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サイバーセキュリティクラウド、WAF自動運用サービス「WafCharm for Google Cloud」を提供、アイレットと販売代理店契約も締結

2021.11.25 20:30 更新

 サイバーセキュリティクラウドは、「AWS WAF」、「Azure WAF」の自動運用サービス「WafCharm」を、Google Cloudユーザー向けのWAFサービスGoogle Cloud Armorに対応させ、11月25日から「WafCharm for Google Cloud」の提供を開始する。また、アイレットと「WafCharm for Google Cloud」の販売代理店契約を締結した。同日に行われた発表会では、Google Cloud Armorに対応したWAF自動運用サービス「WafCharm for Google Cloud」について説明した他、アイレットが「WafCharm for Google Cloud」の販売代理店契約を締結したことで、幅広い企業が大きな負担を抱えることなくWebセキュリティの対策強化を実現できる点などについて紹介した。

 「近年、社会全体のDXが進む中でサイバー攻撃やその被害が増加し、サイバーセキュリティは国家レベルの社会課題に発展している」と、サイバーセキュリティクラウドの渡辺洋司CTOが警鐘を鳴らす。「新型コロナウイルス感染症に起因するサイバー攻撃も後を絶たない。今もなお脅威が増大し来年も増加が予想される」と、オンライン化を推進する企業のセキュリティに残る脆弱性や、テレワークによるクラウドサービスの利用増加、新型コロナウイルス感染症予防対策通知などのメールやアンケート調査などに乗じて、サイバー攻撃は増加の一途を辿っていると指摘する。「年々巧妙化する攻撃によって企業から個人情報を窃取し、身代金を要求する攻撃(ランサムウェア)が多発している」と、企業をターゲットにしたサイバー攻撃が増加していると警告する。「昨今では医療機関を狙う攻撃も発生し、生命に関わる事態に陥っている」と、公的機関をターゲットにしたサイバー攻撃も多発していると教えてくれた。

 「一方で、日本は、セキュリティ人材が推定19.3万人不足し、増加・巧妙化するサイバーセキュリティへの対応が十分ではない」と、サイバー攻撃などの脅威に対応できる人材を確保できていないのだと嘆く。「そこで、日本政府や専門機関では、人材不足解消に向けて人材育成の取り組みを強化している」と、政府などもこの現状に危機感を抱き、人材不足解消に向けた取り組みを行っているのだという。「こうしたセキュリティ人材不足に対応し、企業では様々なサービスを展開している」と、同社ではWafCharmを提供。WafCharmは、パブリッククラウドで提供されているWAFを自動運用することができ、セキュリティ人材の補充なしに強固なサイバーセキュリティを実現できるのだと訴える。

 「WafCharmは、機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するため、専任のセキュリティエンジニアなしでパブリッククラウドWAFを活用可能となっている」と、WafCharmの仕組みについて解説。「今回、AWS WAF、Azure WAFに加えて、Google Cloud Armorに対応した『WafCharm for Google Cloud』の提供を開始した。3つのパブリッククラウドに対応したことで、世界シェア65%のパブリッククラウドのWAFの自動運用をサポート可能になった」と、世界シェア65%以上のクラウドプラットフォームに対応するのだと胸を張る。

 「しかし、パブリッククラウドWAFの運用は、導入がしやすいというメリットの一方で、セキュリティ専門エンジニアでないと運用できないという課題がある」と、パブリッククラウドWAFの運用のデメリットを語る。「WafCharmでは、WafCharmが自動でルール適用するので、手放し運用が可能。万一の時のための日本語サポート体制でセキュリティの専任人材も不要となる。さらに、初期費は0円で、月額5000円からと手軽に始められる料金体系となっている」と、パブリッククラウドWAFの運用における課題を解決してくれるのがWafCharmなのだとアピールする。「WafCharmは、すでに500社を超える企業に導入されている」と、豊富な実績があるとのこと。「Webサイトのアクセス(リクエスト数)に合わせてプランを選択可能となっている」と、多彩な料金体系で、ニーズに対応できる仕様になっていると力説した。

 そして、同社は、アイレットと、新サービス「WafCharm for Google Cloud」の販売代理店契約を締結したという。アイレットの後藤和貴執行役員が登壇し、アイレットの事業概要やサイバーセキュリティクラウドと販売代理契約の締結に至った背景などについて説明した。

 「当社は、ITコンサルティング、システム開発、システム保守・運用などを行うSIベンダーで、クラウドの導入や運用を中心に、精鋭のプロ集団がユーザーの要望に幅広く応える総合支援サービスcloudpackを展開している」と、アイレットの事業概要について紹介。「cloudpackは、AWSパートナーネットワークにおいてAPNプレミアコンサルティングパートナーの認定を9年連続で保持。Google Cloudパートナープログラムでは、プレミアサービスパートナーの認定を取得し、今年MSP認定を取得した」と、高いクラウド導入実績を誇っているのだと語る。「cloudpackは、厳格なセキュリティ規格へ準拠。総合的なサービスをワンストップで提供する」と、cloudpackの強みを紹介する。「今回の販売代理契約締結によって、サイバーセキュリティクラウドとアイレットが、Google Cloudに関する豊富な知見と実績を共有し、幅広い企業に『WafCharm for Google Cloud』を提供することが可能になる」と、大きな負担を抱えることなくWebセキュリティの対策強化を実現できるとアピールした。

 最後に渡辺CTOは、「企業のDX化に必要不可欠となっているパブリッククラウドへの移行・拡大であるが、一方で、パブリッククラウドは機能の多さや複雑さによる構築の難しさ、セキュリティリスクが潜んでいる。アイレットなど、パブリッククラウドの構築や運用サポートを得意とする企業との提携・展開を強めていき、セキュリティが担保された『安心安全なDX』をサポートしていきたい」と、WafCharmの今後の展開について語っていた。

 「WafCharm」は、導入ユーザー数で国内1位(出典:日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2020年7月期_実績調査)の、パブリッククラウドで提供されているWAFを“AI”と“ビッグデータ”によって自動運用することが可能なサービスで、クラウドサービス市場において大きなシェアを有するAWSとMicrosoft Azureで提供している。「WafCharm」は、機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するAIエンジン「WRAO(ラオ)」(AWS WAF classicのみに対応)を搭載しており、累計導入サイト数・導入社数国内1位(出典:日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2021年10月期_実績調査)の実績を持つクラウド型WAF「攻撃遮断くん」で培った累計2.1兆件以上のビッグデータを活用し、ユーザー毎に最適なルールを自動で適用する。サイバー脅威情報監視チーム「Cyhorus」によって最新の脅威にもいち早く対応。また、国内有数のシグネチャカスタマイズのノウハウを元にしたテクニカルサポート(一部プランのみ対象となる)も合わせて提供している。

サイバーセキュリティクラウド=https://www.cscloud.co.jp/
アイレット=https://www.iret.co.jp/


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