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土屋鞄製造所、家でランドセルを試着できるレンタルサービスを強化し対応数2倍弱の約450個に

2021.06.18 17:59 更新

 工房系ランドセルメーカーの老舗、土屋鞄製造所は、家でランドセルを試着できるレンタルサービスの取り扱い点数を2倍弱に増やし、“ラン活”の山場である夏休みに備える。6月中旬から対応点数を順次追加し、7月中旬の予約申し込み分までに約450個まで増やす。対象は、来年度入学用ランドセル全61種となる。

 コロナ禍の外出自粛により「『ラン活』に出遅れている」という消費者や、外出はなるべく避けたいというニーズに応える考え。

 同サービス「レンタルランドセル」は、2泊3日でランドセルの背負い心地や使い勝手などを自宅で試せるとのこと。料金は3000円(税込)で、送料・返送料は無料、配送前に消毒を徹底するなどウイルス対策も行っている。

 コロナ禍の「ラン活」を見据え、今年(2021年)3月に初めて、このレンタルサービスを導入したところ、店舗に行かなくても実際の重さや色味、デザインを確認できる点が好評で、初回受注分は即受付終了。その後も人気モデルは、受付開始数分で予約が埋まる状況が続いているという。

 現在、利用者の約2割の人が2本以上のランドセルをレンタルし、色やデザインを比較して検討している。また、店舗のある都府県に比べて店舗のない地域の利用者数が約2.5倍多くなった。レンタルサービスで、これまで捉えるのが難しかった遠方からの新たな需要を取り込むことに成功している。レンタルの取り扱い点数を2倍弱の約450個に増やすことで、夏休みのランドセル商戦に対応する考え。

 性別の枠にとらわれないカラーを目指して開発した、来年度入学用ランドセルの新シリーズ「RECO(レコ)」(7万9000円:税込)の販売が好調とのこと。今年3月10日の注文受付開始から3ヵ月間の集計で、全61製品のランドセルのトップ5のうち4製品を「RECO」が占めている(6月10日時点)。

 「RECO」は、「色選びの自由を広げる」というコンセプトのもと、性別を問わないジェンダーレスなベーシックカラー全5色(ディープレッド、ブラウン、ネイビーなど)を採用。鮮やかな原色ではない、モダンでシックな色が引き立つよう、背あてや内装は同系色に揃え、すっきりとしたデザインに仕上げている。

 「子どもの個性に合わせて好きな色を選んでほしい」という思いから、カタログやWEBサイトでは、性別で分けた製品案内はしていないとのこと。「RECO」は、そうした考えを形にした商品となっている。

 来年度分の販売は、全国11都府県15店舗(直営店12店[10都府県]と提携店3店[3都県])で行っている。

[「レンタルランドセル」サービス概要]
貸出期間:2泊3日 (例:金曜日に到着→日曜日に返却)
料金 3000円(税込)/回、送料・返送料無料
申込方法:毎週水曜午前10時から、WEB サイトで受付
対象モデル:2022年入学用全モデル計8シリーズ61種類

土屋鞄製造所=https://tsuchiya-kaban.jp/


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