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セイコーウオッチ、「クレドール」から「北村工房」とのコラボ限定モデルを発売

2022.05.12 20:27 更新

 セイコーウオッチは、高級ウオッチブランド<クレドール>の「Art Piece Collection(アートピースコレクション)」から、卓越した漆芸作品で海外でも高い評価をうけている「北村工房」とのコラボレーション限定モデルを7月22日に発売する。

 「北村工房」は、1985年、北村辰夫氏が石川県輪島市に創設。その作風は緻密で繊細な蒔絵技法を用いて表現されており、日本だけでなく東洋美術・西洋美術の要素も取り入れ、国を超えて多くの人々を魅了し続けている。世界の美術館とコレクターにも多く所蔵されている。また、北村氏は、次世代を担う若い漆芸家の育成にも力を入れている。

 同作の制作テーマは「SHU」(朱)。漆にしか出せない独特な朱の風合いと、漆ダイヤルにあしらった精緻で煌びやかなオーナメントが互いに引き立てあい、太陽フレアのような力強い美しさをダイヤルで表現している。また、同作には極薄の手巻メカニカルムーブメント「キャリバー 6870」を搭載している。北村工房の卓越した技巧によって制作された珠玉のダイヤルが国産最高級のドレスウオッチと融合し、アートとしての美しさと腕時計としての性能を高いレベルで両立させている。ケースには18Kイエローゴールドを採用。極薄ムーブメントを生かし、サイドはドレスウオッチにふさわしい上品な薄さに仕上げている。裏ぶたはシースルー仕様で、丁寧に仕上げられた手巻ムーブメントを見ることができる。また、ストラップはダイヤルのカラーとマッチする、赤みを帯びた黒色のクロコダイルを採用した。

 時間の経過とともに華やかな色へ変化する「朱漆」のダイヤルには、中央から広がるように金の蒔絵をあしらい、朱の彩りを一層引き立てている。ダイヤルの中央部には、丁寧に仕上げた金とプラチナの極小の薄板パーツを「切金(きりがね)」と呼ばれる手法を用いて極限まで密に配置した。切金は通常、漆と同一平面になるような加工を施すが、同作は漆の上面に一つひとつ手作業で貼り込み凸を作りだすことで、太陽フレアのような「ほとばしるエネルギー」を表現している。

 北村氏は、「消費者は常に“新しいもの”を求めている。そのため、世界中でここでしかできない唯一無二のものを作るべきだと考え、今回の朱と切金のデザインにたどり着いた」と語っている。

 ムーブメントは、厚さわずか1.98mmの極薄メカニカルムーブメント「キャリバー 6870」を搭載しているとのこと。68系ムーブメントは国産最高級ドレスウオッチのために、時計としての性能のみならず工芸的な価値や美しさを追求して開発された。雫石高級時計工房(盛岡セイコー工業株式会社(岩手県岩手郡雫石町)内にあり、部品製造から組立までを一貫して行っている。2004年に設立した、日本有数の高級機械式時計専門工房)において、高度な技能を有する時計師が一貫して組立・調整からケーシングまで手掛けている。一つひとつの部品の形状補正やアガキ(部品と部品の間に必要な隙間)調整に100分の1mm単位の精度が求められるため、時計師の手先の感覚のみで最終的な仕上げを行う。一人の熟練時計師でも一日にわずか1個から2個しか組み立てられない、少量生産のムーブメントとなっている。

 「クレドール」は、日本人の感性と精緻を極めた技術によって、豊かな個性を持つ高級ドレスウオッチのブランドとして 1974年に誕生した。フランス語で「黄金の頂き(CRETE D' OR)」を意味するその名前に相応しく、ムーブメントから細かな部品のひとつひとつに至るまで、厳選された素材に名工の技術を注ぎ込み、その美しさと品質を守り続けている。

[小売価格]1100万円(税込)
[発売日]7月22日(金)

セイコーウオッチ=https://www.seikowatches.com/jp-ja


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