溶接してスツールやシェルフなどを作る
     体験時間は1~3時間、価格は2200円~1万1000円の予定。
営業時間:平日15:00~18:00、土曜13:00~18:00(予約制)
定休日:日・夏季・年末年始
所在地(体験場所):神奈川県秦野市名古木16番地1 コイズミ内

溶接のテーマパーク アイアンプラネット ベースオブ湘南=https://iron-planet-shonan.net/


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