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ベライゾン、ネットワークとセキュリティを両輪に日本市場でのビジネスをさらに加速、アステラス製薬とのパートナー事例も紹介

2022.09.21 21:11 更新

 ベライゾンジャパンは、グローバルおよび日本市場における事業・ソリューション説明会を9月15日に開催した。説明会では、法人部門「ベライゾン・ビジネス」全体の事業戦略や日本市場での今後の方針・取り組みについて説明した他、導入先企業であるアステラス製薬からベライゾンジャパンとのパートナーシップ事例について紹介した。

 「当社は、デジタル時代の先進的グローバルビジネスパートナーとして、ネットワークを始め、セキュリティ、ワイヤレス、DX(デジタルトランスフォーメーション)などの様々なソリューションを全世界で展開している」と、ベライゾン・コミュニケーションズ ベライゾン・ビジネスグループ アジアパシフィック地域のロバート・ル・バスク バイスプレジデントが挨拶。「とくに、当社が保持するグローバルIPネットワークには全世界のトラフィックの70%以上が流れており、そこから最新の脅威インシデント情報を早期に把握し、セキュリティ脅威の検知および対応を早期に実施することができる。また、世界150ヵ国以上に展開しているネットワークの可視化により、新たな脅威に対する高度な洞察で、サイバー攻撃を未然に防ぐことができる」と、ネットワークとセキュリティ領域で強みを持っていると説明した。

 「当社では、アジア太平洋地域におけるビジネス成長を加速させることをミッションとしているが、その中でも日本市場は特に成長が著しいマーケットとなっている。脱炭素や環境保全に向けた新たなテクノロジーが開発され、グローバルなサプライチェーンのネットワークが構築されることで、将来的に、日本市場で大きなビジネスチャンスが生まれると確信している」と、日本市場のさらなる成長に期待を寄せていた。

 続いて、ベライゾンジャパンの山崎隆太社長が、日本市場のビジネス状況について説明した。「当社は、ベライゾン・コミュニケーションズの日本法人として1997年に設立。国内企業向けに25年以上のサービス提供実績があり、1000社以上の上場企業をサポートしている。特にフォーカスしている顧客は日系の多国籍企業で、顧客ごとに営業から設計エンジニア、導入PM、カスタマーサポート、コンサルタントなどまでグローバルチーム体制を構築し、グローバル展開する顧客のビジネスを支援している」と、多くの日本企業のグローバルビジネスを支援してきたという。「日本市場では、ネットワークとセキュリティの2つの事業にフォーカスしている。ネットワークソリューションについては、全世界を網羅するネットワークサービスを提供しており、その安全性と品質は、第三者評価機関から常にリーダポジションとして評価されている」とのこと。「また、セキュリティソリューションについては、最新の脅威情報をリアルタイムに収集し、それを反映させた先進のセキュリティ技術を開発。この技術に裏付けられた信頼性の高いマネージドセキュリティサービスを20年以上前から提供している」と、ネットワークとセキュリティの2つのサービスを両輪で展開できる点が他社との大きな差別化ポイントなのだとアピールした。

 ここで、導入先企業であるアステラス製薬の須田真也情報システム部長が、同社のDX戦略を推進し、加速させるベライゾンとのパートナーシップ事例を紹介した。「当社は、グローバル製薬企業として世界70ヵ国以上でビジネスを展開している。現在、2025年度に向けた『経営計画2021』を推進しており、この目標を達成するための要の一つとしてDXへの投資に力を注いでいる。製薬業界は、バリューチェーン全体で膨大なデータを扱うため、もはや情報産業といっても過言ではなく、当社のDXの取り組みもバリューチェーン全体にわたっている」と、DXを推進する背景を語る。「ベライゾンとのパートナーシップは10年以上前にさかのぼり、2010年にグローバルネットワークサービスを導入した。そして昨年には、デジタル変革や新しい働き方、凶悪化するセキュリティ脅威に対応するべくセキュアマネージドネットワークソリューションを導入している」と、ベライゾンとのパートナーシップについて説明した。

 「デジタルやデータには、価値創出の源泉として、『センス』『アナライズ』『オートメイド』『エンゲージ』の4つの要素があると考えている。この4つの要素に、当社に蓄積されたサイエンスの知見を加えることで、デジタルだけではない、人とデジタルのベストミックスを追求する当社ならではのDXを推進していく」と、今後のDX戦略の方向性を示す。「ベライゾンには、先進的なグローバルビジネスパートナーとして、時代の変化に追随するのではなく、時代の変化をつくり、推進していってほしい。そして、同社のネットワークソリューションによって、ヘルスケアシステム全体のコストが低減されると共に、当社が患者のためのアウトカム拡大に集中できるようになることが、真のパートナーシップだと考えている」と、ベライゾンに対する期待を述べた。

 次に、ベライゾンジャパン ソリューション本部の生田隆由本部長が、アステラス製薬と富士フイルムの導入事例の概要について説明した。「アステラス製薬の事例では、マネージドネットワークソリューションの導入・運用を人的リソースも含めてトータルサポートしている。具体的なサービスメニューとしては、マネージドWAN、マネージドLAN、マネージドセキュリティ、セキュアゲートウェイ、ゼロトラストネットワークアクセス、ユニファイドコミュニケーションを提供している」とのこと。「一方、富士フイルムの事例では、両輪のもう一つであるセキュリティソリューションを提供している。サービスメニューとしては、SEIMマネージメント、アドバンスドSOC(ASOC)、サイバーセキュリティコンサルティング、脅威インテリジェンス情報、EDRマネージメントを提供し、エンドポイントの監視運用までを支援している」と、国内ビジネスの両輪を担うネットワーク領域とセキュリティ領域それぞれの代表的な導入事例を紹介した。

 最後に、ベライゾンジャパンの山崎社長は、日本市場における今後の取り組みについて、「当社は、顧客に信頼されるテクノロジーパートナーとして、日本企業のDXを加速させるべく、ダイレクト/ハイタッチ営業を大幅に強化していく。また、日本に根差したセキュリティビジネスの確立と拡大に向けて、セキュリティ領域へ戦略的資源を投下する。パートナービジネスも大幅に拡大し、国内SI企業とのパートナーシップによるカバレッジ強化と共に、グローバル戦略とのアラインメントも図っていく。次世代ソリューションへの投資も積極的に行い、5Gを活用したビジネスソリューションの開拓や、デバイス・ネットワーク・クラウドの統合ソリューションの実現を目指す」との方針を示した。「ベライゾンのグローバルビジネスの中でも、高い成長率を維持している日本市場は最重要投資国となっている。今後も日本市場でのビジネスを加速させるため、新規採用を拡大すると共に、社員満足度・顧客満足度の向上にも力を注いでいく」と、日本市場でのさらなる事業拡大に意欲を見せた。

ベライゾンジャパン=https://www.verizon.com/business/ja-jp/


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