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SCENTMATIC、日本一の生産量と「瀬戸田レモン」のブランドを誇る生口島 尾道市立瀬戸田小学校で「香りの授業」を開催

2022.09.14 13:22 更新

 「香りの授業」を提供しているSCENTMATIC(以下、セントマティック)は、国産レモンの発祥地として知られ、日本一の生産量と「瀬戸田レモン」のブランドを誇る生口島で、子どもたちの感性を育むユニークなアプローチで注目されている「香りの授業」を開催した。

 参加したのは、尾道市立瀬戸田小学校の4年生。9月12日、いつもと違う特別授業にワクワクしながら教室に集まった。手渡されたのは、地元農家が届けてくれた獲れたてのレモン。目を閉じて、レモンの香りを思いっきり吸い込んでみると、どんな色やイメージ、言葉が浮かんでくるのか?教室には放送局のカメラも入り、最初は緊張ぎみだった子どもたち。しかし、講師の巧みなファシリテーションによって、一人ひとりの創造力が開花した。身近な存在のレモンだが、「香りを言語化する」のは初体験。その楽しさを実感できたことは、輝く笑顔が証明している。

 セントマティックは、2019年の設立以降、五感の一つである「嗅覚」に着目し、「香り」を活かして人の心や社会を豊かにするための、さまざまな取り組みを行ってきた。自社開発のAIシステム「KAORIUM(カオリウム)」は、“香りを言語化する”という新たなアプローチによって、「香り」が人々やビジネスにもたらす潜在的な可能性を引き出し、さまざまな業種でビジネスをアップデートさせる仕組みを提供している。

 セントマティックが提供する感性教育プログラムには、香りによって嗅覚を刺激し、香りを言語化する体験を通じて、子どもたちに新たな発見の機会を提供したいという狙いがあるとのこと。それは自社のプロダクト開発における創業メンバー 原氏の体験でもあり、子どもたちにとって「楽しい!」「面白い!」という発見こそが学びの原点、未来を創造するエネルギーになると考えるからだと説明する。

 4年1組の河野美優月さんは、「初めてレモンの香りをちゃんと嗅いだら、『ねこ』の物語が浮かんできた。とっても楽しかった。他にもいろいろ思いついたので、またやりたい」と、授業の感想を語ってくれた。

 尾道市立瀬戸田小学校教諭 4年2組担任の村上愛佳先生は、「普段は見られない子どもたちの表情や、一人ひとりの独創性が発揮されたことに驚かされた。香りだけに意識を向けることで、子どもたちにとって当たり前の存在だったレモンにも、新たな発見があり、親しみもさらに深まったのではないか」と述べていた。

 セントマティックの渡辺晋取締役は、「人間には『五感』が備わっているが、現代人はスマホなどで『視覚』や『聴覚』をよく使う一方で、『嗅覚』を意識する機会は少ないと感じている。当社の取り組みの一つである感性教育は、香りを通じて子どもたちの嗅覚を刺激し、創造力を目覚めさせることで、新たな気づきが得られる機会を提供したいという想いで続けてきた。今回使った香りは、瀬戸田小学校の4年生にとって、あまりに身近なレモンだったが、香りだけを意識する体験から、意外な感じ方や発見ができたことを楽しそうに報告してくれる子どもがたくさんいた。また、香りを通じて得た感覚に、『不正解』はない。たとえ同じ空間で、同じ香りに触れたとしても、思い浮かぶイメージや紡ぎ出す物語は一人ひとり異なり、すべて『正解』となる。人それぞれ感性が異なり、それこそが『個性』だということを、仲間とともに体感的に学べるこの授業は、子どもたちの多様性への理解を深めることにつながるのではと感じている。今後も全国の子どもたちに、この楽しさを拡げていきたい」と語っていた。

SCENTMATIC=https://scentmatic.co.jp/


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