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ブランディングテクノロジー、中小・地方企業3000社の実績から導いた成功パターンによる施策提案システム「ブランディングバンク」をリリース

2021.11.20 19:17 更新

 ブランディングテクノロジーは、11月5日から、DX時代の生き残りにかける中小・地方企業にブランド・マーケティング戦略を“見える化”し、既存顧客3000社の実績から導いた成功パターンによる最適な施策を提案、業績成長を実現する「ブランディングバンク」をリリースした。11月19日に行われた説明会では、「ブランディングバンク」を提供するに至った背景や特徴などについて発表した。

 「当社は、中小・地方企業に対し、“らしさ”をブランドとして形づくり、デジタルシフトを推進。これによって、各業界における営業、採用、組織の課題を解決している」と、ブランディングテクノロジーの木村裕紀社長が挨拶。「中小企業が抱えるマーケティング専門人材の不足やデジタルマーケティングのノウハウ不足といった課題を解消できる価格を抑えたサービスが提供できないかと考えた」と、中小企業向けのサービスをリーズナブルに提供するべく、システムを考案したとのこと。「顧客のブランド・マーケティング資産をデータ化。成功事例・リサーチから体系化された業界別ノウハウデータを掛け合わせることで、成果の再現性を高めることができる『ブランディングバンク』を開発した」と、中小企業向けのブランド・マーケティングDX「ブランディングバンク」の開発に至った経緯について説明した。「『ブランディングバンク』では、中小企業の人材不足やノウハウ不足を解消し、デジタルシフトを支援する。また、価格を抑えて提供。業界別ノウハウを活用し、データを蓄積し掛け合わせて運用することでデータ精度が高まる仕組みとなっている」と、循環型のシステムなのだと教えてくれた。「『ブランディングバンク』に蓄積されたデータをもとに戦略を管理し、成果の再現性を高めていくことが必要と考えている」と、中小・地方企業がDX時代を生き残るために必要不可欠な“ブランド戦略”を提案していくと意気込んだ。

 ブランディングテクノロジー 執行役員 黒澤友貴CMOが中小・地方企業のデジタルシフト推進に潜む罠や、その罠を回避し事業成長するために必要なことについて紹介した。「中小・地方企業のデジタルシフト化への課題として、広告運用やデザイン制作などわかりやすいデジタル施策を外部に依頼して、“取り急ぎ”体裁を整える表面的な最適化で終わってしまっている。その原因として、戦略から実行までを一気通貫で描く、設計できる人がいない。つまりマーケティング責任者やデジタル責任者不在といった人材・ノウハウ不足が深刻になっている」と、デジタルシフトに失敗する構造を解説する。「中小企業では、極端に小さなPDCAサイクルを回しているだけになっている」と、デジタル投資は、表面的な局所最適化に陥りやすいのだと訴える。

 「中小・地方企業は、専任マーケターやマーケティング組織がない中でも成果を出していく必要がある。そこで、当社では中小企業の事業成長に再現性を持たせるためのマーケティングDXとして、データによって再現性を高める『ブランディングバンク』を開発。さらに、専門人材不足を解消するべく、プロフェッショナルサービスを提供。ノウハウを体系化して少額から成功体験を積み上げるといった課題解決サイクルを構築している」と、戦略データを蓄積・運用することで、人に依存せずに成果を出せる仕組みを構築したのだと紹介する。「業界別に成果を出す勝ちパターンは決まっている。それだけに、戦略が明確になっていればデジタル投資の成功確率は高められる」と、中小企業の“人材不足・ノウハウ不足”を解消し「再現性」ある事業成長を実現していくと述べていた。

 ブランディングバンク利用者の声として、エイ・エヌ・エスの赤澤博史社長が登壇した。「当社は平成元年に創業のソフトハウス。社長就任当時は、3社を合併。社員の世代も文化もバラバラで、企業としての軸を1つ作り直す必要があり、ブランディングテクノロジーに声をかけた」と、「ブランディングバンク」を利用した理由について説明する。「まず、社内外からヒアリングを行い、当社のブランディングレポートをまとめてもらった。会社の強みや弱みを言葉にしてもらうことで、可視化することができるようになった」と、会社として今着手しなければいけない課題解決が明確になったのだという。「ブランディングがしっかり定まったことで、業績もアップ。企業理念がしっかりしたことで、経営者と社員が目指すべき方向性が一つになった」と、社内の意識も大きく変化し、それがプラスになっていると説く。「中小企業こそブランディングが必要と改めて感じている。ブランディングテクノロジーが提案する『ブランディングバンク』は、データを蓄積し、それを可視化。永続的にブラッシュアップできるツールであると感じた」と、「ブランディングバンク」に大きな期待を寄せていた。

 「ブランディングバンク」のサービスの流れは、まず、企業にかかわるあらゆる要素である“ブランド・マーケティング資産”のデータを入力。入力データと、既存顧客3000社から導いた業界別の成功パターンや顧客リサーチデータを掛け合わせることで、“成功パターン”を導き出す。そして、フレームワーク活用によってブランド戦略の全体像を“見える化”したシートを作成。シートを基に施策を実行・PDCAを回してもらう。データに基づいた顧客接点をさらに最適化。データの精度を上げていくという。

 なお、“ブランド・マーケティング資産”とは、企業における「ブランド戦略」や「経営・事業戦略」「マーケティング戦略」はもちろん、自社が持つ「商品・サービス」や「市場における優位性」、さらには勤めている「人」や会社の「設備」、掲げている「ミッション」など、企業にかかわるあらゆる要素を、同社では“ブランド・マーケティング資産”と呼んでいるとのこと。あらゆるステークホルダーの観点からのデータを蓄積し分析することで、デジタルによって広がった顧客接点の可能性や競合となり得る企業などを整理し、デジタルシフトによって目指す戦略が明確になるという。

 今後は「ブランディングバンク」のデータベースから、業界別・課題別に成功パターンを抽出し、企業の業績成長に再現性を持たせることで、どんな中小・地方企業においてもブランドを軸に戦略立案できるような環境=“ブランディングの民主化”を目指していく考え。

ブランディングテクノロジー=https://www.branding-t.co.jp/


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