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日比谷花壇、Zoomを利用しオンラインで参列する「リモート葬儀」サービスを提供開始

2021.04.28 18:11 更新

 日比谷花壇は、「日比谷花壇のお葬式」で、関係者全員がリモート会議システムのZoomを利用しオンラインで参列する、「リモート葬儀」サービスの提供を4月27日から開始した。緊急事態宣言下や非常時といった、人々が一堂に会す通常の葬儀が開催できない状況下でも、大切な人との最後のお別れを執り行いたいという生活者のニーズに応えるためのもので、自宅から安心安全な環境で、会葬者が心の整理をするきっかけとなり、故人への感謝の気持ちを伝える機会として利用してもらうことを目的としている。

 日比谷花壇では昨年5月1日から、葬儀に参列が叶わない一部の方に向けて、YouTube Live配信を通じた葬儀の無料中継サービスを提供しているが、今回提供を開始する「リモート葬儀」は、参列する全員がPCやスマートフォンからZoomを通じてアクセスするもので、お寺の本堂で導師に読経(浄土宗に対応。その他の宗派は要相談)をしてもらう様子を視聴し、焼香、弔電の読み上げや喪主挨拶といった通常の葬儀同様の流れに参加するもの。Zoomを利用することによって、参列者の映像や声も届き、直接会うことが叶わない状況下でも式場から葬儀を一方通行で配信するのではなく、一堂に会しているかのような双方向型の葬儀を実現する。「リモート葬儀」では参列した人が不安なく、葬儀に臨んでもらえるように専任の司会進行役が中継をサポートし、配信オペレーターも1名専属する。葬儀では、利用者から提供される写真などをもとに故人との思い出を偲ぶスライドを用意し、参列者と思い出を語り合ってもらう。また、喪主の家に花を届けたい、参列者に返礼品や食事を届けたい、といった通常の葬儀で行われるサービスにも柔軟にオプションサービスとして対応する。

 日比谷花壇が昨年12月に実施した「コロナで変わりゆく人間関係とお葬式の価値観の調査」で、コロナ禍での葬儀は「故人と社会的な繋がりのある方に参列してもらい告別の場を設けること」を制限または自粛すると答えた人が全体の85%以上に上った。コロナ禍で全国から親戚や友人を葬儀に案内しづらいだけでなく、身内でさえ状況によっては葬儀を取りやめて火葬のみにする場合もある。「葬儀をしたかったけれど火葬しかできなかった」、「お別れをしないままにお骨になってしまった」という声も聞かれ、どんな非常時でもきちんとお別れができる葬儀のあり方として「リモート葬儀」を活用してもらいたい考え。

 日比谷花壇は、葬儀を執り行う生活者の想いを大切にした、様々なスタイルの葬儀をプロデュースしている。現在、日本中が一丸となって感染拡大抑止に取り組む中、適切な予防策を講じるとともに、生活者の個々のニーズに応えながら気持ちに寄り添ったお葬式サービスを提供できるよう努めていく考え。

[開始日]4月27日(火)

日比谷花壇=https://www.hibiyakadan.com/


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